初めて猫を飼う時の猫の選び方と準備するもの

近年猫ブームが来ているので、ペットとして犬を飼うより猫を飼う人の方が多くなってきました。その理由の1つに犬のように散歩がいらないということがあげられます。猫は、とてもかわいくて見ていて飽きない動物です。

そんな猫を飼いたいと思ったら、まずは猫について知ることから始めましょう。猫の種類もたくさんあり、スコティッシュフォールド、マンチカン、ベンガルなどさまざまです。種類や毛の長さ、性別などで性格などに違いがあります。

自分にぴったりの猫の選び方や準備について初心者の方向けに詳しくご紹介しましょう。

初めてでも飼いやすい猫

猫は、犬と比べると散歩に連れていく必要もなく、トイレもしっかり覚えてくれてくれるので、世話があまりかからないペットだと言われています。

甘えてすり寄ってきたり、ちょっとすましたりするしぐさもかわいい猫ですが、初めて猫をペットとして飼おうと思ったとき、飼いやすい猫はどの猫になるのでしょうか?

生態について知る

猫は、ライオンやトラなどと同じネコ科に属するので、肉食系のハンターとしての血を持っています。獲物を捕らえるという本能があり、獲物にいた動きをする猫じゃらしなどには身体が勝手に反応してしまうという訳です。

ペットとしての猫には、ハンティングという機会はまずありませんが、ストレスや運動不足の解消のために、それに近い遊びは大切だと言えるでしょう。

もともと、単独の狩りをして暮らしていた猫は、他の物に邪魔されずに狩りができ自分で身の安全を守る場所をとても大切にしていました。猫は縄張り意識が強いので、基本的に家の中を自分のテリトリーとし、他の猫がそこに侵入すると怒るということもあります。

また、猫は夜行性で、一日の中で寝たり起きたりを繰り返し、より夜の方が多く活動しています。特に、ネズミの活動時間と同じ夕方から夜と明け方とされています。

猫の性格の違いを知る

おとなしい/活発/鳴き声が小さい/甘えん坊

猫は、品種でも性格に違いがありますが、長毛種と短毛種でも違います。一般的に穏やかでおおらかな猫が多いのが長毛種で、活発でやんちゃ、いたずら好きで人懐っこいのが短毛種という場合が多いです。

また、犬のように吠えることもなく鳴き声が小さいのも人気の一つと言えるでしょう。

性別による違い

性格/体格

オス猫は、体格がガッチリしていて細い目で鼻が尖っていて比較的シャープです。顔つきは猫っぽい猫が多いですね。性格は、やんちゃで遊び好き、人懐っこく飼い主さんが大好きな猫が多いです。

メス猫は、しなやかな体つきで丸みを帯びた顔で大きくぱっちりとした目が特徴的です。性格は、気分屋でプライドが高い猫が多いです。

子猫と成猫、どっちがいい?

初めて猫を飼う人には、子猫よりも成猫の方がいいと言われています。子猫は、愛らしくかわいいしぐさがとても魅力的ですよね。しかし、子猫の場合は、病気や事故のリスクが高く、いたずらなども多いので慣れていないと戸惑うことも多いでしょう。

その反面、成猫だと健康面や性格において安定しているので、初めての人でも飼いやすいと言えるでしょう。

自分の生活スタイルや、猫とどう接したいかを考える

家をあけることが多い/一緒に遊びたい/スキンシップを楽しみたい(抱っこなど)

家をあけることが多い場合は、留守中に家の中を荒らされないように爪とぎをたくさん置いておく、猫の注意をひいてしまうものが出ていないかの確認が必要です。猫に困った行動をさせない環境を工夫しましょう。

猫を飼う前に確認しておくこと

ペットとして猫を飼う場合、費用面や世話の仕方、寿命などについては知っておかなければいけません。家族の一員として猫を迎えるにあたって何が必要なのかを考えましょう。

費用面の確認

餌/トイレ/おもちゃなどの日用品

猫の年齢に合わせた餌や食器、トイレとトイレの砂、爪とぎやおもちゃなどは必要でしょう。また、首輪やキャットタワー、ケージなどもあった方がいいのでしょう。猫は、高低差を必要としますので、キャットタワーでなくても高さの違うカラーボックスなどでも代用できますよ。

餌やおやつもどれくらいの物を買うかによって変わってきますが、ある統計によれば年間約4万円、1カ月で約3,500円かかるとされているので、そのくらいだと考えておきましょう。

ワクチン/病院代

猫のワクチンは、病院によって異なりますが、3種混合で約3,000~5,000円、7種混合で約5,000~7,500円です。

病院代は、病院によって異なりますが、全額負担に加え初診料や再診料が掛かることがあります。

留守中のエアコンなどの電気代

猫を飼うと留守中のエアコンによる電気代がかかることも頭に入れておきましょう。真夏や真冬の気温で猫が体調を崩さないようにエアコンを入れてあげる必要もあります。

世話をする時間が取れるか?

