ハウスクリーニングに使う道具とは

「ハウスクリーニングに使う道具」はご家庭にどんなものがありますか。

掃除をする場所によって汚れの性質も違ったり、場所によっては使う道具の素材に注意しないと、傷をつけてしまったり、掃除道具にはいろんな配慮が必要です。ハウスクリーニング業社のように、各汚れごとに適した道具をそろえることができれば良いのかもしれませんが、ご家庭でそろえるのは面倒ですし、道具を置くスペースやお金も必要になってしまいます。

今回は、ご家庭でもそろえやすく使いやすいことを重視した「ハウスクリーニングに使う道具」についてご説明いたします。また、後半ではハウスクリーニングのプロがどのような道具を使っているのかについても少しご紹介いたします。

ハウスクリーニングに使う道具は?

ハウスクリーニングに使う道具といっても、場所によって適したものが全く違うためこれが一番というわけにはいきません。まずは、この記事でご紹介する概要をご説明いたします。

基本的な道具は一般家庭でそろう

ハウスクリーニングに必要な道具をわざわざ1からそろえる必要はありません。もちろん頑固な汚れなどは洗剤や専用の道具が必要になることはありますが、基本的にはご家庭にあるもので十分です。

では、どのような道具を使うのかというと、使い古したTシャツやタオル、歯ブラシなど、日ごろ使っているものの中で、そろそろ新しいものに取り換えようかなと思っているものがあれば、それが掃除道具になります。使い方については、のちほどしっかりご紹介いたします。

最善の道具を選択すると、掃除が簡単になる

道具は身の回りにあるもので十分そろいますが、それぞれどんな掃除に適しているかを見極めることも、効率的な掃除のためには大切になります。適した掃除道具を使うことで掃除にかかる労力を減らしていきましょう。

専門業者でないと手に入らないものもある

ハウスクリーニングのプロにしか持っていないような大掛かりなクリーニング道具もあります。プロがどんな道具を使っているのか、また、身の回りで代用できるものはないのかという目線で解説させていただきます。

プロが使う掃除道具は

ホームクリーニングのプロでも、すべての道具がプロ専用の道具というわけではありません。業務で使うため仕入れ先は違うものの、商品自体は100円均一やホームセンター、ドラッグストアなど、身近なお店に販売してあるものと同じ仕様のものを使っているところも多いです。まずは、プロが使う道具の中でも、みなさんにも「手軽に手に入り使えるもの」をご説明いたします。

スポンジ

スポンジは材質によって使い分けます。洗剤と一緒に使う場合には泡立ちが気になるところですが、泡立ちは目が粗いほど良くなります。では、材質別の用途をご紹介いたします。

ナイロンのスポンジ

お皿洗いなどによく使われる「ナイロンのスポンジ」はお風呂場の床やタイルなど、でこぼこした面の掃除に使えます。

スポンジ自体にカビがはえ、それが床や壁にうつることを避けるため、使用後は水気をよく切り湿気のこもらない場所に保管するようにしましょう。お風呂の中につるして保管する場合でも、なるべく床や壁と接触しないような保管方法をおすすめします。

アルミネットのスポンジ

アルミネットスポンジは湯あか落としに適しています。最後にお風呂に入った人が、浴槽の栓を抜き、減っていく水位のあたりをスポンジで軽くこすり洗いします。完全に湯がなくなったら水で全体を軽く流すと、洗剤いらずで掃除ができます。

メラニンのスポンジ

水回りのお掃除に適しています。水を含ませて軽くこするだけで汚れを取ることができるので、洗面台や、キッチン回りの掃除に適しています。また、お風呂場の蛇口回りの金属部分の水垢が目立つところに使うことができます。

注意点としては、研磨効果があるので傷の目立つ鏡などに使用する場合は、水をなるべくたっぷり含ませて優しくなでるようにして使いましょう。

たわし

たわしはザルや野菜を洗ったり、スニーカーを洗ったりするときに使われることの多いたわしですが、カーペットの掃除にも使うことができます。使い方は、たわしで軽くなでてごみを掻き出すだけです。強い力でこすってしまうとカーペットを傷める原因となりますので優しくなでるように使うようにしましょう。

ボディータオル(ナイロン製)

ボディータオルをスポンジ代わりに使います。メリットとしては、スポンジはなかなか乾きませんがボディータオルは乾きやすく、また、タオル自体を清潔に保ちやすいところです。クリップなどを使ってぶら下げておけば、ささっと掃除をして手洗いをし、そのまま乾かすことができるので便利です。

ブラシ(ナイロン、ワイヤーなど)

