ペットシッターとして開業するには?開業準備を詳しく紹介します!

ペットシッターになった場合には、会社や店舗などに就職するケースと自分で開業するケースがあります。

自分で開業してみたいと思う人も少なくないと思いますが、多くの人はどのようにしたらいいのかわからないのではないでしょうか。

ぜひご自分で開業したいと思う人のために、この記事ではペットシッターの開業に必要な準備や手続き、費用などを詳しく解説しています。

ペットシッターの開業に必要な準備

ペットシッターとして開業するために、準備しておきたいことがあります。

必要な資格の取得

開業する場合は動物取扱業の届出が必要

独自で開業する場合は「動物取扱業」の登録が必要となりますが、ペットシッターは「保管」の申請が必要です。

また、ペットシッターと同時にしつけやドッグトレーニングなどを行う場合は「訓練」の申請も必要になります。

資金の準備

最初から事務所を構える人は多くいません。電話とFAX、携帯電話があれば自宅でも開業できるので開業資金はそれほど必要ありません。10万円以下で開業できる場合もあります。

スタイルやコンセプトの決定

個人、フランチャイズ

個人で開業するかフランチャイズに加盟して開業するか決定します。それぞれメリット・デメリットがあるのでよく考慮して決めましょう。

アピールポイント、差別化

ペットシッターは留守中に自宅に上がり込むわけですから、信用される人間でなければいけません。

また、近年では女性の一人暮らしや高齢者世帯が増えてきています。お客様の中には女性のシッターがいいという人もいます。そこで女性中心で行っていることをアピールポイントの1つにすることができます。

マーケティング

対象エリア・ターゲット層

対象エリアの居住者の家族構成などをチャックする必要があります。ペットを飼育している居住者が多い地域であるか、また子供のいない共働き世帯が多い地域であるかなどマーケティングが必要です。

競合・ニーズのリサーチ

開業する地域に競合する会社があるか、しっかりとリサーチする必要があります。

集客準備

<Webサイト、SNS、チラシ>

Webで検索したときに引っかかるようにWebページを作ります。

また、SNS上で店舗の情報を拡散させます。チラシなどを作成して配布するのも効果的です。

料金設定

リピート獲得

依頼を受けた際にお客様に好印象を与えれば、リピーターになってもらえる可能性があります。

リピーターが増えれば安定した収入に結びつきます。

リピーターを増やすことも考慮して料金を設定しましょう。

運営書類の準備

運営をしていくうえで必要なのは、お客様との契約条件等を明記した運営書類です。しっかりとした書類でないと何かあった時にトラブルになりかねません。

そのためにも書類不備や書類不足のないようにしましょう。必要な書類は次の通りです。

1.利用条件、免責事項を定めた利用規約

2・申し込み契約書

3・カルテ

4・個人情報取り扱いに関する取り決め

5・報告書テンプレート

6・特定の商品売買をする場合には特定商取引法に基づく記載

繁忙期対応

年末年始やゴールデンウィーク、お盆などは帰省する人や旅行に出かける人が多くいます。

そのため、留守中のペットの世話をしてほしいという依頼が増えてきます。通常の日々よりも数倍忙しくなります。このような時にも対応できるようにしておく必要があります。登録制のスタッフを確保するなど繁忙期への対応も考慮しましょう。

ペットシッター保険への加入

ペットシッター保険に加入しなければいけませんが、補償額やリスクを保険会社と相談して加入しましょう。

ペットシッターの開業手続き

ペットシッターの開業にあたり、必要な手続きをおさえておきましょう。

自治体に「動物取扱業」の申請、動物取扱業者の登録を行う

自治体に「動物取扱業」の申請をします。動物取扱業は「販売」「保管」「貸出」「訓練」「展示」の5種類に分類されます。ペットシッターはこのうち「保管」を目的として登録を行います。

「しつけ」をも行う場合は同時に「訓練」の登録もします。

事業所ごとに専属の動物取扱責任者を、常勤職員の中から1名以上配置することが義務

常勤職員の中から1名以上動物取扱責任者を配置することが義務付けられています。

売り上げが見込める場合の税金対策

翌年青色申告をするために税務署へ開業届提出

売り上げがある場合は確定申告をしなければいけないので、そのために税務署に開業届を提出しておきましょう。

個人開業・フランチャイズそれぞれのメリット・デメリット

個人開業

メリット

①料金設定は自由

シッターの料金は自由に設定できます。他社よりも安く設定して集客をはかることができます。

②自分のペースで働ける

働く時間などはお客様次第ですが、お客様と相談してある程度の時間の調節ができ自分のペースで働くことができます。

デメリット

①ノウハウの習得はすべて自力

運営の仕方などのノウハウの習得はすべて自力で行わなければいけません。

フランチャイズ

メリット: ノウハウを教えてもらえる

運営の仕方や集客方法など必要なノウハウを教えてもらうことができます。

デメリット: お金を支払う必要がある

月々お金を支払う必要が出てきます。支払金額については会社によってさまざまです。

ペットシッター個人開業にかかる費用

開業するにあたっては資金がかかります。必要な費用について詳しくみていきましょう。

「動物取扱業」登録費用

種別・施設ごとに15000円

ペットシッターは「保管」で申請します。申請手数料は15000円かかります。

また、「しつけ」を行う場合は「訓練」で申請しやはり15000円かかります。開業する時点で「しつけ」を行うことが決まっている場合は「保管」と「訓練」を同時に申請すると、2種別での申請で割引になります。

Webサイト作成・維持費

ホームページなど無料で作成できますが、依頼する側としては安っぽいイメージに映ってしまうと大事なペットを預けるのはやめるでしょう。

そのため、しっかりしたペットシッターであると思われるには、ある程度しっかりとしたホームページにすべきです。業者にもよりますがオリジナリティーを求めるのならば20万円程度を目安としましょう。維持費はドメイン代とサーバー代で月1000円程度です。

広告費

店舗の営業は自分で行う必要があります。チラシを作り配布したりWeb上で広告を出したりする際の広告費がかかります。

備品・書類・消耗品等

①パンフレット・名刺

パンフレット制作や名刺なども必要になります。

②運営書類

お客様との契約書、領収書、報告書などの運営に必要な書類を作成する必要があります。

ペットシッター保険料

ペットシッター保険に加入しなければいけませんが、補償額やリスクを保険会社と相談して加入しましょう。

ガソリン代・交通費

依頼主である飼い主の自宅での仕事となるので、出向く際の交通費やガソリン代がかかります。

ペットシッターとして開業するには?開業準備を詳しく紹介します!のまとめ

ペットシッターとして開業するために必要なのは、まず動物取扱業の登録が必要となります。

まずは、個人で開業するのか、フランチャイズの加盟店になって開業するのかを決めます。開業する地域のマーケティングも必要になります。そのうえでアピールポイントを考えます。

開業前には料金の設定や集客の準備をしなければいけません。

また、事前にしっかりと整備された運営書類などを用意しておきましょう。

自宅で開業する場合の開業費用は10万円ほどですが、ホームページなどを最初からしっかりとしたい場合などにはその分費用を上乗せしましょう。交通費やガソリン代、ペットシッター保険料などは個人で支払う必要があります。

この記事を参考にしてペットシッターとして開業を考えてみませんか。