ベランダ菜園を始めよう!プランターで手軽に作れる秋冬野菜について

植物は寒さが苦手です。そのため、秋に種を蒔いた野菜が冬の初めに葉を伸ばし、実をつけて、冬の間の私たちの食卓を支えます。

大根にほうれん草・長ネギ・白菜と冬の鍋の定番野菜は、秋蒔きのものが多くありますね。

しかし、やはり数が少ないのか、冬は野菜の価格が高騰します。そんな時、家庭のプランターで、野菜を栽培しお料理に仕えたら良いですね。

そんな、家庭のプランターで作ることができる秋冬野菜について、ご紹介をしましょう。

秋から始めるプランター栽培

秋になると、暑さも和らぎ色々なことを始めたくなります。読書にスポーツ、編み物と色々なことに挑戦する人もいるかもしれません。

そんな趣味の1つに、家庭菜園を始めてみませんか。

秋は趣味の季節。ベランダでも手軽に始められるプランター栽培を始めませんか?

秋は趣味の季節です。新しいことを始めたいけれど、何をしたらいいのだろう、と迷っていませんか。

どうせ趣味を始めるなら、実用になるものが良いと思う人もいます。

しかし、編み物も手芸も苦手、スポーツは健康にはいいけれど時間がない、と悩んでいませんか。

そんな趣味の中で、健康にもつながり実用につながる趣味に、家庭菜園があります。

家庭菜園なら、新鮮で安全な野菜を自分で栽培することができます。摘み立ての野菜でお料理をしたら、いつもの料理がさらに美味しくなりますね。

しかし、庭がないマンションや、近くに貸農園がないと地植えの家庭菜園は難しいかもしれません。

そんなあなたのために、ベランダでも手軽に始められるプランター栽培をご紹介しましょう。

秋栽培は、春夏に比べて害虫が少ないメリットも

9月から始める秋栽培は、徐々に涼しくなっていくため、植物の生育がゆっくりになっていきます。

しかし、近年の9月はまだ残暑厳しく、発芽に充分な温度を確保することができます。

むしろ台風が来る季節の9月は、地植えをするよりも、部屋の中に苗を移動できるプランターの方が、安全です。

また、秋蒔きの葉野菜は春夏に比べると害虫も少なく、虫の心配も少なくなります。

9月中に種を蒔き、そして11月頃から収穫をすることができる秋蒔きは、初心者の野菜栽培に適しているかもしれません。

秋には、じっくり育てる根菜や鍋にピッタリの葉野菜が多く楽しめます

秋は、じっくりと時間をかけて育てる根菜や、鍋にピッタリのネギや白菜などの葉野菜が多く楽しめます。

春蒔きができる小松菜やほうれん草・春菊でも秋蒔きの方が、虫の害がないため、育てやすいということです。

白菜に小松菜、長ネギ、大根と鍋に美味しい野菜は、家庭菜園のプランターで秋蒔き栽培をしましょう。

初心者ならまずこれ!秋から始めてすぐに収穫できるおすすめの野菜5つ

9月になったら、秋蒔き野菜の種を買いに行きましょう。

そんな気軽さで、始められる初心者におすすめの秋蒔き野菜の植え付け、種まき時期と収穫時期、種の撒き方もしくは苗の選び方のお話です。

さらに、秋蒔き野菜のおすすめの食べ方もご紹介しましょう。

ラディッシュ

ラディッシュは3月から10月まで真冬以外はいつでも種蒔きが出来る野菜です。

収穫までの栽培期間も1ヶ月と、とても短期間栽培のため、子どもでも育てることができます。

培養土・プランターなど適切な道具と材料を用意するだけです。

気をつけるのは日当たりと排水、そして時々間引きをし、間引きした小さなラディッシュも食べることができます。

ラディッシュのおすすめの食べ方

彩りも綺麗なので、サラダやお弁当のおかずにも最適です。

何から始めようか、と迷っていたら、ぜひラディッシュをおすすめします。

リーフレタス

リーフレタスは3月から5月までの春蒔きと8月から9月の秋蒔きがあります。

10月になると苗も販売します。種からが面倒という人は、こちらもおすすめです。

リーフレタスのおすすめポイントは、葉が生えてきたら、外側から収穫しながら利用が出来ることです。

外側の葉を収穫し、そのまま株を残しておくと、また中心から新しい葉が育ってきます。そのため、複数回、収穫を楽しむことができます。

リーフレタスのおすすめの食べ方

新鮮で採れたてのリーフレタスは、シャキッとサラダでいただきましょう。

コマツナ

小松菜は簡単に栽培できる野菜ですが、害虫の影響を受ける可能性が高い野菜です。

特に、夏場はアオムシやコナガといった害虫の予防が必要になります。そのため、春蒔きよりも秋蒔きのほうが、おすすめです。

秋蒔きは、春蒔きよりも収穫に時間がかかりますが、その分長く収穫を楽しむことができます。

最後の収穫は岳が25cmくらいになってからですが、小さい時にも食べることができます。

コマツナのおすすめの食べ方

小さい葉は、ベビーリーフとして生のままサラダの具にもなります。

