室内家庭菜園で野菜を栽培しよう!やり方から向く野菜まで徹底解説

家庭菜園は家の庭や畑を借りて栽培するだけではなく、プランターやベランダ、あるいは室内のキッチンでもできます。

室の中で家庭菜園をやることは、スペースをとらずに手間がかからないし、すぐに目が届くし、メリットが多いです。

とはいっても、具体的な栽培方法や室内家庭菜園向きの野菜などを知っておくことは必要です。

知れば知るほど楽しくなる室内家庭菜園です。

すぐに役に立つ室内家庭菜園の栽培方法やメリット、室内で栽培しやすい野菜の種類などをご紹介します。

室内で野菜を栽培する方法

室内で野菜を栽培する方法としては、狭いベランダでも楽しめるプランター栽培と土作りの必要がない水耕栽培があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

プランター栽培

プランターで野菜や果物を育てるプランター栽培は、広いスペースも必要なく畑を耕す必要もなく取ってすぐに野菜や果物を食べられる良さがあります。

キッチンや窓際など部屋の一画に置いたり、壁掛けなど

プランター栽培はベランダやキッチン、窓際など場所を選ばずどこでも栽培できます。壁掛けプランターなら、オシャレなインテリアにもなります。

気をつけるポイントはプランター選びや土づくりです。

プランター自体の重さに土の重さが加わるので、素材は軽いプラスチック製がおすすめです。

すのこや排水穴つきのものにすると、根腐れ防止になります。

土は慣れてくると自分でブレンドできるようになりますが、始めのうちはブレンドされている培養土を使うといいでしょう。

壁掛けプランターのプランターも軽量のプラスチック製がおすすめです。カラーバリエーションが豊富なものもあるので、まわりのインテリアとも合わせることができます。

土は、花を飾るハンギング向きの軽い土を選びます。

置き場所には配慮が必要

どこでも栽培できるプランター栽培ですが、日当たりや風通しなどの置き場所には気をつけます。

日の当たる場所が適しているもの、半日陰や日陰が向いているもの、それぞれに適した環境を知っていると成功しやすいです。

特に、夏野菜のトマトやキューリ、ピーマン、ナスなどは日照時間が長いところに置きます。

コンクリートに直に置くと良くないので、下にすのこやレンガなどを置く工夫も必要です。

キャベツやレタスなどは午前中だけ日当たりが良ければ良いです。

また、半日陰や日陰でも育つ野菜もあります。セリやミツバ、ミョウガなどの野菜、ミントやバジルなどのハーブ類です。このような種類は室内家庭菜園向きです。

風通しは、どの植物にも必要です。窓の向きを考えて適度に風通しを良くします。

水耕栽培

プラント栽培のプラントや土も必要ない、水だけで栽培できるのが水耕栽培です。プランター栽培よりさらに手軽に始められます。

土耕栽培よりも成長が早く、虫の心配もなく無農薬な野菜を育てることができます。

①土を使わず水と肥料だけで栽培

土を使わない水耕栽培での肥料は、水に混ぜた液体肥料です。栽培している容器の水がなくなってきたら、液体肥料入りの水を足すだけで育てることができます。

栽培キットを購入して、日当たりの良い場所にキットを置くだけで成長してくれます。

衛生的

水耕栽培では害虫がつくことも、土の中にいる細菌の心配もありません。非常に衛生的な栽培方法です。

ただ、「水が命」なので常に新鮮な水であることが必要です。とはいっても、管理ができれば水道水でもミネラルウォーターでも栽培には問題はありません。

ただ、特に夏場の水は腐りやすいので、衛生面で完璧を目指したいなら全自動でガラスやプラスチック製のカバーつきの水耕栽培機を購入するといいでしょう。

価格は万単位のものもありますが、一度購入するとずっと使い続けることができるので、ものによっては売り切れ状態になるほど人気があるのもあります。

雑草抜きがいらない

土を使わないので雑草が生える心配もありません。夏場の畑の大変な労働である「雑草抜き」がないだけでも水耕栽培の大きなメリットでしょう。

②スポンジやペットボトル、お茶パックなどで手軽にはじめられる

水耕栽培は水だけで栽培するので、水を入れられる容器や水を吸い込むものであればすぐに始められます。

スポンジが培地になったり、苗を支える役割になります。

ペットボトルの飲み口の部分を切り取り、逆さまにして入れ直して、胴体部分に水や液体肥料を入れて発芽させることができます。日光が当たりすぎると藻が発生することもあるので、胴体部分はアルミ箔などで覆います。

