必見!犬のストレスサインの原因と対策

犬も人間と同じようにストレスを感じます。飼い主でしたら、犬が何に対してストレスを感じているか知りたいのではないでしょうか。

ここでは、犬が発するストレスサインの原因とその対策を紹介していますので、大事な愛犬のためにぜひ参考にしてください。

犬のストレスサインとは?

まずは、犬がおこなうストレスサインについて詳しくみていきましょう。

犬がストレスを感じたときに出すサイン

犬も人間と同じように、いろいろな理由でストレスを感じます。そのストレスは、自分だけではどうにもならないことが多くあります。

そんなとき、犬は相手に対し助けを求めるサイン、いわゆる「SOS」を発します。

そのサインのことをストレスサインといいます。飼い主は愛犬のストレスをいち早く軽減するために、愛犬の発するストレスサインを見逃してはいけません。

何気ないしぐさの中にあらわれる

犬のストレスサインは、普段よく目にするしぐさの中に表れます。

ですから、うっかりすると見逃してしまう可能性があります。普段から犬の行動をよく観察し、犬のカーミングシグナルを見極め、それがストレスサインであった場合は、早期に犬のストレスを排除する必要があります。

些細なことをストレスに感じる場合もある

犬は人間と同じように、些細なことでストレスを感じる場合があります。人間にとっては何気ないことでも、犬にはストレスの原因となる場合があります。

暑さや寒さ匂い、ちょっとした環境の変化などや不安や緊張、孤独感などです。

原因が傷みなら治療、欲求不満の場合は生活改善を行う

犬は、様々な理由でストレスを感じます。そのストレスが病気やケガの痛みによるものであれば、治療をする必要があります。

また、ストレスが欲求不満からくるのであれば、その原因を見つけ生活を改善する必要があります。

犬が感じるストレスの種類と原因

実際に犬が感じるストレスをいくつかご紹介しましょう。

心理的ストレス

不安・緊張・孤独

犬の性格は一般的に、人間に対しては人懐っこくとても友好的な動物として知られており、昔からペットとして飼われています。

さらに、知らない人に対しても興味津々です。それゆえに、とても寂しがり屋ともいえます。ですから、孤独になることをとてもストレスに感じます。

家族(人・犬)が増える

犬は孤独を嫌うので、飼い主の配偶者や子供、またほかの動物などの家族が増えたりすると飼い主の愛情が他にうつるのではないかという不安におそわれます。その不安がストレスとなります。

環境が変わる、引っ越し

人間が環境が変わるとストレスになることがあるのと同様に、犬も環境の変化が大きなストレスとなるときがあります。

 

引っ越しなどで見慣れない場所や見慣れない人々、見慣れない散歩コースなどが不安や緊張などの感情を招きます。

飼い主家族の不仲

犬は大変敏感な動物です。飼い主の家族が仲が悪いと察知してしまいます。

また、飼い主達が気づかないうちに、家族の不満などを犬に向けてしまうことがあります。犬にとっては喧嘩の怒鳴り声などが、大きなストレスとなっている可能性があります。

身体的ストレス

暑さ・寒さ

暑さや寒さの感覚は、人間と犬では違います。人間にとってはちょうどいい室温でも、犬にとっては暑すぎたり寒すぎたりします。

例えば、長毛の犬種は比較的暑さに弱いです。

また、犬は明るすぎる照明は苦手としていたり、嗅覚が鋭いため芳香剤などがストレスになる可能性もあります。

空腹

人間も空腹になるとイライラしますよね。それと同様に犬も空腹になるとストレスを感じます。

運動不足

犬は動くことが大好きな動物ですので、散歩が毎日の楽しみのひとつである場合があります。

飼い主が出不精であったり、何かの事情により十分な散歩ができていない場合、運動不足になり犬にとってストレスとなる場合があります。

疲労(過度な運動)

犬は適度な運動が必要ですが、それはあくまでも若くて健康な犬の場合です。犬が高齢な場合などは普通の散歩でも過度な運動になりえます。運動することが過度になるとストレスとなります。

散歩

すべての犬が散歩好きというわけではありません。中には他の人や他の犬とあうのが恐怖と感じる場合があります。その場合散歩に行くこと自体がストレスになります。

犬のストレスサイン

犬があらわすストレスサインについて見ていきましょう。

震える

犬が濡れた体の水分を振り払うように身震いする行動をしたときは、不安や恐怖によりストレスを感じているサインです。

そういうときは、相手に対し恐怖を抱いているので、恐怖心を取り除き安心させるために声を掛けるなどして、犬を安心させてあげることが必要です。

しっぽを下げる

犬がしっぽを普段よりも下げるときは、緊張によりストレスを感じているときです。

さらに、強い不安や恐怖を感じるとしっぽを後ろ足に巻き込むようにはさみます。このようになった場合は一刻も早く犬が感じている恐怖を取り除く必要があります。

動物病院などは仕方ないですが、他の場合は恐怖を感じた対象から引き離し安心させましょう。

あくびをする

人間は眠くなるとあくびが出ます。

しかし、犬の場合は眠いときだけでなく不安や恐怖など感情が高ぶりストレスを感じたときに、あくびをします。

よく犬を叱っているとき、犬があくびをすることがあります。その場合犬は興奮して叱っている飼い主に対し恐怖を感じ「もう反省しているから、落ち着いて!」という気持ちの表れです。