2回の間引きで抜いた短い小松菜を利用して、サラダやおひたしにしましょう。

ほうれん草

ほうれん草は、代表的な冬野菜です。

ほうれん草は高温多湿では発芽が抑制されてしまう植物のため、秋の台風シーズンが終わった9月下旬~10月頃に種蒔きをしましょう。

種の蒔き方は筋蒔き、または点蒔きにし、その後必要に応じて間引きをします。

秋蒔きでも、アブラムシやベト病などの害もありますので、防虫ネットなどの予防も必要です。

ほうれん草のおすすめの食べ方

ほうれん草のビタミンCは保存に弱いため、収穫してすぐに食べられる家庭菜園は、栄養素を取るためにも最適です。

水菜

水菜は低栄養でも元気に育つため、土の栽培だけでなく水耕栽培にも適した野菜です。

秋蒔きの水菜は9月中旬頃に種蒔きをし、11月頃から翌年の2月頃まで収穫することが出来ます。

1回目の間引きは本葉が2枚くらいのときに行いますが、この時抜いた小さな水菜は、ベビーリーフとして利用できます。

間引きをした後、株間が5~6cmになるようにします。

水菜は、間引きして抜いた葉もサラダなどに利用することが出来ます。

また、やわらかい葉を育てるために、わざと間引きせず密集状態で育てる方法もあります。

水菜のおすすめの食べ方

そのままサラダしても、お吸い物やお鍋の具にも大活躍してくれます。

底が深いプランターを使えば簡単!秋から始められるおすすめの根菜5つ

秋冬野菜には、根菜も多くあります。それでは、秋から始められる根菜の植え付け、種まき時期と収穫時期、種の撒き方、苗の選び方、おすすめの食べ方をご紹介しましょう。

大根

根が深い大根を家庭菜園するのは難しい、と思っていませんか。

確かに、レクリエーション農園などを借りれば、畑で育てることも出来ますが、大根ほど深くなると品種によっては難しいこともあります。中には、培養土の袋をコンテナ代わりにして30cm以上の普通サイズの大根を育てる人もいるようですが、それも面倒ですね。

そこで、深いプランターを利用して、育てることができる大根をご紹介しましょう。

プランターで育てることができる大根は、ミニ大根と言って長さが20~25cmくらいになります。

「ころっ娘」「三太郎」「早太り聖護院」という種類です。

種蒔きは8月から9月下旬、収穫は10月から翌年1月ころまでになります。

根の太さが7~8cmくらいになったら、収穫しましょう。

大根のおすすめの食べ方

煮びたしや、採れたての大根は細く刻んで大根サラダにもおすすめです。

カブ

カブにはコカブ、中カブ、大カブがありますが、プランターで育てるには、邪魔にならないコカブがお

すすめです。

秋蒔きのコカブは9月から10月中旬までに種蒔きをします。

収穫は11月から翌年の1月くらいまでになります。

コカブは植え替えを嫌うので、種から育てましょう。

害虫被害がありますので、防虫ネットを忘れずに利用しましょう。

栽培中は、間引きと追肥を忘れないようにして下さい。

カブのおすすめの食べ方

カブは厚めに皮をむいて煮込み料理やスープの具にもしてもおいしいです。

じゃがいも

じゃがいもは食用ではなく、園芸店にある種芋用のじゃがいもを使います。

種芋は購入したらまだ土にいれず、日当たりの良いところにおいて、芽を育てます。

芽が出たら、1片が30から40gになるように切って、腐らないように日陰で2から3日干して乾燥させます。

培養土には何もいれず、背丈が15から20cmになるまで育てます。20cmくらいになったら、芽かきをします。芽かきをしてから、追肥をしましょう。

ジャガイモは、土に蒔くまでの準備をしっかりと手を抜かないようにしましょう。

じゃがいものおすすめの食べ方

採れたてのじゃがいもは茹でたらバターや塩でたべるのも最高です。ポテトサラダやシチュー、カレーなどスープやおでんにいれたりと様々なお料理に活用できます。

タマネギ

玉ねぎは簡単に栽培できますが、収穫まで少し時間がかかる野菜です。

新玉ねぎの季節は初夏ですね。実は、この玉ねぎの種蒔きや苗を植えるのが秋になります。

種蒔きは8月から9月、苗を植えるのが10月下旬から11月です。

気長に楽しみたい、という人は他の野菜の傍らに、玉ねぎの種蒔きや苗植えを始めましょう。

9月までに蒔いた種から芽が出たら、その中から丈夫な苗を選びます。

植え付ける苗は、種を蒔いてから30日~50日たって、草丈が25㎝(地際の茎が7~8㎜)までの苗を選ぶようにしましょう。

プランター栽培では種や苗から育てる方法のほかに、球根(オニオンセット)からも育てる方法もあります。

このオニオンセットを子球とも言います。オニオンセットから育てるタマネギは8月下旬に植え付けると、年内には収穫が出来ます。長い期間かけて育てるのは苦手、手軽に育てたいという家庭菜園向きです。