お茶パックは下から吸水してくれて、パックごとに違う種を蒔くことができます。取り出しも楽なので、とても便利です。

③スプラウト系だけでなく、実のなる野菜も栽培可能になっている

水耕栽培できる野菜はたくさんありますが、初心者でも取り組みやすいというと葉物野菜です。

貝割れ大根やリーフレタス、バジルなどのハーブ類は有名ですね。

実のなる野菜や果物では、イチゴやトマトが水耕栽培には向いていますが、難易度が高いので専用キットを購入して挑戦してみるとよいでしょう。

④野菜のヘタや根っこを再利用することもできる

栽培方法も水につけて毎日、水替えするだけの簡単さです。ネギやにんにく、セリやミツバ、小松菜や青梗菜でも育てることができます。

簡単に捨ててしまいがちな野菜のヘタや根っこでも、水耕栽培で再生できます。初心者でも簡単にできて食費の節約にもなって、と良いことづくしです。

ただし、梅雨時や夏場などではカビが生えたり腐ることもあります。そんな時はすぐに処分して、収穫できたものも加熱するレシピで食べましょう。

室内栽培を始めるときは、まず土を使うかどうかを決める

室内栽培にはプランター栽培と水耕栽培がありますが、知っているのはプランター栽培という方が多いのではないでしょうか。

水耕栽培が手軽で始めやすいといっても、新しく始めるのはちょっと面倒な面もありますね。

そんな時の決め方としては、土を使うかどうかを基準にすればいいでしょう。土を使いたい場合にはプランター栽培、土を使いたくないなら水耕栽培というように決めておけば始めやすいです。

室内家庭菜園のメリット

室内家庭菜園は、畑を耕す大変さもなく少しのスペースだけですぐに始めることができる手軽さがあります。自分で育てた野菜を食べる喜びがあるのは、室内でも畑でも変わりありません。

他のメリットもみていきましょう。

気候に影響されない

雨の多少や風の強弱、台風の影響などをモロに受けるのが庭や畑の家庭菜園です。

室内家庭菜園では、気候に影響されないだけではなく害虫や雑草などの被害もほとんどありません。

ほぼ通年、栽培ができる

室内栽培に向いた野菜を栽培する場合には、ほぼ一年中、栽培は可能です。

グリーンがインテリアになる

壁掛けやキッチンに置くことで、思わぬオシャレなインテリアにもなります。

虫がつきにくい

庭や畑の家庭菜園では害虫の被害はつきものですが、室内ではほとんど心配がありません。

無農薬野菜が育てられる

農薬が必要なのは、土中の細菌や病原菌の被害を避けるためのものです。水耕栽培では土を使わないので当然、無農薬ということになります。

プタンター栽培でも土づくり次第で無農薬で育てることができます。

室内で栽培しやすい野菜

室内栽培に向く野菜は、栽培期間が短い葉野菜や虫がつきやすいハーブ系です。

栽培に時間がかかったり、土の中の栄養が欠かせない野菜は向きません。

向いている野菜

スプラウト系

野菜などの新芽のことをスプラウトといいます。食べられるものと食べられないものがあります。

もやし系スプラウトとかいわれ系スプラウトがあって、もやしや貝割れ大根をはじめ、豆苗(かいわれ系、エンドウ豆のスプラウト)、ルッコラ、ブロッコリー(かいわれ系)、レッドキャベツ(かいわれ系)などがあります。観賞用としても向きます。

葉もの野菜

葉を食べるものが葉もの野菜で、リーフレタスなど種類豊富なレタス類は定番といえます。

他にも春菊、水菜、ネギ、シソなど室内栽培に向くものは多いです。

ミニ野菜(ミニトマト)

ミニトマトは丈夫で栽培しやすいので、室内栽培の定番です。

ハーブ類(パクチー・パセリ・バジル・ミント)

プランター栽培にも水耕栽培にも向きます。ローズマリーなどの大きいハーブは鉢植え向きです。

向いていない野菜

根菜類

地中の茎や根を食べるのが根菜類です。ジャガイモや大根、カブなどの根菜類は、畑のような土の栄養を吸収して育つ野菜なので室内栽培には向きません。

大きく育つもの

背が高くなる野菜、例えばトウモロコシなどはしっかりした大きい容器が必要です。スペースもとりますし、風が吹いただけで倒れることもあります。

栽培期間が長いもの

室内向きの野菜は栽培期間が短い方が向きます。手間がかからず手軽なものが室内で育てるものに向きます。

室内家庭菜園で野菜を栽培しよう!やり方から向く野菜までの徹底解説のまとめ

家庭菜園というと、畑を借りて土を耕して雑草をぬいて、とやることがいっぱいで無理!なんてことありますよね。

その点、室内で家庭菜園をおこなえば、手軽で安全で楽な作業で野菜を作って食べることができます。ちょっとしたインテリアにもなれるという良いことづくしです。

やればやるほど楽しくなってくる室内家庭菜園です。やり方や向く野菜をしっかり理解したら、今日から早速、やってみませんか。