ベランダで野菜を作ろう!プランターで手軽に作れる野菜を紹介!!

異常気象が続くと、野菜が高騰することもあります。そんな時に家庭で野菜作りができたら良いですね。

野菜を作るためには、家庭菜園の貸農園を利用したり、大きな庭が必要になります。

しかし、庭がなくても、小さなプランターで手軽に野菜を作ることができたら良いですね。ベランダにプランターを置くと、色々な野菜作りを楽しむことができます。

それでは、プランターで手軽に作ることができる野菜をご紹介しましょう。

プランターでできる野菜

プランターでできる野菜は、手軽に作ることができるものが適しています。

初心者でも手軽に作ることができる野菜には、どんなものがあるのでしょうか。

初心者でも取り組みやすいプランター栽培

初心者でも取り組みやすいプランター栽培には、あまり根が深くならない野菜が適しています。

逆に、場所をたくさん必要とする野菜を作ることは難しくなります。追肥など手間がかかったり、根腐れしやすいものも、初心者の人が取り組むと、家庭菜園が嫌になってしまいます。

そこで、はじめは手間がかからず、病害虫の心配も少ない野菜がおすすめです。

代表的なプランター野菜の作り方を5つ紹介

それでは、初心者でも簡単に作れる、代表的なプランター野菜の作り方5つをご紹介しましょう。

・ミニトマト

・ラディッシュ

・ベビーリーフ

・青じそ

・小松菜

プランター栽培といえば「ミニトマト」

プランター栽培の中で、最も簡単に栽培できるのが、ミニトマトです。ミニトマトは実がつきやすいため、栽培初心者向きの野菜といわれています。

それではミニトマトを植えてから収穫できるまでのお話です。

ミニトマトの植え付け時期

簡単に栽培できるミニトマトですが、種から育てるのは難しいため、苗を購入しましょう。

ミニトマトは5月ごろに苗を購入して植え付けをします。遅くても6月初旬までには植え付けをします。

苗は3月頃からホームセンターなどに並びますが、あまり気温が低い寒さで失敗することもあります。

GW頃が一番ちょうどいい時期になります。

植え付けの時は、支柱を立てて苗を根付かせます。

ミニトマトに必要なプランターのサイズと必要なグッズ

ミニトマトは、種から育てる時は5号ポットで育て、途中から4号ポットで育てます。

苗からの場合は、4号ポットで育てましょう。高さ、幅、奥行きと30cm以上のものが適しています。

それ以上大きなポットなら、充分に育てることもできます。

他にも、培養土・鉢底石・支柱・麻ひも・園芸用ハサミ・アルコール用除菌・軍手を用意しましょう。

ミニトマトの苗の選び方と植え方

ミニトマトの苗は、葉に厚みがあって緑が濃いものを選びます。子葉、つぼみや花がついているものを選びます。

葉先に元気があるものが良い苗といえます。

トマト全般に、成長してもつぼみや花がつかない時もあります。そこで、苗の段階でつぼみや花がついているものを選びましょう。

葉の表裏に病害虫がついていないものを選ぶのも大切です。

ミニトマト作りに欠かせないわき芽かき

ミニトマトの葉と主枝の太い茎の間から出てくる芽の部分を、「わき芽」といいます。

わき芽をそのまま放置してしまうと、主枝の栄養分を奪ってしまいます。すると、美味しい充分な実を収穫することができません。邪魔なわき芽を取り除き、甘いミニトマトを栽培しましょう。

わき芽かきをする時の注意は、株を傷をつけないようにすることです。特にミニトマトの株に傷ができると、傷口から病原菌が入りやすくなります。

そこで、わき芽を摂る時は、指でかきとるか、消毒したハサミを使用します。この時に除菌用アルコールを噴霧します。わき芽をとった後の切り口は傷口になっています。切り口が乾きやすいよう、天気の良い日に行います。

