ペットシッターはどんな仕事?ペットシッターの仕事内容を解説

あまり聞きなれない言葉であると思いますが、ペットシッターというのをご存じですか?

ペットシッターはその名の通り、ペットのお世話をする仕事です。動物が好きな人にとってぜひやってみたい仕事なのではないでしょうか。

そこで、ペットシッターの仕事内容とやりがいなどについて、ご紹介します。

ペットシッターとは?

まずは、ペットシッターについて詳しくみていきましょう。

飼い主が不在の間に自宅へ行き、ペットを預かる仕事

ペットシッターとは、いわゆる飼い主の自宅にてペットを預かり、飼い主の代わりとなって責任を持てペットのお世話をする仕事です。

食事・トイレのお世話

いつも飼い主が行っているように、ペットに食事を与えたりペットのトイレのお世話をおこないます。

散歩・室内遊びなどの運動の手助け

ペットの散歩、またペットが室内で遊ぶ際に一緒に遊びます。ペットが過ごしている間、危険がないように見守ったりと、ペットが普段している生活が送れるようにします。

ペットホテルとの違い

ペットが過ごす環境が違う

ペットシッターとペットホテルの違いですが、ペットが過ごす環境が大きく違います。

ペットホテルでは他の動物と一緒に過ごすこともあります。

また、ペットホテルを利用する場合には、ワクチン接種が義務付けられていたり、ノミ、ダニ予防を済ませておかなければいけないなど利用条件があります。

ペットシッターは自宅に呼ぶのでそういった条件はなく、ペットは普段通りの生活を送ることができます。

ドッグシッター・ドッグトレーナーとの違い

ドッグシッターはペットシッターと仕事内容は同じですが、犬を専門としています。ドッグトレーナーは犬のしつけやマナーなどを教えるために犬を預かりトレーニングする仕事です。

ペットシッターはさまざまな動物を対象とする

ペットシッターは犬だけではなくペットであれば他の動物も対象となります。

うさぎ、熱帯魚、爬虫類、両生類など多岐

ペットシッターがお世話をする対象となるペットは、うさぎ、鳥類、熱帯魚、爬虫類、両生類など多岐にわたります。

また、昆虫の場合もあります。

しかし、派遣する会社によっては対応する動物の種類が制限される場合があります。

ペットシッターの仕事内容

次に、ペットシッターの実際の仕事内容についてみていきましょう。

ペットの種類や大きさや性格、お世話の時間と範囲についてヒアリング

ペットシッターの仕事をするうえで大事なことは事前にペットの知ることです。

電話やメールで情報を聞き出しておき、当日打ち合わせの場合

電話やメールでペットの種類や大きさ、性格、お世話をする時間帯を聞き出しておき当日に打ち合わせをします。

事前に一度面会をする場合

事前に一度面会をして実際にペットのことを見学したり、ペットがどのように生活をしているか観察します。

自宅で過ごすための環境についての把握

ペットが自宅で過ごすための環境について把握が必要です。

餌やトイレ、遊び方について

餌の時間や量、どのように与えるか、トイレについてなどの衛生面やペットの遊び方などを把握します。

住宅の間取り、カギの開け方、電気の付け方や空調機器の操作方法

ペットが過ごしている住宅についても情報が必要です。住宅の間取りやカギの開け方、電機などの照明の付け方や空調機器の操作の仕方なども知る必要があります。

散歩の情報

犬などは毎日の散歩が必要となるので、散歩について情報を得る必要があります。

いつもの散歩コースを教えてもらう

ペットがいつも行っている散歩のコースや時間帯を教えてもらいます。

その他(場合によって)

健康管理

ペットの健康についても管理する必要があります。

例えば、老犬の介護をする必要があります。おむつを替える、食事の介助、また寝たきりの場合は、寝返りの介助などもおこないます。

しつけのトレーニング

自宅でできる簡単なしつけやマナーなどを教えるトレーニングをおこなう場合もあります。

トリミング(会社による)

派遣する会社にもよりますが、ペットシッターがトリミングのできるトリマーであった場合、ペットにトリミングをしてくれる場合もあります。

体調を壊した場合は病院へ連れて行ったり、看病する

預かっているペットが体調を崩したり、何か少しでも異常があった場合は、直ちにペット行きつけの動物病院にて受診させることもおこないます。

ペットシッターの魅力・やりがい

ペットシッターのやりがいはどんなところにあるのでしょうか。ペットシッターの魅力についてみていきましょう。

魅力

たくさんの動物とふれあえる

ペットシッターの魅力は何といってもたくさんの動物とふれあえるということです。動物の好きな人にとってはたまらない魅力といえます。

自分のペースでのびのびと働ける

ペットシッターは依頼された自宅に行ってペットのお世話をするのですから会社務めと違い、きちんとペットの普段通りの生活に合わせさえすれば、自分のペースでのびのびと働くことができます。

やりがい

預かったペットと心を通わせ、やりとげる

預かったペットのお世話をして、そのペットと心を通わせることができると、やりとげたという達成感を味わうことができます。

困っている飼い主を助ける

ペットを飼っていると、どうしても長時間あるいは数日間出かけなくてはいけない場面が出てきます。今まではペットホテル等に預けるというのが一般的でしたが、ペットのストレスなどを考えると毎回ペットホテルにばかり預けるのも難しいところです。

ペットシッターは、そんな困っている飼い主さんを助けることができます。

リピート率が高い

一度ペットシッターを利用した飼い主さんは、ペットが普段通りに生活できることで安心してペットを預けることができますので、再びペットを預けるようになりリピート率が高くなります。

