すぐ始めたくなるベランダ菜園の魅力とその概要について

マンションやアパート住まい、都市部で庭がない一軒家に住んでいる皆さんは、ベランダをどう利用していますか?

洗濯物を干す場所として活用しているだけになっていることも多いです。

しかし、食費の節約や美味しい採れたての野菜を食べたいと思い、家庭菜園を考えている人も増えています。

ベランダで家庭菜園を始めてみたいと思っている皆さんのために、ベランダ菜園の魅力についてご紹介をしましょう。

ベランダ菜園とは

ベランダ菜園は、アパートやマンション、家のベランダやバルコニーの場所を利用して、プランターや袋を使って色々な野菜や果物を育てる家庭菜園のことです。

ベランダでプランターや袋などを使って手軽に始める家庭菜園のこと

ベランダで野菜やハーブ、果物を栽培するには地面に直接種や苗を植えて、育てるわけにはいきませんね。

そこで便利なものが、袋やポット、プランターを使って手軽に始めることができる家庭菜園です。

ベランダ菜園の魅力

それでは、ベランダ菜園は、どういったものになるのでしょうか。

育てる喜び

植物も生き物です。動物とは違いますが、植物を育てる喜びというのもひとしおです。芽が出て葉が出て、そして実がなったときの喜びは、育てる喜びを知ったものしかわかりませんね。