数日おきに注意してミニトマトを観察しましょう。わき芽が出たらすぐに排除することができます。

切り取ったわき芽が大きく育ってしまった時は、そのまま土にさして水をあげると、根付いて新たに苗として生長することもできます。

美味しいミニトマトを作るための、追肥と水やりの注意点

トマトの苗をプランターに植えたら、支柱を立てて麻ひもで結びます。そのあとにたっぷりと水を上げますが、植えた1週間は、毎日水を与えて下さい。

そのあとは、乾燥したら水を上げるくらいで良いでしょう。あまり水を上げ過ぎない方が、甘みが増す時もあります。

根が乾燥しないようにし、しっかりと日に当てるのも大切です。

作物に対して肥料が多すぎると「つるボケ」という状態になります。

つるボケは、葉ばかり茂って実がつかなくなることです。そこで、培養土を使ったら、あまり早くから追肥しないようにしましょう。

ミニトマトの実がピンポン玉くらいになった時から、追肥をスタートします。

その後は2週間おきに追肥をしていきます。

追肥をする時は、葉が広がった先よりも少し先の方に施します。葉の先を目安に土に肥料を施しますが、実がついた後も与えすぎないようにしましょう。

収穫(下から順に長く収穫が楽しめる)

収穫は下から順番にとっていきましょう。トマトは開花から50日くらいで収穫できますが、きちんと育てると8月末くらいまで収穫を楽しむことができます。

すぐに収穫したい人向け「ラディッシュ」

家庭菜園を始めると収穫が楽しみになります。せっかちで待っていられない、早く収穫を楽しみたいという人に最適なものがラディッシュ、別名二十日大根です。

その名前の通り20日で収穫をすることができます。

ラディッシュの種まき時期

ラディッシュは、種を蒔いた後1カ月ほどで収穫することができますので、プランターに直に蒔いてしまいましょう。

ラディッシュは、一年中種まきが可能ですが、真夏は早く実がなるものの、あまりおいしいものにはなりません。

そこで、春と秋なら種まきがおすすめです。春と秋の場合ですと30~40日で収穫をすることができます。3~5月と9~10月が一番最適な時期となるでしょう。

冬なら50~80日で収穫できますが、できるだけ適した生育温度の17~20℃程にしてあげることも大切です。

ラディッシュに適したプランターサイズと必要なグッズ

ラディッシュは、プランターに直接種を蒔くため、途中で間引きをします。

また、40cmくらいの幅の畝をつくってから種を蒔くと良いので、それよりも一回り幅があるプランターがおすすめです。

プランターの他には、防虫ネット・培養土・液体肥料・鉢底石・スコップ・軍手を用意しましょう。

種の蒔き方

種を蒔く1週間前に、プランターに培養土を入れ幅40㎝位の畝(ウネ)を作っておきます。

まず、種を蒔く時には、作って置いた畝の部分に深さ1cmくらいの筋を作ります。その中に1cmくらいの間隔で種を蒔いていきます。

種が発芽しやすいように、スコップなどを使わず、手で優しく覆土をします。そのあと、防虫ネットや寒冷紗を使って、虫がつかないようにします。