ペットシッターの仕事の大変なところ

やりがいのあるペットシッターの仕事ですが、大変なところについてもおさえておきましょう。

飼い主とのコミュニケーション

ペットシッターの仕事は大事なペットを預かるのですから、ペットばかりではなくペットの飼い主とのコミュニケーションをはかることも大事な仕事です。

飼い主との信頼関係

セキュリティ面を不安がられる

留守宅を訪問するのですから、飼い主が一番不安に感じることはセキュリティの面です。

何かを取られはしないかとか不安があると、信頼関係が得られずペットシッターの仕事は難しくなります。

ペットをちゃんと世話してくれているのか心配がられる

飼い主は、大事なペットのことをちゃんとお世話をしてくれているか心配になってしまいます。信頼関係ができていれば安心して預けてくれるでしょう。

家の中の余計なものを見られるのでは?

普段ペットが使わない部屋や棚や引き出しの中など見られてしまうのではないかと、不安に思ってしまう飼い主さんもいると思います。完全に信頼を得られないとペットシッターとしての仕事は難しいといえます。

預かったカギの紛失

ペットシッターはカギを預かります。鍵を紛失することでセキュリティの面で大変なことになってしまうほか、信頼を一気に失くしてしまうので細心の注意が必要です。

ペットにケガをさせてしまう

飼い主にとって一番悲しいことは、大事なペットがケガをしてしまうことです。ペットにケガをさせないようにくれぐれも気を付けるといった配慮が必要になります。

ペットシッター自身のケガの危険

威嚇・なついてくれない

ペットだけではなくペットシッター自身もケガをしてしまう危険性があります。犬の場合には、犬によっては人見知りで知らない人になかなか慣れなかったり、臆病な犬の場合は威嚇してきたりとなついてくれない場合があります。

噛み癖、暴れるなどペットの性格が狂暴

噛み癖がある犬などにより噛まれたり、犬の性格が狂暴である場合があります。

大型犬のとびかかり

大型犬の中には人が好きで思わずとびかかってしまう犬もいます。小型犬なら大丈夫なのですが大型犬の場合は、とびかかられたほうはケガをしてしまう危険性があります。

時間帯・繁忙期

早朝・夕方、長時間の場合も

ペットシッターの仕事の時間帯は、ペットを散歩させる時間で多い早朝や夕方などが多いです。

また、飼い主の都合により長時間になることもあります。

土日、大型連休、年末年始など空けておく必要

散歩や食事は毎日のことで、ペットのお世話にお休みはありません。そのため、土日や大型連休、年末年始など仕事が入ることがあるので予定を空けておく必要があります。

ペットシッターの一日

ペットシッターの一日は大変です。早朝から深夜までかかることもあります。基本的に依頼主である飼い主さんのスケジュールに合わせて仕事をします。

以下で3件の依頼主であるお客様宅に訪問・仕事をして、新しく1件の依頼を受けた日の一日を紹介しています。

07:30~ お客様A様宅を訪問:犬の食事、散歩、ハウスの清掃

10:00~ お客様B様宅を訪問:猫の食事、散歩、ハウスの清掃

11:30~ 新規お客様と事前打ち合わせ

12:30~ 休憩

16:00~ お客様A様宅を訪問:犬の食事、散歩、ハウスの清掃

18:30~ お客様C様宅を訪問:犬と猫の食事、散歩、ハウスの清掃

お世話が終了した際には、お世話をした内容やその時のペットの様子などを飼い主さんに報告するための書類を作成します。

あくまでも飼い主さんに合わせて仕事をしなければいけないので、時には深夜にまで及ぶことがあります。

ペットシッターの働き方

では、ペットシッターとして働くためにはどうしたらよいのでしょうか。みていきましょう。

派遣会社に登録

近年ではさまざまなペットが飼われるようになり、それに伴いペットシッターを利用する人も増えてきました。ペットシッターの派遣会社も全国的に増えてきました。ペットシッターとして派遣会社に登録する方法が一般的です。

企業・店舗に就職

正社員、アルバイト

企業や店舗に就職する場合もあります。会社によっては正社員やアルバイトの募集がかかっている場合があります。

開業

独自

ペットシッターを独自で開業するという方もいます。ペットシッターの資格を習得し、実務を経験しいくつかの申請を行えば独自で開業できます。

フランチャイズ

ペットシッターの資格はあるけれど実務経験がなく、独自で開業するのは不安という方はフランチャイズで開業を目指してみるのもおすすめです。

ペットシッターはどんな仕事?ペットシッターの仕事内容を解説のまとめ

ペットシッターとは飼い主が不在の間に自宅へ行きペットのお世話をする仕事です。食事やトイレ、散歩や室内遊びなどペットが普段通りの生活ができるようにします。ペットシッターの仕事は動物が好きな人にとってはとても魅力があり、またやりがいのある仕事です。

しかし、その仕事はとても大変で、飼い主としっかりとした信頼関係を築く必要があり、またなついてくれないペットや噛み癖があったり狂暴な性格のペットのお世話をしなくてはいけない場合があります。

ペットシッターとして働くには、派遣会社に登録したり、企業や店舗に就職するなどできます。

また、独自で開業したりフランチャイズで開業することもできます。

動物が好きでたまらない人や、動物のために何かをしたいと思う人はぜひペットシッターの資格を取って働いてみませんか。