始めませんか?ベランダ菜園で育てられる果物紹介します!

ベランダで野菜やハーブを育てるのは簡単そうですが、さすがに木になる果物は無理だろう、と思います。

しかし、ベランダのプランターで、フルーツが作れたら素敵ですね。そんな願いを叶える方法があったら、皆さんは試してみますか。

それでは、家庭のベランダで育てられる果物について、ご紹介をしてみましょう。

鉢やプランターで育てられる果物

ベランダ菜園に置いた鉢やプランターで育てられる果物には、イチゴやブルーベリーがあります。

それ以外にも、レモンやキウイフルーツなど、木になる果物でも作ることができるものがあります。

それでは、各果物の性質や育て方、植え付けから収穫の時季までを紹介しましょう。

いちご

いちごには露地栽培と、鉢植え栽培があります。私たちがクリスマスのころケーキに乗せるために購入するいちごは、鉢植え栽培になります。

露地栽培のいちごは収穫が5月頃になり、それよりも前のものは、温室内で栽培されたプランタ―を使った鉢植え栽培になります。

家庭菜園の慣れた人なら、温室がなくても上手に寒さを防ぐと、露地栽培以外でもいちごを育てることができます。

いちごは、園芸店で9月中旬~11月または3~4月に苗が市販されます。いちごには5から6月までの間に収穫する一季なりが一般的ですが、6から9月までの真夏でも収穫できる、四季なり性というものもあります。

初心者が始めていちごを栽培するなら、暑い真夏を越さない、一季なり性という品種がおすすめで

ブルーベリー

ブルーベリーはベランダ菜園のプランタ―でも育てることができます。ブルーベリーは苗木よりも一回り大きなプランターを用意します。

プランタ―には、鉢底ネットを敷き鉢底石を入れ、その中に苗を入れたら、混ぜ合わせた土を注ぎます。

土は、ピートモスと鹿沼土を、混ぜ合わせて置きます。鉢の中心に苗木を固定し、縁を埋めるように土を足していきましょう。

その後、たっぷりと水やりをして、緩効性の置き肥(肥料)を与えて、ベランダの中でも日当たりの良い場所に置きます。

ブルーベリーの栽培で、一番の外敵は鳥になります。収穫時期になるのを鳥も待っています。防鳥ネットを利用する、常に目を光らせておくという対策をしましょう。

ラズベリー

ラズベリーは、寒さに強い栽培に簡単な果物になります。ベランダ菜園で育てられるラズベリーには、実の色により「赤ラズベリー」「黒ラズベリー」「紫ラズベリー」の3種類があります。

ラズベリー栽培のポイントは、水やりになります。ラズベリーには、土が乾いたらたっぷり水やりをします。

ラズベリーにとって、夏場の乾燥が大敵になります。乾燥させると株が弱ってしまうため、1日2回・朝と夕方に水やりを忘れずにおこないましょう。

鉢植えにするときは、赤玉土小粒、腐葉土、川砂を6:3:1の割合で土をブレンドします。

鉢の植えのラズベリーの場合は、肥料は株元から離して円状に置きます。2月に元肥を、6月と9月に各1回、追肥を適量与えるようにして年に3回おこないます。

ラズベリーは日当たりが悪いと葉を落とすので、日当たり良好な場所に置きますが、西日は苦手です。

シェードや寒冷紗を利用し、西日や乾燥に注意し、プランタ―を半日陰の場所に移動しながら育てましょう。

キウイフルーツ

キウイフルーツの植えつけ・植え替え期は、11月~3月、開花期は5月中旬~6月上旬、そして収穫は10月~11月になります。

キウイフルーツは、風が直接当たらない日なたに置いて育てます。

水やりは頻繫に与えるよりも、鉢植えの場合、土の表面が白く乾いてきたら鉢底からあふれるくらいたっぷりと水を与えるようにします。

キウイフルーツの苗木は土に浅く植えつけます。植えつけの後、元気がよい枝を2本だけ残します。

その後、支柱にツルが巻きつき始めたら、勢いが良い枝だけを残して1本立ちにします。

キウイフルーツは、雌樹と雄樹をセットにして人工授粉させて実らせるのがポイントです。

植え替えは2~3年に1回程度、行ってあげましょう。

いちじく

まずいちじくの木は、一本立ちにするように枝を剪定します。

露地栽培の場合は、根はどんどん広がることが出来ます。

しかし、プランタ―の中での栽培は、根詰まりを起こして養水分不足になってしまいます。すると、果実の十分な生長が出来なくなってしまいます。

そこで、断根という対策をします。移植ゴテなどを利用して、用土に差し込んで根を切断すると、切断された辺りから新根が発生して下部が若返ります。

この時、断根した周辺から外側の古い用土と切断した根を取り除き、新しい用土を補ってあげましょう。

プランターの底に赤玉土を敷いてから、イチジクを置き、赤玉土にピートモスと肥料を混ぜあせたものを土に入れていきます。

レモン

レモンは、寒さにやや弱い果物です。そのため、寒冷地ではプランターよりも、鉢植えにし冬期は屋内に取り込んで管理するほうが安心です。

収穫期は10~4月になります。ほんのり黄色くなり始めた頃が適期です。

3月頃、暖かくなったら込み合った場所の枝をつけ、根から間引きをし、風通しや日照確保のために剪定しましょう。

オリーブ

オリーブは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。オリーブは根が浅く、強風で倒れやすいので、支柱をして支えるようにしましょう。プランタ―は、日当たりと風通しのよい場所に置きましょう。

