編み物でできるボランティアについて 国内から海外まで

皆さんは、ボランティアニットという言葉をご存知ですか?

国内はもちろん、世界中の貧困や極寒の中で生きる子どもたちのために、ニットの帽子やマフラーなどを編み、贈ることです。海外向けのものが多く、色々な編み物教室などで開催しています。

販売するほどではないけれど、自分の編み物作品が、世界の子どもたちのために何か役に立てるなら、と思う人におすすめの仕事です。

ボランティアニットとは?

ボランティアニットは、言葉通り「利益」を求めるために編み物をすることとは、全く逆の仕事になります。

しかし、自分がやることが少しでも誰かの役に立ったら嬉しい、という気持ちがあるなら誰にでも参加できるボランティア活動になります。

編み物で参加するボランティア

ボランティアにも色々な活動があります。お金を寄付する人、災害地での活動の手伝いをする人、地域の人のために子ども食堂や電話相談員などを受ける人など様々です。

他人と関わるのは苦手、決められた時間では参加が難しい、器用で手芸などが好き、編み物が好きという人が参加しやすいボランティア活動がボランティアニットです。

極寒地の子供たちの温かい服、野鳥のヒナの巣などを手編みする

世界には、経済的に困窮し、充分な食事や衣類が手に入らない子供たちが大勢います。

日本では、自治体や企業が回収した古着や、ボランティアニットというものをこういった子供たちに贈っています。寒暖の差が激しい南米やアフリカの国々では、皆さんが編んだマフラーや手袋、セーターが防寒着として子供たちの命を守る役割をするかもしれません。

また、寒い地域で生きる野鳥のヒナの巣を手編みする、といった活動もあります。

編み物作品を人の役に立てる喜びがある

編み物が好きと趣味で編み続けていても、それをタンスの肥やしにしてしまうこともあります。とはいっても、販売する方法が解らなかったり、販売しても手数料や送料を入れたら赤字になってしまうこともあります。

それなら、もっと人の役に立てる、喜んでもらえるという仕事がボランティアニットです。自分が編んだ編み物で子供たちに喜んでもらえる、という人の役に立てるという喜びや充実感を感じることができます。

余った毛糸を活用することもできる

古くなったり、編み物をしたときに余ってしまった毛糸を活用することができます。セーターを編んで余った毛糸で帽子やマフラーを編んでみる、といった活用ができます。

確かに、頻繁にセーターやカーディガン・ベスト・ショールを編む人なら、色々な色が余ることがありますね。こういったものを活用して小物を作ってみましょう。

ボランティアニットに参加する方法

ボランティアニットに参加するといっても、普段教室などに加入していないとなかなか情報が入りません。そこでインターネットで調べるといった方法があります。

インターネットやSNSでボランティアニット募集記事を探す

インターネットでは、ボランティアニットと検索すると募集記事などが出てきます。

ボランティアニットには色々と決まりがあるため、すでに編んだものをすべて利用できるとは限りません。しっかりと確認することが大切です。

ネットで一般的に募集がかかるボランティアニットは、海外のものが多くありますが、国内の養護施設の子どもたちに贈るものもあります。

国内の子どもたちに贈るボランティアニットの方が、比較的気軽に参加できますので、初めての人はこちらから参加してみるのも1つかもしれません。

期日までに指定通りの作品を編む

海外への発送には、色々な規制もあります。どんなものでも利用できるわけでは無いボランティアニットでは、作品が指定されていることもあります。

何でも贈ってもらえれば喜んでもらえるということではありません。作品を集約する人は、贈る相手側が一体何を必要としているかを事前に調べて、指定します。作品を送る先の指定通りの作品が、どんなものか、必ず確認しましょう。

せっかく編んでも指定のサイズに達していないと、送付してもらえないことになります。

指定の編み図がダウンロードできるケースが多い

指定の編み図がダウンロードできるケースが多くあります。そこで、どんな作品を仕上げるのかしっかりと調べます。

ただし、常時募集をしているわけではありませんの、見切り発車で作品を作るのではなく、しっかりと編み図がアップされてから作業をして下さい。

使う毛糸が限定される場合もある

化学繊維が多い編み物は、好まれない場合があります。ほとんどの募集サイトで毛100%、またはそれに近いもの(毛70%以上)を指定しています。

国内の養護施設の子どもたちに贈るボランティアニットではあまり厳しくありませんが、海外の場合は決められた法人が一括して配送するため、色々と指定があります。

また、あまり派手すぎるものは、他との差が出てしまいます。周囲の人と同じような作品を贈るということも大切です。

指定どおりの発送方法で送付する

編み物作品は、指定された場所で一括して受付をします。その後国内外に発送されますので、まずは個人で参加の人は、指定どおりの発送方法で送付することになります。期日も決められていますので、しっかりと確認をしましょう。

指定倉庫などへの送料がかかる

指定された倉庫までの配送に関しては、参加する人の自費になります。たくさんの作品を送る場合はそれなりに送料もかかります。

別途寄付金が必要な場合もある

海外向けのボランティアニットに参加する場合は、別途寄付金が必要な場合もあります。700円~1000円くらいの場合もありますが、しっかりと調べて参加しましょう。

例えば、ニット帽子を4~5枚送った人は、700円の金券が必要だったとのことです。

海外向けの梱包・輸送費など

海外向けのボランティアニットでは、梱包や輸送費も参加する人の自己負担になります。一括して配送しますので、個人で送付するわけではありません。

しかし、その分の負担金はかかりますので、募集しているところで確認することも必要です。

ボランティアニットに参加する時の注意点

ボランティアニットに参加する時には、参加する団体や贈る場所によってちがいますので、しっかりと調べてから参加しましょう。

材料費や送料は自費

材料費はもちろん自分の家庭にある毛糸を利用しても良いですし、自分で不足分の毛糸を用意してもいいです。ただし材料費は、すべて自費となります。

かかる費用を事前にしっかり確認する

かかる費用は事前にしっかりと調べておきましょう。

いざ、家庭にある毛糸だけで参加できると思って始めてみたものの、規定の毛糸ではない、思ったよりも経費が掛かることを後から知った、では気持ちも持続しません。

どれくらいの費用がかかり、自分の許容範囲で作業ができるのかをしっかりと確認してから始めましょう。

子供用といえどもセーターなど編むのは大変

編み物が好き、大人のセーターは大変だけれど子ども用ならできるのでは、と始めてみたものの意外と大変なことに気がつくこともあります。セーターは大きくても小さくても、手間がかかります。

決して楽ではないことを覚悟の上で始めましょう。

期日までに編み終わり発送完了しないといけない

ボランティアニットの作品を発送する時は、集めたものを一斉に送付します。発送し集約している場所に期日までに届かないと、一緒に送付することができません。

そのため、期日までに必ず編み終わり発送完了をし、相手側に届くようにしましょう。

指定の編み図を読める

編み図が読めるのは、編み物をする人にとってとても大切なことです。自己流の人は自分の編み方が編み図どおりなのか、手芸店などで確認するのも良いですね。

まずは、指定の編み図を読めるようにしましょう。

早く編む工夫

一斉に海外発送するボランティアニットでは、9月ごろに募集が開始され、1カ月くらいで発送になってしまうこともあります。他に仕事を持ちボランティアですき間時間に編むという人は、早く編む工夫も大切です。

期日を守るということも大切なことの1つ、と心がけて下さい。

編み物でできるボランティアについて 国内から海外までのまとめ

ボランティアだから、といっても簡単に参加できないことがたくさんあります。

せっかくの善意が無駄にならないためにも、決まりをしっかりと確認して自分の作品が、誰かの役に立つようにしましょう。