教えます!犬がトリミングで暴れる理由とその対処法

愛犬のトリミング悩んでいませんか?トリミングの時に暴れてしまう‥大きな音が怖くてビクビクしている‥連れて行きたいけれどトリマーさんに迷惑かけそう‥できないと断られてしまった‥どうして暴れるのか理由がわからないからどうしようもない‥などの飼い主さんの声を多く聞きます。

以前はトリミングできたのに、急に暴れるようになってしまったという声もあります。大切な愛犬の健康を考えるとトリミングに連れて行きたいですよね。ではどうすればいいのでしょうか。

ここでは、愛犬のトリミングに悩んでいる飼い主さんのために、なぜ暴れるのか理由を知りどう対処すべきかをお教えします。ぜひ参考にしてください。

犬のトリミングまでの手順

まずは、トリミングを始める前の準備です。

ベイシング(カット前にするシャンプー&ブロー)

ベイシングが苦手な犬が多い

トリミングの手順として、まずベイシング(カット前にするシャンプー&ブロー)をしますが、このベイシングを苦手としている犬が多いのも事実です。

犬がシャンプーを好きになるか否かは、生まれて初めてのシャンプーによって決まります。初めてのシャンプーの時に、悪い経験をしてしまうとシャンプーが嫌いになって暴れてしまいます。

トリミングテーブルの上でセット

落ち着きがないときれいなカットができない

トリミングテーブルの上にセットしてカットするのできれいなカットをするためには、犬を落ち着かせなければいけません。そのためには、犬に、カットをするトリミングテーブルの上では大人しくしているものだと教える必要があります。

犬がトリミングを嫌がる理由

なぜ嫌がるのでしょうか?理由があります。細かくみていきましょう。

人見知りでシャイな性格

成犬になるまでサロンやショップでトリミングをしたことがないため、知らない場所で知らない人に触られることに恐怖や不安を感じて暴れてしまいます。

されていることが不快

犬によって敏感な部分は違います。その敏感な部分を触られて刺激されると不快に感じてしまい、嫌がって暴れている可能性があります。

トラウマがある

シャワーの温度が熱すぎたり、または冷たすぎたり、爪を切る時出血したり、バリカンやハサミでケガをしたりなど‥犬は1度でも不快な経験をしてしまうとトリミングをすることが苦痛になってしまい、トラウマとなってしまいます。そのトラウマによりトリミングを嫌がるようになってしまいます。

トリマーとの相性が悪い

犬と人にも相性というものがあります。ちょっとしたことで、犬はトリマーさんとの相性が悪いと感じてしまうことがあります。そうすると、そのトリマーさんに体を触られるのを嫌がり、暴れたり噛んだりして「この人は嫌だ」と行動で主張します。

暴れる犬への飼い主の対処法

どんなにやさしく声をかけても暴れてしまうときは困ってしまいますよね。そんな時の対処法をいくつかご紹介します。

サロンやショップで見学をする

トリミングをする時に、愛犬がサロンやショップでどのように扱われているかを知るため、初回は必ず見学しましょう。最近はガラス張りのサロンやショップが多く見学することができますが、中には見学禁止のサロンやショップもあります。そのようなサロンやショップは避けた方がよいといえます。

普段の生活で慣れさせる

シャンプーを嫌がらなくするために、散歩などの外出後に足回りやお尻などを洗う習慣をつけるなど普段の生活から水に慣れさせておきましょう。

飼い主がいると興奮するようなら視界に入らない

愛犬が人にかまってもらうことを嫌がるのではなく、嬉しくて暴れてしまう場合は、飼い主さんがいることで、より興奮して落ち着かなくなってしまいます。そのような時は愛犬の視界に入らないように注意しましょう。

まずはスキンシップを取る

まず、トリマーさんにスキンシップを取ってもらうところから始め、徐々にサロンやショップに慣れてもらいましょう。

子犬の頃から慣らす

毛の伸びが遅くても、子犬の頃から3~4週間に1度サロンやショップでトリミングをして慣らしていきましょう。

トリミング後によくあるトラブルと対処法

さあ、トリミングが終わった!とおもったら何か様子がおかしいなどという場合があります。トラブルと対処法を知っておきましょう。

ケガをして帰ってくる

トリミングする前からケガをしている場合があります。トリミング後にケガをする場合はシャンプーカット後の違和感で暴れたり、切ったばかりの爪で体を掻きむしったりして傷を負うことがあります。

また、粗刈りや粗切りと呼ばれるシャンプー前のカットで、皮膚を挟んでしまう事故が起きやすいです。被毛が伸びすぎた状態や毛玉のある状態ですと、皮膚の状態が確認しにくく、また毛玉に薄く伸びた皮膚が巻き込まれている場合があります。

対処法

事前にボディチェックをしておきます。

毛玉のない短いカット状態を保っておきましょう。

震えて帰ってくる

犬は環境や音を気にしますので、以前と環境が違ってしまうと不安になったり、怖くなってしまう場合があります。

対処法

犬の性格を考えて、トリミングサロンやショップを選びましょう。

痒がる

トリミング前から皮膚に赤みがあり、シャンプーの刺激やドライヤーの熱でそれらの赤みに痒みが出ることがあります。バリカン負けをしてしまうこともあります。

対処法

事前に皮膚を確認しておきます。

次回のトリミングの際には、「バリカン負けが気になるのでバリカンは軽めに」と頼むようにします。

爪からの出血が止まっていない

白い爪は血管の位置が確認できますが、外から血管が確認できない爪の場合血管の先端を確認しながら切っていきます。この時に血管を一緒に切ってしまうことがあります。

爪から出血してしまった場合には、パウダー状の止血剤が使われます。止血剤を用いた場合は、ざらざらした地面やアスファルトを歩いたりすると、止血剤が取れて再び出血することがあります。

対処法

トリミング後に爪をチェックし、出血があった場合は担当者に申し出ることです。

爪が短いと血管の位置を確認しやすいので、爪はまめに切って短い状態を保つとよいでしょう。

目がしょぼしょぼしている

ブラシやハサミが目にあたったりドライヤーによる熱さや乾燥、カットした毛が目に入ったり、自分で目を引っ掻いてしまったりなど原因はたくさんあります。

対処法

トリミング後に目をチェックし、毛が入っていたら担当者に取ってもらいましょう。

また、動物病院に相談、目を保護する「目軟膏」をつけておくと安心です。仕上がり後に目まで管理しているトリミングサロンやショップを選ぶことをおすすめします。

教えます!犬がトリミングで暴れる理由とその対処法のまとめ

犬がトリミングを嫌がる理由として、知らない場所で知らない人に触られることを不安に感じる、されていることを不快に感じる、トラウマがある、トリマーさんとの相性などがあります。

その対処法として、まずは飼い主さんがトリミングサロンやショップで愛犬がどのように扱われているか、きちんと知るべきです。そのためには愛犬の初めてのトリミングは必ず見学しましょう。

また、愛犬を普段の生活から水に慣れさせたり、トリマーさんにスキンシップを取ってもらい徐々にサロンやショップに慣れさせていきましょう。子犬の頃からサロンやショップでトリミングをして慣れさせることも必要です。

愛犬がトラウマを抱えないために、トリミング後のトラブルに対処することも必要です。

犬は話すことができないので、暴れるなどの行動で訴えています。愛犬が何を嫌がっているかよく観察して、その訴えに対処していきましょう。そうすることが、飼い主さんと愛犬との絆を深める第一歩になります。