その行動は、ストレスサインなのでそれ以上叱ってしまうと犬はさらに恐怖を感じストレスになってしまいます。

舌を出してハアハアする

暑くもないのに舌を出してハアハアする行動を「パンティング」といいます。

この行動は犬が緊張しているときにする行動です。そのときはストレスを感じた場所や相手から離れ、犬を落ち着かせます。

目や顔をそらす

犬は相手を威嚇するとき相手と目を合わせます。目があったときは戦いが始まる合図です。

ですから、犬がそっぽを向き目をそらすのは、相手に対する恐怖がストレスになっているといえます。この場合は、いち早くストレスの対象から離れ安心させる必要があります。

繰り返し舐める、噛む

犬が体の一部を舐めたり噛んだりすることがあります。この行動も感情が高まったことによるストレスサインで、自分自身を落ち着かせるための行動です。

そのまま放っておくと、舐め続けた場所が皮膚の病気になってしまうことがあります。執拗に同じところを舐めているようでしたらストレスの原因を見つけいち早く解決する必要があります。

鼻をなめる

犬が自分の鼻をぺろりとなめる行動は、緊張したときにストレスを感じます。犬は鼻をなめるとき舌を出します。このように、鼻をなめることにより相手に敵意がないことを伝えるための行動でもあります。

飼い主に対し、このサインを示した場合、緊張をほぐすように優しく声を掛け安心させることがおすすめです。

ストレスが及ぼす犬への悪影響

ストレスは犬にとっても、悪影響です。

ストレスを放っておくことで悪影響を及ぼす

人間もストレスを受け続け、それ放っておくと精神的におかしくなってしまったり、病気になってしまうことがあります。

同じように、犬もストレスを放っておくと悪い影響を及ぼすことがあります。普段できていたおすわりや伏せができなくなってしまったり、急に凶暴になってしまった時は、ストレスを放っておいた悪影響かもしれません。

具体例

攻撃行動

犬は、昔群れで暮らしていました。だから群れの仲間である他の犬を意味なく襲うことはありません。その習性から現在でも他者や他犬を襲ったりしません。

しかし、受け続けたストレスを放っておくと他者や他犬、あるいは物に対し攻撃行為をとる場合があります。このような攻撃的行為は犬にとっては、相手から反撃される場合があり大変危険な行為です。

多くの場合、犬がこのような攻撃行動を取るときは、精神的に追い詰められており自分自身を守ろうとしているからです。

対策としては犬がストレスを受けた要因を見つけ取り除く必要があります。

食欲不振

犬も人と同じで、ストレスにより食欲がなくなってしまうことがあります。食欲不振が長く続いてしまうとやせてきてしまいます。体重の急激な減少は病気に繋がる可能性があります。

日頃の食事量より少なくなっていたら、その原因となったストレスの要因がなんであるかを知り、対処する必要があります。

下痢

人もそうですが腸は神経細胞がたくさんあり第2の悩と呼ばれています。ストレスを受けた場合、脳からの刺激を腸が感じ取ってしまうときがあります。それにより下痢になってしまいます。

原因であるストレスがなくなると下痢は治りますが、いつまでも下痢が続いてしまうと命に関わるので注意が必要です。

嘔吐

犬は、ストレスが原因で胃腸炎になる場合があります。嘔吐の場合、ストレスが原因だとストレスがなくなると治りますが、いつまでも続く場合は病気の可能性があるので動物病院に連れて行くことをおすすめします。

脱毛

人と同じように犬もストレスを受けると脱毛してしまう場合があります。人の円形脱毛症と同じように部分的に抜けるので、季節の変わり目の生え代わりとの区別がつきます。

必見!犬のストレスサインの原因と対策のまとめ

犬はストレスを感じるとサインを送ってきます。そのサインは何気ないしぐさの中にあらわれるので、見逃さない様にしなければいけません。

犬のストレスは、心理的なことが原因である場合と身体的なことが原因である場合があります。

ストレスサインは多くあるので、きちんと見極め早期に対処するようにしましょう。

犬が感じているストレスをそのままにしておくと、犬の体に様々な悪影響を及ぼしてしまうのでストレスサインを見逃さないようにすることが必要です。

そのためには、日頃から愛犬の様子をよく観察することが大切です。大切な愛犬の体だけでなく心を守ることは飼い主の務めでもあります。