それが子供ならなおさらです。家庭菜園の良いところは、親子で一緒に育てる喜びも味わうことができます。

生活の中に緑がある癒やし

マンションやアパートでは、無機質な空間を華やいだ空間にしたり癒しの空間にするためには、小物や綠の植物を飾ることが大切です。

無機質な部屋やベランダに、緑があるとそれだけでもほっとした気持ちになることができます。

子どもの食育

子どもの味覚は、人が生きるために絶対に必要な糖質(甘いもの)を食べるところから始まります。

そのため、市販の野菜が苦手ということも良くあります。

しかし、自分が育てた野菜なら愛情もあり、いつもの市販の野菜は食べない子どもでも食べることがあります。

野菜の育て方を身近で学び、そして嫌いな野菜が食べられるようになることで、子どもの食育にもなりますね。

新鮮な野菜

家庭菜園の野菜は、採れたて新鮮です。ベランダーや室内の袋やポット、プランターで育てるために農薬も必要ありません。

安全安心な野菜

自宅で育てた野菜のため、新鮮で無農薬のため、味も違いますね。もちろん、安心安全、獲りたてのためビタミンCの減少につながりません。

食費の節約

意外と高い、ハーブや薬味野菜、香味野菜も簡単に作ることができます。食費の節約にもつながります。

初心者におすすめの野菜・ハーブ 10選

それでは、初心者でも簡単に取り組める、家庭菜園におすすめの野菜やハーブをご紹介しましょう。

また、植え付け時期と収穫時期、苗の選び方、おすすめの食べ方もご紹介しますね。

ベランダ菜園といえばこれ「ミニトマト」

ベランダ菜園初心者が取り組みやすい一番のおすすめはミニトマトになります。

ミニトマトには、一般的な赤いミニトマトの他に、黄色やオレンジ・グリーン・黒(ダークレッド)などがあります。

アイコと呼ばれる細長いもの、イエローアイコ、先がとがっているルピーノ、こくパリなどがあります。

ミニトマトは、種から育てる方法もありますが、簡単に育てることができるのは苗から育てる方法です。

苗は、次のような点に注意して良いものを選びましょう。

①本葉が7枚以上あるもの

②葉の色が濃いもの

③花・つぼみがついているもの

④節間が狭く、茎がまっすぐ

⑤虫がついたり葉が縮れていないもの

⑥室内で育てる時は、背丈が高くならない品種

良い苗を選んだら、品種にあった袋やプランターを選びます。

室内の場合は袋に、ベランダならプランターを置いて苗を植えます。根は深く増えるほどしっかりとします。

トマトの実がなったら、サラダやカレーの具、オムレツなどにも入れて楽しみましょう。

すぐに収穫したいなら「ラディッシュ」

ラデッシュは、真冬以外ならいつでも収穫することができます。

3月から11月に種まきをして、20~30日で実がなり、すぐに収穫ができるため、家庭菜園初心者の人にも楽しむことができます。

必要なものは、ラデッシュの種、培養土、プランター(2リットルのペットボトル)だけです。

ラディッシュの株は大きくならないので、浅型のプランターや植木鉢、大きなペットボトルで十分に育てることができます。

1つの小型プランターでも、10~20個以上の収穫が可能です。

ラデッシュは薄くスライスしサラダやメインディッシュの浅漬け、炒め物にも利用できます。

採れたて野菜でサラダが作れる「ベビーリーフ」

ベビーリーフは、採れ立て野菜でサラダの具にすることができます。

ベビーリーフは種、培養土、10cm以上の深さのあるプランター(2リットルのペットボトル)だけで育てることができます。

ベビーリーフは、4~6、9~10月が種まきに最適です。ベビーリーフは名の通り、葉物野菜の生まれたての葉の目を1カ月以内に収穫する葉野菜のことです。3週間くらいがちょうど食べごろです。

ベビーリーフの種は、植える前に一晩水につけておくと発芽しやすくなります。

ベランダなどで栽培する時は、アブラムシなどがつかないうちに食べてしまいましょう。

サラダやお弁当の添え野菜として利用できます。

買うと意外とお高い「青しそ」

農家の庭先に、何気なく生えているのが青しそです。庭のある家の中にはいつの間にか庭さきに青しそが生えていることもあります。

こんなに簡単に栽培できる青しそですが、lスーパーで買うと意外とお高いです。

そこで、家のプランターで栽培してみましょう。

青しその苗は、4月ごろになると園芸店などで苗が販売しています。種から育てる時は、4~5月に種まきをします。

青しその苗は色がきれいで、葉がそろったものを選びましょう。種から植えたときは、芽が出たら間引きをしましょう。

青しそは害虫がつきやすいため、プランターにカバーをすると良いでしょう。

青しそは葉を摘んだら、細く千切りにしてそうめんや冷や麦のトッピングに、つくねを乗せてサンガ焼きに使いましょう。

おかずにも汁物にも使う万能野菜「葉ネギ」

葉ねぎは、味噌汁や納豆、冷奴と色々なおかずのトッピングや具に使うことができます。

葉ねぎは、真冬以外の3~10月に種蒔きをすることができます。苗の植え付けは5~10月、収穫は4~11月になります。

葉ねぎは草丈が30~40cmになったら収穫になります。収穫には数カ月かかります。1カ月ごとに追肥しましょう。

うどんやそば、ラーメンの薬味に炒めものなど色々なおかずに使うことができる万能野菜です。

毎日の食卓のアクセントに「バジル」

バジルは、苗から栽培をしましょう。

良い苗は、葉が明るい緑色で、虫食いのあとや病気により黄色く変色していないものを選びます。

茎は太く、節同士の間隔が詰まったもの、双葉がついていているものは、特に良い苗です。

4月ごろになると家庭菜園の苗を販売しているお店で取り扱っています。

花が咲くと葉が固くなるので、それ前に収穫しましょう。3~4カ月になると葉がたくさん出てきます。

バジルは、そのまま料理のアクセントにもなりますが、細かく刻んでパスタや肉料理のソースに使うこともできます。

収穫が楽しみになる「じゃがいも」

じゃがいもは、収穫が楽しみになる家庭菜園の野菜です。ポットや袋で育てるのは難しいので、近くの家庭菜園を借りるか、コンテナサイズの深めのプランターを用意しましょう。

じゃがいもは種イモから育てましょう。

じゃがいもは春蒔きと秋蒔きがあります。春蒔きのじゃがいもは2~3月に植え付けし、5~6月の3カ月後に収穫をします。

秋蒔きは、8~9月に種イモを植え付けし、11~12月に収穫をします。

種イモは小さいものならそのままで、大き目のものは切り口にシリカをまぶして植え付けます。

じゃがいもはカレーに煮物、粉ふきいも、サラダなど色々なものに使うことができます。

栄養満点で毎日のお味噌汁にも「ほうれん草」

ほうれん草にも春蒔きと秋蒔きがあります。春蒔きは3~4月に種を蒔き、5~6月に収穫をします。秋蒔きは、9~10月に種を蒔き、11~12月に収穫をします。

ほうれん草は、途中で間引きをしましょう。

収穫後は味噌汁やおひたし、炒めものなどで食べることができます。

自家製漬物を種から育てる!「小カブ」

漬物や味噌汁の具になる小カブは、春蒔きと秋蒔きがあります。春蒔きは3~6月に種を蒔き、5~7月に収穫します。秋蒔きは8~10月に種を蒔き、10月~12月が収穫になります。

