簡単解説!プランター栽培の魅力と始め方について

日本では庭付き一戸建て、といっても庭の大きさによっては猫の額というのも良くあります。そんな時でも、家庭菜園をしてみたいという人もいますね。

郊外の貸農園を借りて、家庭菜園を楽しむ人もいますが、コマメに足を運ばないと植物を育てることはできません。徒歩圏内に貸農園があればいいですが、都心部では難しいかもしれません。そんな時に楽しめるのが、マンションや庭が小さな家庭のベランダのプランター栽培です。

それでは、プランター栽培の魅力とおすすめの始め方について、お話をしてみましょう。

プランター栽培の魅力

プランター栽培の最大の魅力は、ベランダや窓辺、玄関など狭い場所でも始めることができることです。

身近な場所で始めることができるため、日常生活の中に取り入れることができます。家庭の近くなら気軽に水やりや収穫をすることができます。

それでは、プランター栽培の魅力からご紹介していきましょう。

ベランダや窓辺、玄関先など、狭い場所でも置ける

プランター栽培は、家のベランダ・窓辺・玄関先などの狭い場所で行うことができる家庭菜園です。水やりのために、わざわざ遠出する必要も、重い荷物を持って貸農園に行く必要もありません。

また、家庭の中に緑があることで癒し効果もあります。

日常生活の中に取り入れやすく、気軽に水やり・収穫ができる

プランター栽培の家庭菜園は、日常生活の中に取り入れやすく、気軽に水やりや収穫を楽しむことができます。

遠出することもなく、忙しい人でもほんの少しの隙間時間に、小さな子どもと一緒に楽しむこともできます。

浅くて小さなプランターから気軽に始められる

家庭用菜園には、大きなプランターもありますが、小さくて可愛らしいものもあります。キッチンやダイニングテーブル、玄関に置くこともできます。

パセリやバジルといったハーブはもちろん、ミニトマトなど簡単に作れるものもあります。

プランター栽培のメリット

プランター栽培のメリットは、場所を移動させることができるという点です。

動かせる

プランターを動かすことができると、天候や季節によって移動させることができます。台風や雪といった天候の時に、プランターをベランダから部屋の中に移動させておくことも簡単にできます。

季節に合わせて日当たりなどを調整できる

ベランダの位置や窓の位置で、季節に合わせて日当たりが変わることがあります。そんな時は、プランターを動かして、より日当たりの良いところへ移動させることができます。

また、風通しなどもプランターを動かすことで、より良いところへ動かすことができます。

台風等の時に動かして被害を最小限に食い止められる

ベランダや庭先で作っている時、地面に植えてしまうと、雪や台風の時栽培中の作物を移動させることはできませんよね。

しかし、プランターならベランダから部屋の中や軒下など、被害を受けない場所に移動させることができるのです。

家庭菜園の模様替えとしてプランターの位置を動かせる

プランターを利用すると、場所を動かすことで、家庭菜園の模様替えをすることができます。

ミニトマトやハーブなど、彩を考え部屋のインテリアとして楽しむこともできます。そんな時にも、緑や赤、黄色などの彩を変えることで、プランターの位置を変えて、家庭菜園の模様替えができます。

隣の野菜の邪魔をしない(生育スペースを区切ることで隣の野菜の邪魔をしない)

地面に植える時は、間引きをしても成長の間に隣の作物を邪魔したり、雑草が邪魔をすることもあります。

しかし、プランターなら雑草もほとんどなく、他の野菜やハーブと同じプランターに植えなければ、交雑することもありません。

水分量を調節できる(天候に左右されず、水やりすることで順調に生育できる)

外で育てると、どうしても天候次第で水やりの量などを加減する必要があります。

しかし、プランターの場合には、毎日一定の量の水を上げることで、一定の成長を見込むことができます。

数日間の留守の時も、水や利用のグッズを利用することで、安定した水分調節ができます。

プランター栽培ならマンションのベランダでもできる

庭先にプランターを並べて栽培する人もいますが、手軽なプランター栽培は、マンションやアパートのベランダでも取り組むことができます。

ベランダ菜園とは

戸建て住宅やマンション、アパートにはベランダ、またはバルコニーというものがあります。ベランダやバルコニーにスペースがある場合は、日常的に洗濯物を干すスペースで終わっていることもあります。

