効率をあげる掃除の順番

家事の1つである掃除。いつもの流れで何気なく行っている掃除の順番が「一番効率的な順番かどうか」など日頃から考えて行う方は少ないのではないでしょうか。ですが、頻繁に行うものだからこそ効率的な順番を身に着けることで、短縮できた時間をもっと趣味などほかのことに使えるのではないでしょうか。

今回は、効率をあげる掃除の順番についてご紹介いたします。

基本的な掃除の順番

「掃除」は、料理とは違って順番を間違えると完成しないものではありません。かといって好きな順番に行うと、二度手間になってしまうことも多いのが「掃除」です。「効率的な掃除」を行うためにも、「基本的な掃除の順番」はある程度、日頃から意識して行ってみましょう。

では、「基本的な掃除の順番」についてご説明いたします。

掃除は上から下へ

布団や衣類から出た綿ぼこりや、外から入ってきた砂ぼこりなど、ほこりには様々な種類があります。空気の流れに乗るなどして、様々な方向から入ってきます。ですが、基本的にほこりは時間が経つと上から下に落ちていきます。

先に床掃除をしてしまうと、後から机や棚の上を掃除したときに、取りきれなかった汚れが舞い上がるなどで床に落ちてしまい、改めて床掃除をしないといけなくなることもあります。一度キレイにしたところを、改めて掃除するのは面倒ですよね。二度手間を作らないために、掃除は天井や棚の上など、高いところから順番に行うようにしてみましょう。

部屋の奥から出入口のある手前へ

基本的な掃除の順番として、「上から下へ」と同じくらい重要な順番が、「奥から手前へ」です。掃除機やモップがけ等、床掃除は「奥から手前へ」行うようにしましょう。手前から行ってしまうと、きれいな床と掃除前の床を行き来することで、きれいにした場所へ汚れが散らばってしまいます。

また、モップやワックスがけであれば、かけた直後の床はなるべく足跡を付けないようにしたいですよね。

ですので、床掃除は「奥から手前へ」ということを意識して行うようにしましょう。

軽い汚れからひどい汚れへ

これは、結局どちらもやるのであれば関係ないように思えるのですが、人の心理として、「軽い汚れ」と「ひどい汚れ」であれば、どちらかというと「ひどい汚れ」は残したくないですよね。軽い汚れを先に掃除してしまえば、「ひどい汚れ」を掃除すれば掃除は完了!となりますが、「ひどい汚れ」を先に掃除すると、「軽い汚れ」はあまり気にならなくなり、掃除を途中で終了してしまいがちになります。

また、同じスポンジやウエスを使って掃除をする場合も、「ひどい汚れ」を先に掃除してしまうとスポンジやウエス自体が汚れてしまい、必要な数が増えてしまうという理由もあります。是非、掃除は「軽い汚れひどい汚れへ」ということを意識して取り組む習慣をつけてみてくださいね。

効率的な掃除の順番

掃除中に汚れを広げてしまうことが原因で二度手間を生じさせないための「基本的な掃除の順番」をご紹介いたしました。続いては、日常的に行う掃除を「より効率的に」行うための掃除の順番をご紹介いたします。

まずは物を片付ける

物が置いてあると、それをよけながら掃除をしなければなりません。

物を出しっぱなしにしてしまう癖がある方は、それぞれの物の定位置となる収納場所を作ると良いかもしれません。

それでも、机の上にコップや雑誌が出ていたり、届いた郵便物が靴箱の上に置きっぱなしになってしまったり、ある程度の物が出たままになるのは仕方ないことですよね。

掃除をするときには、取り掛かる前に部屋を一度見回って掃除の妨げになるものがないか、確認してから取り掛かるようにしましょう。もし出しっぱなしになっている物があれば、定位置にしまったり、一旦邪魔にならないところに移動したり、片付けをしてから掃除に取り掛かりましょう。

背の高い家具から掃除

物の片付けができたら、「上から下へ」の順番で掃除をしていきます。クローゼットや本棚等、背の高い家具から順番に掃除をしていきましょう。ホコリを絡め取ることのできるワイパーのようなものが1本あると便利かもしれません。

テーブル等の掃除

次に、背丈よりも低い家具等の掃除を行いましょう。テーブルの台拭きや、テレビ台の掃除等もこのタイミングで行います。ほこりのかかりやすい家具は、先ほどご紹介したほこりを取るためのワイパーをこちらでも使いまわした後に、濡らした雑巾や布巾等で掃除すると効率的でしょう。

最後に床の掃除

床の掃除は「奥から手前に」行いましょう。掃除機を使う場合は、押す方向よりも引く方向のほうが吸引力の高いものが多いので、カーペットなどは引くときを意識しながら掃除をするとよく汚れを取ることができます。

きれいな床に仕上げる掃除の順番

掃除機やフローリングワイパーなど、単品で使ってでも、もちろん床掃除は可能ですが、せっかくならいつもよりきれいな床に仕上げたいですよね。毎日行うには少し大変かもしれませんが、週に1度や月に数回この方法で掃除をするで、今まで以上にきれいな床を維持しましょう。

フローリングワイパーやモップ等でほこりやゴミを軽くとる

いきなり掃除機をかけるのではなく、フローリングワイパーやモップ等で床に落ちているほこりやゴミをとります。この作業は床に落ちたほこりを絡め取るだけでなく、取りきれないほこりを床に押さえつける効果もあります。こうすることで、掃除機をかけた時に舞い上がるほこりの量を減らすことが期待できます。

掃除機をかける

掃除機は「奥から手前へ」かけましょう。上手に掃除機をかけるコツとしては、掃除機の吸引力を維持するため「掃除機がなるべく床から離れない」ように意識しながら掃除機をかけましょう。腕から先だけで掃除機をかけるのではなく、体ごと前後に動かしながら掃除機をかけることで、床から掃除機のヘッドが離れにくくなります。

水拭き

掃除機が終わったら、「水拭き」をしましょう。「水拭き」というと水をたっぷり使った方が良いように感じますが、水を多く含んだ雑巾で拭くと、水分が床に残ってしまいます。この水分には拭ききれなかった汚れも含まれているため、「水拭き」にはよく絞った雑巾を使いましょう。

そのほうが、より多くの汚れを効率的にとることができます。

から拭き

床に残った水分には汚れが残っていること以外にも、マイナスな面があります。床に水分が残ったままだと、そこが雑菌の繫殖しやすい環境となってしまうのです。せっかく掃除をしたのに、雑菌の増える原因を作ってしまうのは嫌ですよね。

ぜひ、「水拭き」をした後は必ず「から拭き」をするようにしましょう。

上記の順で床掃除を行うことが理想ですが、難しければワイパーなどでほこりやゴミを取ったり掃除機をかけるだけでも日ごろから行うようにすると良いでしょう。また、繰り返しになりますが、「水拭き」をした後は必ず「から拭き」をするようにしましょう。

効率をあげる掃除の順番 まとめ

「上から下へ」や「奥から手前へ」など、ちょっとしたことを意識するだけで、一段と効率的な掃除方法に近づきます。

また、床掃除のときには、前後に工夫をすることで、よりきれいな床を維持することができます。ご紹介した方法の全てを取り入れるのは難しいかもしれませんが、何か一つでも参考にしていただければ、きっと今までよりもキレイな部屋に短時間で近づくことができるのではないでしょうか。

ぜひ、効率的な掃除方法を試してみてくださいね。