ベランダ菜園に取り入れたい!ハーブの寄せ植えについて徹底解説!

ハーブを1種類だけをプランタ―に植えるのも良いですが、複数のハーブを寄せ植えするのもとてもおしゃれです。

しかし、ハーブによっては、地下茎でどんどんと増えてしまい、一緒に植えてしまったハーブをだめにしてしまうものもあります。

どんなハーブ同士を合わせると、きれいな寄せ植えができるのでしょうか。そして、寄せ植えをしてはいけないハーブには、どんなものでしょうか。

食べるだけでなくおしゃれなハーブの寄せ植えをご紹介しましょう。

ハーブの寄せ植えのコツ

ハーブは100種類以上あり、それぞれ育ちやすい環境や特徴が違います。

しかし、ハーブの中には地下でどんどんと根を伸ばし、他の植物を枯らしてしまうものもあります。

相性のいいハーブを選ぶ

相性の良いハーブを寄せ植えすることで、1つのプランターで2種類のハーブの味や香りを楽しむことができます。

ハーブの寄せ植えには、観賞用や香りを楽しむためのものもあり、鑑賞やアロマ向きの寄せ植え方法もあります。

おすすめの寄せ植えは、シソとミツバの寄せ植えです。シソとミツバはどちらも食用に利用することもできます。

コリアンダーとレモンバームは、それぞれアブラムシやコナガ、カメムシといった害虫を防ぐ働きがあります。

このように、一緒に植えると使い道が増えたり、より効果を出す働きのある寄せ植えがあります。

繁殖力が強いものは、鉢を分けるなど工夫する

繁殖力が強いハーブにミントがあります。ミントは地下茎の成長が旺盛で、その他の植物の成長を阻害してしまいます。

ローズマリーはデリケートなハーブで、移植に弱く、根に触れられることを嫌がります。その反面、成長の勢いがあり、他の植物の成長を妨げてしまいます。

他にも、バジルは比較的湿気や肥料分を好むハーブになります。多くの種類のハーブは、乾燥した肥料分の少ない環境を好みますので、他のハーブと一緒では、育てる環境が違ってしまいます。

目的別に植えると便利

ハーブの寄せ植えは、目的別に植えると便利です。

料理

ハーブには、シソやミツバ、バジルのように料理に使うことができるものがあります。一緒に植えておくと、料理の時に使うこともあります。

キッチンハーブとしてお勧めの寄せ植えには、「パセリ・ゴールデンオレガノ・カレープラント」の寄せ植え、「バジル・ディル・パクチー」の組み合わせもあります。

「イタリアンパセリ・バジル・チャイブ」も料理用として使いやすいおすすめの組み合わせです。

赤ジソと青ジソは、一緒に寄せ植えするとシソ同士の成長を助けるという働きもあります。

ハーブティ

ハーブティーに向くハーブには、ミントやカモミー、レモングラスルといったものがあります。

レモンバームと一緒にタイム、ローズマリーを一緒に寄せ植えすると、ハーブティーを作りたいときに、お好みのものを使うことができます。

レモングラス・レモンバーム・レモンタイムの組み合わせで寄せ植えをすると、レモンの香りを楽しむハーブティーの組み合わせになります。

観賞用等

ハーブティーと料理用、観賞用を合わせて、寄せ植えをすることもできます。

この時、花が美しいハーブを一緒に添えると、観賞用としてかなり明るい感じになります。

複数のハーブを一緒に植えるものとしては、「レモンバーベナ・ルッコラ・パセリ・バジル・カモミールの花」の組み合わせは大きなプランターで楽しむことができます。

ラベンダーの花に、スープセロリ・レモンバーム・ローズマリー・パセリ・サフラン・ミツバといった組み合わせも可愛らしい感じで、素敵な組み合わせになります。

寄せ植えに向かない・難しいもの

寄せ植えに向かない難しいハーブは、根が広がり単体でも大きな鉢を必要とするハーブです。

こういったハーブは、プランターで育てていても、周囲の地面にまでランナーを伸ばし、どんどんと根が伸びてしまいます。

根が広がり単体でも大きな鉢が必要なもの

ミントやローズマリー、ラベンダーはそのままでも根が広がり、大きな鉢が必要になっていきます。タイムも繁殖力が強く、他のハーブとの寄せ植えでは他の植物の成長を阻害してしまいます。