窓のサッシの掃除には、専用のブラシをホームセンターなどで購入するのも良いですが、使い古した歯ブラシや、安い歯ブラシで代用することも十分可能です。サッシのレールにブラシの先をのせ、ほうきで掃くようにスライドさせることで大体の汚れはとれます。

こびりついている場合は、少しブラシに水を含ませると汚れが取れやすくなります。仕上げに乾いたキッチンペーパーやいらなくなった衣類で乾拭きをします。

角に汚れが詰まっている場合は、つまようじや綿棒ですくい取るようにして汚れを取ります。

また、サッシのクリーニングには、スポンジも便利です。スポンジはハサミで切り幅を変えることができるため、レールの幅に応じた掃除がしやすくなります。スポンジの幅はレールの幅より少し広めに切ることで、端の汚れにもスポンジがしっかりこすれ、汚れが取りやすくなります。

ぞうきん、ウエス

ご家庭に使わなくなった衣類やタオルがあればそれをウエスとして使うことができます。「ぞうきん」が使える場所にはだいたい「ウエス」も使うことができるので、「ウエス」と「ぞうきん」は特に区別せずに用途の解説をしていきます。

いらなくなった衣類をウエスとして使う場合は、使いやすい大きさにハサミで切っておきます。ウエスとして使いやすい素材は、綿のTシャツなど化学繊維の少ない生地です。高機能インナーなどは、汚れが付きにくい加工がされている場合があるので拭き掃除にはあまり適していません。

ウエスを使用するおすすめの場所は、トイレやガスコンロまわり、浴室、洗面台、くつ箱などさまざまです。使用後は捨ててしまえるのがいいところです。もし、ウエス自体を再利用したい場合には、洗濯をすることもできます。ただし、はさみで切りっぱなしのウエスは端から糸くずが出やすいので、ほかの洗濯物と一緒に洗濯をする場合は洗濯ネットに入れることをおすすめします。

マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロスは、お風呂掃除にも使えます。天井の掃除では、少し湿らせた状態でふき取ることで汚れを一緒に絡め取ってくれます。そのほかにも、キッチンのガスコンロの掃除などにも使うことができます。

また、濡らさずにパソコン回りのほこり取りとして使うこともできます。

洗濯をすることで何度も使えるので、数枚持っているととても便利です。

ヘラ

ヘラは、換気扇やサッシにこびりついた汚れを取るときにとても便利です。軽い汚れであれば水を含んだスポンジなどで簡単に取ることができると思いますが、しぶとい汚れはヘラなどを使って物理的に取った方が早いです。

ヘラの代用として、いらなくなったポイントカードやクレジットカードなどがあると便利です。

手袋

洗剤やものとの摩擦で手が荒れるのを避けるために、掃除をするときには「手袋」をすることをおすすめします。厚手のゴム手袋があれば、何度も使用できるため、ハウスクリーニング用に1双用意しておくと良いでしょう。

ハウスクリーニングのプロが使う専用の道具

ここからは、ご家庭で手軽に用意できる道具ではありませんが、ハウスクリーニングのプロが実際に使う道具をご紹介いたします。

業務用高温スチームクリーナー

高温のスチームで頑固な汚れを落としたり、カビ除去などのために使われます。高温なため、殺菌の効果もあります。お値段はコンパクトタイプであれば1万円以下でも購入可能ですが、本格的なものは10万円以上します。

角サンダー

主に、「湯あか」や「水あか」取りのために使われます。研磨剤などを併用して、専用の機械で磨くように水あかなどを取り除いていきます。また、窓や床に使う場合もあります。

家庭用のサンダーもありますが、収納場所や本体の購入費用を考えると、こまめにスポンジや洗剤を使ってクリーニングをするほうが現実的かもしれません。

ポリッシャー

ポリッシャーと聞くと洗車に使うものというイメージがあるかもしれませんが、プロは主に水回りの汚れ落としに使用します。回転数などを微妙に調整しながら汚れを落とす技術が必要なため、こちらもプロならではの道具かもしれません。

ハウスクリーニングに使う道具まとめ

「使い古した歯ブラシ」、「いらなくなった衣類」、「ポイントカード」などは積極的に掃除道具として再利用してみてください。また、「スポンジ」や「たわし」、「マイクロファイバークロス」など、身近な商品を「ハウスクリーニングに使う道具」として常備しておき、気づいたときに掃除をする習慣が付けば今よりも汚れが溜まりにくい家づくりにつながるかもしれません。

もし、自分の力でキレイにするのが難しいところがあれば、プロにお願いしてみるのも良いでしょう。