小かぶは、種を蒔いて芽が育つ間に間引きをします。

小カブは、育ったら自家製漬物を作ることができます。

大量収穫でビールが進む「枝豆」

枝豆は4~5月に種蒔きをし、6~8月に収穫をしましょう。日当たりや肥料など適切な環境、育て方を守れば、収穫をすることができます。

家庭菜園の初心者におすすめ野菜の1つです。初心者向けの栽培セットもありますので、初めての人は利用するのもひとつです。

枝豆はそのまま食べることが多くありますが、米と一緒に炊く豆ごはんにもなります。

また、ひき肉や魚のたたきなどに混ぜて、ハンバーグやサンガ焼き、つみれにすることができます。

ベランダ菜園を始めるには

ベランダで菜園を始めたい、という人のために「家庭菜園」を基本からお話をしてみましょう。

最初に育てる野菜を決める

初めからあれもこれもと考えても、準備や手入れが大変です。はじめは、育てる野菜を少数に絞って始めましょう。

始める季節や日当たり、使えるスペースと相談しながら決める

まず、ベランダ菜園を始める季節を考えて、始める野菜を決めます。この時にプランターなど育てるためのスペースの広さを考えるのも、大切です。

初心者は育てやすい野菜やハーブを選ぶ

初めは害虫の駆除や追肥などが必要のない、育てやすい簡単な野菜やハーブを選びましょう。

プランターを置く場所を決める

プランターを置く場所を決めます。陽当りや風通しなどを考えて、野菜やハーブに最適な環境を決めましょう。

洗濯物や出入り口に干渉しない

ベランダ菜園で大切なことは、洗濯物を干すときの足元や出入り口に干渉しない場所を選びます。布団を干したり洗濯物を干すとき、足元で邪魔にならない場所を決めましょう。

日当たりや風通しの確認

育てる野菜によっては、日当たりの良し悪し、風通しの必要性などが違います。必ず前もって調べてから始めましょう。

必要なものを揃えて、プランターに種や苗を植える

家庭菜園を始める時は、種や苗と一緒に、植えるためのプランターなど必要なものを揃えましょう。

プランター、土、種や苗、鉢底石、スコップ、じょうろ等

基本的に必要なものは、プランター・培養土・種や苗・鉢底石・スコップ・じょうろが必要になります。

プランターに土入れをし、種や苗を植えたら、たっぷり水やりをする

プランターに土を入れたら、栽培する苗や種にあった溝をスコップで作ります。場合によっては、指で掘った土に種を入れることもあります。

種や苗を植えたら、たっぷりと水やりをします。

ベランダ菜園の注意

ベランダ菜園にも色々な注意がありますので、ご覧下さい。

マンションの管理規約を確認

マンションによってはベランダにプランターを置いてはいけない、というような規約があるものもあります。確認をしてから始めましょう。

ベランダが利用できない場合は、室内で育てることになります。

避難経路は塞がないように

マンションやアパートのベランダは避難経路になっていることがあります。隣家との間の仕切りが割れるようになっていて「避難経路」といった指摘が合った場合は、間の仕切りの前にはおかないようにします。

室外機の前にはプランターを置かない

ベランダには室外機が置いてあることがあります。室外機の排気口はエアコンを付けると熱風が噴出し、植物がダメになってしまいます。置かないようにしましょう。

排水溝は詰まらないようにこまめな掃除を

ベランダから流れた土は、排水溝に詰まってしまうことがあります。こまめに掃除をしておきましょう。台風が来るときは、前もって屋内に入れておく、風雨が当たらない場所に避難させておきます。

すぐ始めたくなるベランダ菜園の魅力とその概要についてのまとめ

いつでも自分の手元で、美味しい野菜が作れたら最高ですね。

家庭菜園を始めるための基本のお話でした。マンションやアパートでも簡単にできる野菜はたくさんあります。

新鮮な家庭菜園の野菜は、栄養価も高く新鮮で美味しく、そして安価になります。

ぜひ、家庭内で野菜を作って、新鮮な野菜をいつでも食べることができるようにしましょう。