寒冷紗は寒さ予防にはなりますが、5月と9月の雨が多い時期は、中が蒸れて根腐れを起こす原因になります。時期によって防虫ネットにします。

種を蒔いてから20日くらいで発芽します。

ラディッシュ作りに欠かせない間引き

双葉が出たら、1回目の間引きをします。そして、双葉の間隔を1cmくらい開けるようにしましょう。

本葉が出て、さらに混み合ってきたら2回目の間引きをしましょう。小さい実が土の中になってくると、実が混雑してきます。そこで、最後の間引きをします。

間引きしたラディッシュの美味しい食べ方

間引きをした後、抜いた葉はそのままベビーリーフとして、サラダなどにして食べることができます。

収穫した後もすぐに種を蒔けば、また育てられる

実が大きくなったら、いよいよ収穫をします。

収穫後でもすぐに種を蒔くことができます。同じことを繰り返し、30日後には再び美味しいラディッシュを収穫することができます。

失敗なしで自家製サラダを楽しむ「ベビーリーフ」

ベビーリーフは、ラディッシュを作る過程でも栽培することができるくらい、簡単に作ることができます。

ベビーリーフも種を蒔いてから30日くらいで収穫することができます。

ベビーリーフの種まき時期

ベビーリーフは、様々な野菜の幼葉になります。そのため、からし菜やほうれん草、小松菜、タアサイ、サニーレタスなどそのまま育てても食べられる葉野菜になります。

そこで、種まきに一番適しているのは、葉野菜が美味しく育ち始める5月から6月の初夏がおすすめになります。

ベビーリーフに適したプランターサイズと必要なグッズ

ベビーリーフのプランターも、ラディッシュと同じような50cm幅くらいのプランターが向いています。

プランターの他には、培養土・鉢底石・鉢底のネット・手袋・プランツタグを用意します。

種の蒔き方

まずは、プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石・培養土の順に地層になるように重ねて入れます。

袋から出した土は乾燥していますので、しっかりと水を染み込ませます。

水が染み込むと土の量が減ります。土の量が減ったら、土を追加しプランターの8分目くらいまで入れます。

プランターが大き目の場合は、バラ蒔き、小さめのプランターの場合はラディッシと同じ筋蒔きにします。

ベビーリーフには色々な種類があるため、種を蒔いた後に覆う土の量は、種の袋を確認してください。

長く収穫を楽しめる「追い蒔き」のススメ

ベビーリーフは、どんどんと追い蒔きをすると、次々と長く収穫を楽しむことができます。

また、発芽されない種のところに、新しい種を蒔く追い蒔きをする方法もあります。

中には、ラディッシと同じプランターに、ベビーリーフの種を蒔いて、2種類の野菜を楽しむ人もいるようです。

葉を大きく育てるために欠かせない間引き

ベビーリーフも、ある程度の大きさになったら、プランターの中が混み合ってきます。そこで、葉を大きく育てるためには、間引きをしましょう。

間引いたベビーリーフもサラダで美味しく

間引いた小さめのベビーリーフも、サラダで美味しくいただくことができます。

収穫(サラダや炒め物等、お好みの大きさ・硬さで収穫を)