オリーブは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。プランターでは、土が乾きやすいため、乾いたら底から流れ出るまでしっかりと水やりをしましょう。

オリーブはあまり肥料を必要としたいため、果実が生長する6月と収穫が終わった12月に与えましょう。葉の色が全体に黄色っぽくなったら肥料不足になります。

鉢やプランターで果物を育てるメリット

それでは、鉢やプランターで果物を育てるメリットについてお話をしましょう。

ベランダや玄関など限られたスペースでも栽培可能

果物でも、鉢やプランターを利用することで、限られたスペースで栽培することができます。

コンパクトに育つので管理がしやすく、おいしい果物作りができる

鉢やプランターを利用すると、コンパクトに育てることができるため、管理がしやすくなります。台風や雪の時、室内に移動することもできます。

木が小さいと、実る果実はあまり大きくなることはありませんが、その分美味しい果実作りができます。

果物のプランター栽培の始め方

続いて、果物は鉢やプランターで育てることができるということで、早速始めてみたい人のためへのお話です。

準備するもの

果物を栽培するために準備するものをご紹介しましょう。

まずは、自分が育てたい苗を用意します。育てたいということだけでなく、ベランダ菜園にできるスペースの広さや日当たり、向き、そして季節も考えて選んでください。

その他にも、良い苗を選ぶようにしましょう。

培養土

培養土は、植物にあった土を用意しましょう。

鉢やプランター

苗よりも少し大き目の鉢やプランターを用意しましょう。

鉢底ネット

プランタ―には、穴が開いたものを選びましょう。穴から土が流れ出ないように、鉢底ネットを敷きます。プランタ―には、鉢底用のすのこがついているものもあります。

鉢底石

鉢底石は、培養土の水はけを良くし、土の風通しが良いように敷きます。

ミニスコップ

プランタ―の大きさに合わせて、ミニスコップを用意します。

じょうろ

水やりをする時、ホースの先からそのまま水やりをすると土に穴があいてしまったり、根が傷むこともあります。じょうろを使って、優しくたっぷりと水やりをします。

肥料

栽培したい果物にふさわしい肥料を用意しましょう。肥料は、果物に合わせた回数を追肥します。

始め方(植えつけ)

栽培の始め方、植え付けの方法です。

プランターに土入れをする

プランターに土を入れて、苗を植え付けます。

配置を決めて植え付ける

プランターに苗を入れて、配置を決めます。1本立ちの場合は、できるだけ中心に、それ以外の場合は、お互いの苗がぶつからないように、間を開けて植え付けをします。

たっぷり水やりをする

果物は水をたくさんあげるのが大切です。土が乾燥したら、たっぷりと水やりをしましょう。

果物のプランター栽培の育て方

それでは、果物のプランターでの育て方です。

育て方

それでは果物を育ててみましょう。

日当たりを確保する

果物を育てる時は、必ず日当たりを確保します。西日に弱い植物や、乾燥に弱いもの、強火に弱い植物もありますので、その都度プランターを移動して、植物に最適な日当たりを確保します。

季節や環境、果物の性質に合わせて水やりをする

果物の種類によって、植え付けの季節や環境は異なります。果物の性質に合わせて水やりをしましょう。基本は、土が乾燥したらたっぷりと水やりをするようにします。

追肥

果物によって、追肥の回数や方法も違います。肥料の種類によっても違いますが、直に与えることを嫌がる植物もあるため、果物にあった追肥をします。

必要に応じて人工授粉

人工授粉することで、実がなるものもあります。必要に応じて人工授粉をすることも知っておきましょう。キウイフルーツは、雌樹と雄樹をセットにして人工授粉させて実らせます。

収穫

実ったら、収穫をします。収穫のタイミングも果物によって違います。未熟な状態で収穫するものもありますので、注意しましょう。

剪定について

果物によっては、樹を剪定することも必要になります。

剪定が必要な理由

レモンやいちじくは、枝を切ることで形を整えたり、風通しを良くしたりするために、剪定をします。剪定することで、木が栄養を効率よく吸収しやすくなり、生長が促されます。

また、病害虫の繁殖を抑えるといった理由もあります。

摘心、摘花、摘果について

「摘心、摘花、摘果」は果物によって違います。あまりなりすぎると、充分に栄養が行き届かなくなります。そこで、摘心、摘花、摘果といった作業をしましょう。

それぞれのやり方

剪定や摘心、摘花、摘果は果物によって違います。果物にあった作業をすることで、美味しい果実がなるともいえます。

植え替え

苗が成長し、プランターが小さくなったら、植え替えをします。

果物の植え替えが必要な理由

果物の木が古くなり根がはると、プランターの中が古い根でいっぱいになり、葉が枯れたり果物が実らなくなります。プランターの中が、根詰まりの状態になっています。

そのため、時々プランターの植え替えをしましょう。

植替えのやり方

植え替えは、苗から育て始めてから2~3年に1回行います。根詰まりしていなくても、病気などの予防のために数年に1回、植え替えすることをおすすめします。

植え替えはそのままのプランターの中入れる方法と、一回り大きいものに植え替える方法があります。

鉢穴から先の根を切り、用土をほぐし、新しい用土に入れ替えます。枝も剪定しておきましょう。

始めませんか?ベランダ菜園で育てられる果物紹介します!のまとめ

家庭のベランダ菜園にプランタ―を置いて、果物を育てるポイントをご紹介しました。

ベランダで野菜を育てるのも楽しいですが、美味しい果物が育てられたら、より楽しくなります。

色々な果物を育てて、そのまま食べてもジャムにしても、美味しく食べられる果物を育ててみましょう。