しかし、そんなスペースを利用して、家庭菜園をしてみたいと考えた時、手軽に取り組めるのがプランターを利用したプランター栽培です。

ベランダ菜園の魅力(自分で作った新鮮な野菜を自分で食べられる、緑が身近になる、子供の学びに繋がる等)

ベランダ菜園の良いところは、まずは自分で作った新鮮な野菜を自分で食べることができることです。

購入すると意外と高いハーブも、自分で育てれば手軽で、新鮮で、そしてリーズナブルです。緑を育てることで目を休めたり、癒されることもあります。

子どもと一緒に育てると、子どもの自由研究など理科や技術・家庭の勉強にもなります。

ベランダ菜園に欠かせないプランター

ベランダ菜園では、建物の構造上、そのまま土を敷き詰めることはできません。そこで手軽に使えるのがプランター栽培です。

作る野菜で決まるプランターの深さ

プランターには、大きさや種類が色々あります。

高さや深さ、大きさによって育てる野菜も違います。

プランターには素材、大きさ、深さが色々ある

プランターには、プラスチックや木や石、焼き物で作られているテラコッタのものもあります。見た目が植木鉢や石、木目のプラスチックタイプのプランターも多くあります。

大きさや深さの種類も多く、育てる野菜によって深さを変えたり、部屋の雰囲気やベランダの大きさで選ぶこともできます。

ベビーリーフやバジルなら浅いプランター

ベビーリーフやバジルといった、小さなハーブなら浅いプランターで可愛らしく栽培することもできます。小さくて浅いプランターは、部屋の中のインテリアとしてもピッタリです。

ほうれんそうや水菜等の背が高くなる葉野菜は、高さに合わせて中型のプランター

ほうれん草や水菜、小松菜といった背が高くなる葉野菜は、高さに合わせて中型のプランターを用意しましょう。

トマト、なす、きゅうり等の背が高くなる野菜は根がたっぷり伸ばせる深いプランター

トマトやなす、きゅうりなどの背が高くなる野菜は、値が伸ばせる背が高い、深いプランターを利用します。特に、きゅうりのように支えが必要なものは、しっかりとしたプランターがおすすめです。

深い植木鉢なども良いでしょう。

にんじん、じゃがいも等の根菜を作るなら土がたっぷり入る深いプランター

ニンジンやジャガイモなど、根菜を育てる時は、充分に土が入るプランターが必要です。

トマトやなす、きゅうりと同じような深さのあるしっかりとしたプランター、または植木鉢を利用しましょう。

プランターの素材

プランターには、プラスチック、テラコッタの他に、木製や麻布などの布製などがあります。

軽くて割れにくいプラスチック(初心者におすすめ)

一番良く利用されているのが、プラスチック製のプランターです。最も多く販売されている茶色のシンプルなものから、石や素焼き、木製に見えるものまで色々な種類があります。

軽くて割れにくいため、初心者におすすめです。

通気性がよくて過湿防止になるテラコッタ(素焼き)

素焼きのテラコッタ製は、通気性が良くて湿気が溜まる「過湿」を防止することができます。

しかし、重く、倒れると割れてしまうこともあります。気を付けましょう。

植物と相性抜群の木製

木製のプランターは植物との相性抜群で、ベランダに置いても、自然のぬくもりを感じることができます。通気性もあり、植物の生育にも最適です。

お洒落で場所を取らないエコプランター(麻・布製)

麻布の布製プランターというものもあります。お洒落で小さいプランターは、天井から吊るしたり、窓辺にちょっと飾る場所を取らない、小さなものになります。

インテリアとしても最適です。

プランターと併せて準備するもの

プランター栽培を始めるために、プランター以外に用意するものをご紹介しましょう。

土(野菜用の培養土がおすすめ)