こういったハーブを寄せ植えに使う時は、必ず中で仕切ることが大切です。

また、ミントは虫よけになりますので、違うプランターに植えて、そばに置くと防虫効果が期待できます。

相性のいいハーブの選び方

相性のいいハーブは、似た環境を好むハーブを選ぶことが一番です。

乾燥を好むタイプ

ハーブの中には、乾燥を好むものもあれば、湿気を好むものもあります。

乾燥を好むハーブには、サフラン、ラベンダー、セージ、ローズマリー、タイム、オレガノなどがあります。

この中で寄せ植えができるサフランとセージ、オレガノを一緒に寄せ植えすると水やりを最小限にとどめることができます。

湿気を好むタイプ

ハーブには湿気を好むタイプのものがたくさんあります。

アカンサス、アンゼリカ、ウォーターレタス、コリアンダー、スイートバイオレット、ステビア、スイートバジル、ミント類などたくさんあります。

レモンバーム・レモングラスなども湿気を好みます。

ほとんどのハーブは湿気を好みますので、寒さ暑さの得手不得手を考えて、寄せ植えをして栽培をすると良いでしょう。

寒さに強いタイプ

ミント、オレガノ、タイム、セージ類、レモンバームは寒さに強いハーブです。ラベンダー、ローズマリーも寒さに強いハーブになります。

他にもカモミールやクレソンも寒さに強いため、一緒に寄せ植えすると暖かくなったときに花も楽しむことができます。

暑さに強いタイプ

モスキートプラント、アンティーチョーク、ニオイあやめ、イタリアンパセリ、アロマティカスは暑さに強いハーブになります。オレガノ類は暑さにも強いタイプになります。

しかし、日本の高温多湿の夏や直射日光に弱いものもあるため、注意することも必要です。

日陰を好むタイプ

チャービル、ベルガモット、ミント、レモンバーム、ソレル、 ラムズイヤー、パセリは日陰を好むハーブです。

夏の直射日光に弱いハーブもあり、季節によっては半日陰が向いたハーブもあります。上手に組み合わせをすると、きれいに育ちます。

寄せ植えの仕方

寄せ植えの仕方には、必要なものもあります。

寄せ植えのために準備するもの

それでは寄せ植えをするために必要なものを準備しましょう。

ハーブの苗

まずは、寄せ植えをするための、ハーブの苗を用意します。

鉢やプランター

ハーブを育てるための鉢やプランターを用意します。大きさや素材、深さにも注意して、最適なものを用意します。

鉢底ネット

プランターの底には、鉢底ネットを言うものを敷きます。プランタ―によっては、鉢底ネットがついているものもあります。

ついていない時は、鉢底ネットを購入して、適当な大きさにカットして使用してください。

鉢底石

鉢底石は、培養土が底から流れ出ることを防ぐ他に、水はけと土の風通しを良くします。ハーブは水はけがよいものが好まれるため、必ず鉢底石を敷くようにしましょう。

培養土

ハーブ専用の培養土があります。同じ培養土でも、野菜用と異なりますので、専用のものを用意しましょう。

はさみ

ハーブを寄せ植えする時、邪魔な枝などをカットすることもあります。専用のハサミがあると良いでしょう。

じょうろ

水やりをする時、大量に一度に入れるのではなく、適量を入れることも大切です。専用のジョウロがあると便利です。

やり方

それでは、寄せ植えのやり方をご紹介しましょう。

鉢底ネット、鉢底石を入れる

まずは、プランターの底に鉢底ネットを敷きます。その上に、鉢底石を2~3cmくらい入れます。

鉢底ネットにはネットに入っているものもあります。ネットのままプランターの底に敷くことができるため便利です。

鉢の半分ほどまで土入れ

鉢底石の上に、ハーブ専用の培養土を入れます。培養土は鉢の高さの半分ほどまで入れましょう。

苗を仮置きして配置を決める(どちらから鑑賞するか決めておく)

土の上に苗を仮置きして配置を決めます。背丈や苗が育つボリュームなどを考えて、配置しましょう。

観賞用の場合はどちらを正面にするかも考えます。

配置が決まったら、苗をポットから外し、後ろ側から植えていく

苗の配置が決まったら、ポットから外し、後ろ側の苗から植えていきましょう。2種類の場合は横並びでも良いですが、3種類なら後ろの背丈が高いものを、と考えて植えます。

苗と苗の隙間に残りの土を入れていく

苗と苗の隙間に残りの土を入れていきます。苗にかからないように、ミニスコップなどがあると便利です。

たっぷり水やりする

ジョウロを使って、たっぷりと水やりをします。水は、底から水が流れるくらいまで入れましょう。

ベランダでハーブを育てる際の注意点

ベランダでハーブを育てる時は、隣家との間の仕切りのことも考えてプランターを置くようにします。

避難経路をふさがない

マンションやアパートのベランダは、避難経路にもなります。プランターを置く場所が避難経路をふさがないように注意します。

排水溝を詰まらせない

プランターの底から、土が流れ出ると排水溝が詰まってしまうことがあります。そこで、排水溝を詰まらせないことも大切です。

落下しないようにする(設置場所や風の強さを考慮する)

ベランダにプランターを置く場所はとても重要です。風の強さや仕切りの高さ、ベランダの柵の幅などに合わせて、ベランダの下に落ちないように考えることも大切です。

柵などにかけて飾るプランタ―もありますが、しっかりと固定して落ちないようにしましょう。

また、台風など暴風雨が想定される時は、必ず家の中に入れるなどの対策も考えて下さい。

ベランダ菜園に取り入れたい!ハーブの寄せ植えについて徹底解説!のまとめ

ハーブの寄せ植えの仕方でした。ハーブは、単体で育てるのも良いですが、寄せ植えをすることで色々なハーブを楽しんだり、観賞することもできます。

美味しいものや香りの良いもの、きれいなものなどを上手に組み合わせて、素敵なハーブの寄せ植えを楽しんでみましょう。