ベビーリーフは、色々な料理で楽しむことができます。まだ柔らかいうちはサラダに、大きくなって少し硬くなったら野菜炒めに利用しましょう。

味噌汁の具や、パスタのトッピングにも利用できます。

欲しい時だけいつでも収穫できる「青しそ」

農家の庭先や、畑のあちらこちらに青しそが生えている姿を見ることがあります。

いつの間にか、庭先に青しそが生えていることを見ることもあります。スーパーで買うと意外と高いのが青しそです。

簡単に生えるのが青しそです。そこで、青しその育て方のご紹介をしましょう。

青しその種まき時期

青しその種まきは3~6月の春先が最適です。

青しそに適したプランターサイズと必要なグッズ

青しそも、ベビーリーフやラディッシと同じで40cm×40cm×40cm以上のプランターなら充分に育てることができます。

種の蒔き方

青しそは、苗から育てることもできますが、苗は1株が100円ほど、種は100粒で100円ほどになります。

種まきから芽が出るまでの間を待てない、面倒という人は苗から育てることもできます。

種まきをする人は、袋から出してしそのまま種を蒔かずに、1日以上吸水させます。

1つのプランターに10~12粒以上蒔くのが一番良いと考えられています。種を蒔いた後、軽く土を被せます。

種まきの後は、1週間後くらいに発芽しますので、発芽までは土が乾かないように新聞紙などを被せておくと良いでしょう。

芽が出たら日光が必要となりますので、新聞紙の覆いを外します。大葉は乾燥が苦手なので、毎日しっかりと水やりをしましょう。

間引きと、間引いた芽の美味しい食べ方

葉が4枚の本葉が出たら、間引きをしましょう。間引きの目安は、株の間を10cmくらい空けるように間引きします。

間引いた芽は柔らかいベビーリーフになります。そのまま刻んで麺つゆと一緒にうどんやそうめん、冷奴のトッピングにしましょう。

摘心で収穫量を増やす

大葉の葉の下を見ると、小さな葉が出ているのが見えます。脇芽が出ている上の葉を摘むとその葉を食べることができるだけでなく、下の小さな葉が育って行きます。

収穫(そうめんや刺身に添えて夏中楽しめる)

大葉はそのまま刻んでそうめんや刺身、冷奴にトッピングして、夏中楽しむことができます。少し硬くなったら天ぷらやサンガ焼きに利用しましょう。

1ヶ月程度で収穫できる「小松菜」

葉野菜の小松菜は1カ月くらいで収穫できる万能野菜です。味噌汁に炒めものに、そして、おひたしにと色々と使うことができます。

小松菜の種まき時期

小松菜の生育適温は20℃前後になるため、種まきは春から秋にかけていつでも可能です。

小松菜に必要なプランターサイズと必要なグッズ

小松菜は筋蒔きをしますので、長めのプランターを用意します。幅と奥行は20cm×65cm以上のものを用意しましょう。

他には、野菜用培養土(14リットル)・鉢底石・移植ごて(小型の園芸用シャベル)・化成肥料・園芸用ハサミ・防虫ネット・じょうろ・軍手が必要です。

種の蒔き方

小松菜は土に筋状の溝を作り、そこに種をまく「すじまき」という方法になります。

まずは、きれいに洗ったプランターに、鉢底石を底が見えなくなるくらいまで入れましょう。その上に、野菜用培養土を入れます。このとき、土を入れる量は、縁から8分目くらいまで入れます。

土には深さ1cm程度の溝を15cm間隔で2列すじを作ります。すじに約1cm間隔で種を蒔きましょう。

虫がつきやすいので防虫ネットなどで対策

種を蒔き、土を被せたら虫がつきやすいので防虫ネットで覆います。水をたっぷり与えて、風通しの良い日向で育てて下さい。

間引きと追肥のタイミング

3~4日で発芽したら、3cmくらいの間隔になるように間引きをします。

間引き後は水を与えて、土が乾燥しないようにしましょう。

葉が7枚くらい出たら、2回目の間引きをしましょう。ハサミで1株おきに間引きします。

間引きした小松菜は、食べることができます。

収穫(成長しすぎると味が落ちる)

小松菜はあまり大きく成長すると味が落ちますので、丈が20~25cmで収穫をしましょう。

初心者が気をつけたいポイント

初めて野菜作りをする人が、気を付けるポイントをご紹介しましょう。

苗の選び方

苗を選ぶときは、お店の人に迷惑にならない程度にしっかりと観察し、葉が元気で虫がついていたり、病気になっていないものを選ぶようにしましょう。

土の選び方

野菜を育てる時は、野菜用培養土があります。野菜用培養土を用意すると、はじめに肥料も不要になります。

水やりのポイント

水やりの時のポイントは、種まきのあとたくさんの水を与えることと、土が乾燥しないように与えることです。

野菜によって水やりのタイミングは違いますが、初心者向けの野菜は、土が乾燥していたら水やりをする、ということをポイントにすると良いでしょう。

ベランダで野菜を作ろう!プランターで手軽に作れる野菜を紹介!!のまとめ

初心者でも、庭がなくても簡単に作ることができるプランターでの野菜栽培でした。

秋に蒔いてそのまま楽しめる野菜、春になったら種を蒔いて楽しめる野菜と色々な種類があります。

プランター栽培は、庭がなくても、マンションでも楽しむことができます。

土やプランター、種や苗を選んで、家庭で食べる野菜を手作りしてみませんか。