餌やりと給水/トイレ掃除(汚れていると我慢してしまう)

猫は、トイレを我慢してしまうと膀胱炎や尿路感染症などの病気にかかってしまう可能性が高まります。猫にとって、ストレスのかからない環境作りが大切です。

ブラッシング(長毛種/短毛種)

猫にブラッシングは必要なのでしょうか?そう疑問に思う人もいるかもしれません。猫は、自分で毛をなめて整えるグルーミングという行動をとります。しかし、長毛種の猫は、毎日のブラッシングは欠かせません。

長毛種の場合は特に毛が長すぎるので、何もしないと毛玉だらけになってしまいます。毛玉になるとそれによって皮膚が引っ張られ、皮膚炎の原因になってしまいます。もし、ブラッシングをしなければ、毛玉ができカットしなければいけないようになります。

長毛種は、毎日2回程度のブラッシングが必要ですが、短毛種はお手入れが楽です。週2~3回ほどのブラッシングでOK!それに1回のブラッシングが短時間で済みます。

寿命(10年以上一緒に暮らすことになる)

猫は、1歳を過ぎると成猫で立派な大人とされ、人間でいう18歳にあたります。猫は7歳を過ぎると徐々に老化が始まりだします。そして、猫の寿命はだいたい15年と言われています。最近では、猫も長寿命になり、20年以上生きる猫もいます。

猫と暮らすためのポイント

私たちが、猫と共に幸せに暮らすにはどうすればいいのでしょうか?お互いにストレスがないように、猫のしつけは大切です。

猫のしつけ

トイレ/爪とぎ/行ってほしくない場所

猫はもともと、排泄物の上に砂をかけて隠す習性があるので、トイレのしつけは難しくないといえます。室内に猫砂などを用意し、衛生的な環境をきちんと整えてあげれば、1日~1週間で覚えるでしょう。

猫の爪とぎは、習性なので無理にやめさせると大きなストレスになることがあります。猫が爪をとぐのは、するどい爪の維持、マーキング、リラックスなどの気分転換、自己アピールなどによるものです。

そのため、爪とぎをやめさせるのではなく、ここなら爪とぎをしていいよという場所を作ってあげましょう。爪とぎは、生後2か月頃になると始まりますので、爪とぎの用意が必要になります。

家の中には、猫に行ってほしくない、行くと危険だという場所があると思います。そういう場合は、室内空間に手を加え、扉やドアにドアストッパーやバリケードなどで工夫をしましょう。

また、逆にどの部屋を猫が移動しても大丈夫なようにすると言う方法があります。危険な物は取り出せないようにしまい、お風呂の水は必ず抜くなどすれば、人間と生活空間を共有できます。

習性を利用する

猫は、きれい好きな習性なのでトイレが汚れていたりすると我慢したりすることがあります。病気に繋がってしまうことがあるので、トイレの場所を静かで落ち着く場所にし、きれいに保ってあげることが大切です。

猫の褒め方と叱り方

猫を褒めるときには、犬のように言葉や撫でるなどでは効果はなく「おやつ」が一番です。猫がいいことをしたらすぐにご褒美のおやつをあげましょう。自分の行動とご褒美のおやつが関連付けられたら猫は学習していくでしょう。

猫を叱るときに大声を上げたりするのは逆効果です。叱りたいときには、「天罰」が効果的です。その行為をすると嫌なこと(天罰)が起こるということを学習させるということです。

しかし、飼い主がその行為をしたと猫にわかると良くありません。嫌われたり、隠れて悪さをしたりするので注意しましょう。

猫の嫌がることはしない

機嫌がいい時のサイン

猫の機嫌がいい時は、前足を交互に「ふみふみ」「もみもみ」などと動かしているとき、身体をこすりつけてくるとき、仰向けになりおなかを見せているときなどがそのサインです。このような甘えたモードのときは、たくさんかまってあげましょう。

怒っているときのサイン

猫が怒っているときは、しっぽを左右にパタパタ動かしたり、しっぽが急に太くなったり、喉の奥から「シャーッ!」と鳴いたり、低い声で「ミャ~オ~!」と唸るなどのときです。

怒りのサインを見付けたら、構ったりせずにそっとしておきましょう。

猫を飼いたい初心者必見!初めて猫を飼う時の猫の選び方と準備するもののまとめ

猫は、とてもかわいく人にとって癒される動物です。それにより、近年人気が高まっていて猫を飼いたいと思っている人も年々増えています。猫をペットとして飼うときは、猫の習性についてよく理解し、愛情を持って接することが大切です。

また、甘えてくれる活発な猫がいいのか?気品のある大人の雰囲気を醸し出す猫がいいのかなど、自分に合った猫を選びましょう。猫が発しているサインを見逃さなければ、猫を飼うことで、楽しく豊かな生活が送れますよ。