プランター栽培をする時は、土が必要です。できれば培養土を用意しましょう。

鉢底ネット

プランターの底に、ネットを敷くことで土が外に流れだすのを防ぎます。

また、鉢底から虫などが入るのを防ぐこともできます。

鉢底石

鉢底石は、プランターや鉢の底に入れて、培養土の水はけ・通気性を良くします。

肥料

肥料には、化学肥料・有機肥料・液体肥料・石灰など色々な種類があります。

苗の種類に合わせて元肥、追肥を用意

肥料には、根の種類や目的によって変える必要があります。

また、葉野菜や実野菜と、目的別の肥料もあるため、苗の種類に合わせて元肥、追肥をしましょう。

培養土に肥料が入っている場合は追肥のみ

初めに培養土を使うと、中に肥料が入っている場合もあります。その時は初めに肥料は必要ありません。

肥料は追肥のみにしましょう。

殺虫剤

ベランダで育てるプランターでも虫がつくことがあります。

それではどんな殺虫剤があるのでしょうか。

病害虫が出る前に予防的に使えるものも多い

殺虫剤には、虫がついてから利用するものもありますが、病害虫が出る前に予防できる殺虫剤もあります。ベランダでも外にある以上は、虫が発生してしまいます。

そこで、どちらにも使えるもので予防しておくのがおすすめです。

無農薬にこだわるなら、天然成分のものを

殺虫剤には、農薬に変わる天然成分として世界中から非常に注目されている樹木、ニームを利用した殺虫剤があります。

ニームに含まれているアザディラクチンという成分は、アブラムシ、スリップス、コナガ、ハダニ、オンシツコナジラミ、ネキリムシ、ハモグリバエ、ハマキムシ、カイガラムシ、ヨトウムシ、センチュウなど200種以上もの害虫に有効です。

種・苗(育てたい野菜の種もしくは苗)

やはり大切なものは、育てたい野菜の種や苗にするということです。プランターの大きさで作る種類も違いますので、プランターと一緒に用意しましょう。

じょうろ

じょうろによっては、庭などにたっぷり水を撒くものもあります。

しかし、プランターの場合は、広いスペースに水を撒くわけではないため、先の細いものが向いています。

スコップ

種を植えたり、苗を植える、苗の植え替え用にスコップが必要です。

軍手

素手で土を触ると、爪の間に入ってしまい取れないこともあります。種蒔きや苗を植える時、苗の植え替えの時は軍手を使って作業しましょう。

実際にプランターに植えていく

それでは、プランターに種や苗を植えていきましょう。

鉢底ネットを敷いて鉢底石を置く

まずは用意したプランターの鉢底に、鉢底ネットを敷きます。

その上に、鉢底石を置ききれいにならします。

培養土を入れる(元肥を入れる場合は入れる)

鉢底石の上に、培養土を入れましょう。元肥を入れておくと、肥料が必要ありません。

種・苗を植える(パッケージに書かれている植え方・植える時季を守る)

土の中に、育てたい種や苗を植えます。植え方は、種の袋や苗のパッケージに書かれています。

植える時は、季節を守りましょう。

プランターの底から水が出るまでたっぷり水やりする

種や苗を植えた時は、水をたっぷりあげましょう。はじめはプランターの底から水が出るまでたっぷり水やりをします。室内で育てる時は、まずベランダで水をたっぷり上げてから、底に皿を敷いて室内に置きます。

日々のお手入れ

それでは、ベランダで栽培をする時の、日々のお手入れです。

水やり(基本的には毎日水やり。土が乾いているかどうかを確認)

基本的には、どんな野菜も毎日水やりをしましょう。

野菜によって毎日上げない方が良いというものもあります。こういう時は、土が乾いているかどうかを確認してから水やりをします。

間引き(種を植えた場合は、株間を空けて大きく育てる)

種を植えると、発芽後徐々に葉が伸びて、プランターの中が混み合う時があります。

間引きをし、株間を空けて、1つ1つの株を大きく育てるようにしましょう。

葉のツヤ、病害虫のチェック(変わった点がないか確認)

水やりの時に、虫がいないか葉がしなびていないか、色が変わっていないか、色つやは、とチェックしてみましょう。

収穫(少しずつこまめに収穫して長く楽しめるのがベランダ菜園の醍醐味)

野菜は適切な大きさというものがあります。あまり、大きくなっても大味になってしまいます。美味しい野菜を楽しむためにも、コマメに収穫して、長く楽しみましょう。

長く楽しめるのがベランダ菜園の醍醐味です。

簡単解説!プランター栽培の魅力と始め方についてのまとめ

ベランダで楽しめるプランター栽培は、誰にでもできる手軽な野菜作りの方法です。

ベランダで野菜を作ることができれば、手軽でそして獲りたてを楽しむことができます。

育てる苗に合わせて、プランターの大きさ種類を選び、美味しいい野菜を作りましょう。