オニオンセットを植え付けた後は、根付くまでは水をたっぷりと与えます。

植え付けてから約7~10日ほどで芽が出来てきますので、その後は追肥や水やり、間引き、そして寒さから守るマルチングに注意し、育てていきましょう。

タマネギのおすすめの食べ方

玉ねぎも様々なお料理に活用できます。採れたての玉ねぎはマリネやポトフなどで味わうのもおすすめです。

ニンニク

ニンニク栽培の一番簡単な方法は、普通の食用のニンニクを使って育てる栽培方法です。普通にスーパーで売っているニンニクを買ったけれど、余ってしまったら、プランターに植えてみましょう。

植え付けは9月から10月、ニンニクは萌芽してから追肥や間引きをします。

この時、ニンニクの尖ったほうを上にして植えつけないと萌芽しなくなります。注意してください。

12月ころに一度目の追肥、2月から3月ころに2度目の追肥をします。

4月~5月に花芽を積んだら、5月下旬から収穫になります。

摘み取った花芽は、「にんにくの芽」です。炒め物などで食べることができますので、ぜひ食してください

ニンニクのおすすめの食べ方

素揚げ、薬味として炒め物やスープの隠し味に大活躍してくれます。

秋からでも大きく育つ!おすすめの葉野菜5つ

年間を通して栽培できる野菜の中で、特におすすめの葉野菜です。

おすすめ葉野菜5つの植え付け、種まき時期と収穫時期、種の撒き方もしくは苗の選び方、おすすめの食べ方をご紹介しましょう。

ニラ

ニラを家庭菜園で作るおすすめは、ニラは刈った後から、次々と新しい葉が生えることです。とにかく節約になると、主婦の間で人気の野菜です。

その上、ニラは多年草のため一度植えると、3~4年栽培することができます。数年で株は弱ってしまいますが、花が咲くように育てると種ができて、そこから自然と種がこぼれて新しいニラが生えてきます。

一度栽培すると、そのあとは簡単に栽培できるのがニラです。

秋のニラは9月から11月の間に種を蒔いて、育てます。

春のニラも、秋のニラも多年にわたって収穫ができますので、楽しむことができます。

ニラのおすすめの食べ方

ニラはニラレバに野菜炒め、餃子の具に中華風スープと色々な具に利用できます。

ワケギ

ワケギトアサツキは、大変にている野菜で、8月から9月の間に植え付けをします。育て方の基本は同じですが、ワケギとアサツキは、実は違う野菜になります。

アサツキと比べてワケギの方が手軽に栽培できます。アサツキは育ちすぎるとトウがたち、花が咲いてしまいます。

しかし、ワケギはトウがたたず、花も咲きません。そのため種がなく種球を用いて植えていきます。ネギよりも簡単に栽培できるうえに、種球を分球すると細いネギがたくさん生えてきます。

