犬が目をそらした!犬が目をそらす意味と接し方を解説

飼い主さんの多くは、愛犬に目をそらされた経験があると思います。何か嫌われることをしたのではないかと心配になってしまいますね。

なぜ、目を合わせてくれないの?と犬に聞いても犬は答えられません。思わず愛犬の顔を覗き込んではいませんか?その行為は愛犬にとってストレスになっているのです。そんなバカな!と思うでしょうね。

そこでここでは犬が目をそらす意味や慣れない犬への接し方を詳しく解説します。

犬が目をそらす意味とは?

犬が目をそらすときはどのような時でしょうか、詳しく解説していきます。

ストレスから逃れるため

犬が目をそらす行動は、ストレスを感じているカーミングシグナルで、ストレスサインでもあります。犬はストレスを感じると感じているストレスから逃げようとして、目をそらします。

伝えたいこと

「注目しないで」

犬は目をそらすことにより「もう見るのはやめて!」「これ以上注目しないで!」と伝えています。見られるとさらにストレスが増すからです。

「敵意をもっていない」

目を合わせることは相手に対し敵意があり、喧嘩を売っていることと同じになります。

したがって目をそらすのは「敵意はもっていません」「攻撃はしないので安心して!」と伝えるためです。

目をそらす場面

犬は、どんな時に目をそらすのか、みていきましょう。

自分の気持ちを抑えるとき

冷静になろうとしている

犬が目をそらすときは、犬はなんらかの事情により興奮した状態になったときに自分自身の気持ちを落ち着かせ冷静になろうとするときです。

立場が上のものと目があったとき

上下関係を気にしている

犬は群れで行動していた動物です。ですから、犬同士の中では上下関係がはっきりしています。

犬の群れでは上下関係は絶対で立場が上の者には逆らいません。犬は常に上下関係を気にしているといえます。

喧嘩をさけるため

犬が目を合わせるのは、戦闘開始の合図でもあります。敵意がないときは目をそらし喧嘩を避けます。他犬や他人、他の動物との無用な争いを避けるために目をそらすのです。

服従心の表れ

犬は、相手に対し敵意がないと目をそらします。自分より立場の上の者に対しては目を合わせることはありません。

飼い主に対して目があったときに愛犬が目をそらしたのであれば、それは飼い主のことを立場が上のものであると認め、飼い主に対する服従心の表れです。

都合が悪いとき

病院へ行く、いたずらをしたなど

犬にとって病院に行くときやいたずらをして叱られたときなどは、目をそらします。犬は嫌な病院に行くときやいたずらをしたときは、後には嫌なことが起きるとわかっています。

そして、とても緊張しています。そんなときに目をそらします。

見て見ぬふりをする

犬は人と同じで嫌なことが起きる事態が予想されると、見て見ぬふりをしてやり過ごそうとします。

例えば、歯磨きやシャンプーなどで準備をした後、犬の名前を呼んでも目を合わせず聞こえないふりをすることがあります。

目をそらさない意味は?

逆に、犬がめをそらさないという場面もあります。どのような時か解説していきましょう。

目を合わせる行動は喧嘩を売っている状態

犬は相手に敵意がないと示すために、相手と目を合わせません。

逆を言えば、目を合わすことは敵意があり「攻撃するぞ!」と喧嘩を売っている状態といえます。

飼い主を自分よりも下にみている

もし、飼い主と目があっても犬が目をそらすことなく、そのまま飼い主と目を合わせたままであったら、犬にとって飼い主は自分よりも下の立場の者であると認識している証拠です。

じっと見つめる犬には注意

吠える、キバが出ている場合は敵意がある

犬は自分より下の者に対しては、目を合わせます。特に、キバをむき出しにしたり、吠えながらじっと見つめてきたら要注意です。敵意があり、今にも攻撃する寸前で大変危険な状態です。

目をそらさない場合の例外もある

自分に気づいてほしい

犬は飼い主が好きで好きでたまらず自分の存在に気づいてほしい思いから、飼い主をじっと見つめてくる場合があります。

飼い主に近づかず、けれど飼い主から見える距離のところで、飼い主とアイコンタクトを取ろうとします。必死に飼い主の目をじっと見つめ、自分の存在を示してきます。

好意的な欲求がある→ご飯、遊ぶ、散歩など

犬はお腹が空いてごはんが欲しくなったり、また飼い主に遊んでほしいときや散歩に連れて行ってほしいときなどの好意的なおねだりをするとき、飼い主をじっと見つめてきます。

中には今にも涙が出るのではと思うほど目を潤ませながら必死で訴える犬もいます。

慣れない犬への接し方

初対面の犬など慣れない犬と接するときも目線については、少々気を付けたいポイントがあります。

初対面の犬とはむやみに視線を合わせない

犬は基本的にアイコンタクトを嫌う

何度も述べているように、犬は目を合わせると攻撃の合図ととられます。つまり、無用な争いを避けるために犬は目を合わせません。

犬にとってアイコンタクトはストレスになるので、犬は基本的にアイコンタクトを嫌います。

怖いと思わせない

犬の目を正面から見続けると、犬は自分に対し攻撃を仕掛けてくると思ってしまいます。恐怖を感じ不安になってしまいます。

ですから、犬に怖いと思わせてはいけません。初対面の犬をじっと見つめることは、犬に恐怖を与えることになり上手に接することが難しくなります。

大きな声をあげない

「かわいい!」などに注意

かわいい犬を見かけるとついつい大きな声で「かわいい!」と声を上げてしまう人がいます。

しかし、注意しなければいけないのは、いきなり大声を上げられると犬はびっくりしてしまい、なにかされるのではないかと恐怖に感じてしまいます。

ですから、どんなにかわいくても大声を出さないように気をつけておきましょう。

抱き上げようとしない

人は犬を抱き上げるとき、犬の正面から近づいて上から覆いかぶさるように両手を差しのべます。

犬は、自分より高い位置から覆いかぶさられると、恐怖を感じてしまいます。

犬に正面から急ぎ足で近づくのも、犬にとっては恐怖に感じる行動です。かわいいからといってむやみに抱き上げようとしないことです。

先に信頼関係を築くこと

初対面の犬と仲良くなるために大事なことは、焦らないようにすることです。いきなり大声を上げたり抱き上げたりする行為は、犬に恐怖を与えるだけです。

先に犬と十分な信頼関係を築き、いかに自分が安心できる人間であると認識してもらう必要があります。信頼関係を築いてから少しずつ慣れていくことをおすすめします。

慣れない犬と仲良くなるのに必要なことは、先ず信頼関係を築くことです。

犬が目をそらした!犬が目をそらす意味と接し方を解説のまとめ

犬が目をそらす場面は多くあります。自分の気持ちを抑え冷静になろうとしているとき、無用な争いを避けるため、立場の上の者に服従心を示すためなどです。

また、時分の都合が悪くなって緊張してしまったり、困った状態になり見て見ぬふりをするときです。

犬が目をそらさないときは、相手に対し敵意があり攻撃をするという合図です。飼い主に対し目をそらさないときは、飼い主のことを自分より下の立場と認識しているということです。

しかし、目をそらさない場合の例外もあります。

飼い主に自分の存在を気づいて欲しいときや、ごはんや散歩などの好意的な要求をするときには目をそらさず見つめてきます。その違いは普段から愛犬を観察し接している飼い主であれば、見極められるはずです。

愛犬の目がとてもキュートでかわいかったとしても、飼い主さんは犬の目をじっと見つめることは控えるようにしましょう。かわいらしい愛犬がストレスを抱えてしまってはかわいそうですよね。