ワケギのおすすめの食べ方

和え物や細かく刻んで薬味などに使いましょう。

キャベツ

キャベツは、3月から4月の春蒔きと、8月から9月の秋蒔きがあります。

キャベツの旬は春蒔きの6月7月収穫が有名ですが、秋蒔きの方が楽に育てることができます。

9月になると、キャベツの苗が販売していますので、苗から育てるのがおすすめです。

プランターで育てる時は、重さが800gから1kgくらいのみにキャベツが手軽に栽培できます。

キャベツのおすすめの食べ方

採れたてのキャベツはみずみずしいので、千切りキャベツやそのままサラダとしてもおすすめです。

茎ブロッコリー

茎ブロッコリーは、スティックセニョールとも呼ばれています。こちらは日本のサカタのタネが育成し、1994年に新種登録した新品種です。

種蒔きの時期は、春収穫の2月から3月と、秋冬収穫の7月から8月に種を蒔くという時期が2回あります。

7月から8月に種蒔きをした茎ブロッコリーは、10月から12月に収穫することができます。

育て方はブロッコリーとほぼ同じですが、茎ブロッコリーは茎が細いため、間引きと追肥をした後は、茎が倒れないように、株に土寄せをしましょう。

茎ブロッコリーのおすすめの食べ方

ブロッコリーと違い花を食べるのではなく、茎の部分を食べます。アスパラガスのような甘みがあるため、そのまま野菜スティックのように食べることもできます。

スナップエンドウ

スナップエンドウの種蒔きは、2月から4月の春蒔きと、10月から11月の秋蒔きがあります。

秋蒔きのスナップエンドウは、寒さ対策が必要になります。

元々エンドウは冷涼を好み、15~20℃が生育の適温です。そのため、秋蒔きでも他の野菜よりも少し寒くなったときが最適です。

秋蒔きのスナップエンドウが収穫できるのは4月頃になります。幼苗は10℃以下の寒さに耐え、春に実をつけます。

早蒔きをしてしまうと、株が大きくなりすぎて耐寒性が失われてしまいます。そのため、秋蒔きでも10月を過ぎてから蒔くことを守って下さい。

スナップエンドウのおすすめの食べ方

さっとゆでてサラダや炒め物に、シャキッとした歯ごたえもおいしさのひとつです。

冬が近くても栽培可能!暑さ寒さに強いハーブ類5つ

ハーブには寒さに強いものもあります。

そこで、寒さに強いハーブの植え付け、種まき時期と収穫時期、種の撒き方もしくは苗の選び方、おすすめの食べ方などをご紹介します。

ローズマリー

キッチンハーブとして人気が高いローズマリーは、ハーブ栽培初心者でも育てやすいハーブです。

ローズマリーは、鉢に植えてもどんどん茎を伸ばして葉を生やしていきます。そのまま放置しておくと2メートル近く育つことができます。

そこで、適度にて葉を収穫したり、観葉植物として、他のポットに入れて挿し木や剪定をして、大きくなりすぎないようにします。

ローズマリーは、プランターの中が根でいっぱいになってしまうと、弱って枯れてしまいます。

地植えしない場合は、プランターを大きくして植え替えをしましょう。

ローズマリーのおすすめの食べ方

ローズマリーは、肉料理やジャーマンポテト、パスタなどの香草として添えられています。

ミント

ハーブの中で、最も知られているハーブがミントです。ミントは、入手しやすいハーブです。

ミントにはスペアミントとペパーミント、アップルミントがあります。アップルミントは甘い香りがあります。

スペアミントとペパーミントは、すっきりとした香りで、一般的に販売しているのはこのどちらかです。

ミントは地下茎で増えますが、地上部分もランナーを出して増えていきます。

増えたランナーが地面に触れていると、根付いてしまうことがありますので、邪魔にならないように外に出たランナーは、カットするようにしましょう。

ミントも青虫に食べられて全滅してしまうこともあります。食用は殺虫剤を使いたくないため、コマメに観察するのも大切です。

ルッコラ

イタリアンやフレンチで使われることが多いルッコラです。

春先に苗を植える春蒔きと、春と秋に種を蒔く年に2回の蒔き方があります。秋蒔きは、9月から10月に種を蒔きます。

プランターでは密集させて育てます。

丈が5~6cmになったら、間引きます。間引いた葉はベビーリーフとして、サラダなどに利用することができます。

イタリアンパセリ

キッチンで育てられるハーブの中でも、初心者で簡単に育てられ、しかも料理に使う機会が多いのがイタリアンパセリです。

イタリアンパセリは寒さに当たらなければ年間栽培が可能です。そのため、小さめのプランターを使ってキッチンで上手に育てると、多年草として育てることもできます。

イタリアンパセリは種から育てることもできますが、初心者は苗から育てると楽に育てることができます。

イタリアンパセリのおすすめの食べ方

イタリアンパセリは、刻んでスープやシチュー、サラダなどの彩になります。

カモミール

ハーブティーとして名前を聞くカモミールは、別名カミツレとも言います。

小説「図書館戦争」で、図書隊のエンブレムにカモミールの花が使われているということで、名前をご存知の方もいるのではないでしょうか。

カモミールティーは、紅茶専門店で茶葉の形で乾燥したものを購入することができます。

しかし、自分でカモミールを栽培すると生の花のカモミールティーを楽しむことも可能です。

お茶として楽しむのであれば「ジャーマンカモミール」、入浴剤などに使うなら「ローマンカモミール」を選んでください。

ベランダ菜園を始めよう!プランターで手軽に作れる秋冬野菜についてのまとめ

秋蒔きの野菜は、春蒔きのものと違い、徐々に涼しく寒くなるため害虫の心配が減ります。

しかし、寒さに弱いものもあるため、タイミングを考えて、種蒔きや苗の植え替えなどをします。

ハーブや葉野菜の中には、間引きした小さな葉をベビーリーフとして楽しむこともできます。

秋冬野菜でも、楽しめるものはたくさんあります。寒い冬は野菜も高くなりますので、家庭菜園をして少しでも節約をしましょう。