手軽で簡単!ペットボトルを用いた水耕栽培の方法ご紹介

水耕栽培というと、皆さんはどんなものを想像しますか?一番頭に浮かぶのは米ですね。

しかし、米を家庭で育てるのは簡単ではありません。

そこで、最近よくテレビなどでも見かけるのが豆苗やハーブ・葉野菜などです。ペットボトルを使うと家庭でコストをかけず簡単にできます。

ペットボトルを使った水耕栽培についてご紹介しましょう。

ペットボトル水耕栽培の魅力

水耕栽培をするために、絶対に考えなければならないのが水漏れです。耐水性がある容器を用意することから必要ですが、そこでおすすめするのがペットボトルになります。

手軽

ペットボトル容器は、今ではどこでも手に入れることができる耐水容器です。自分で飲んだ後のミネラルウォーターやお茶のペットボトルを利用することができます。

低コスト

ペットボトルは、飲んだ後のものを利用しても良いですし、他の人から不要になったものを譲り受けても良いです。ペットボトルそのものは、ゴミにするものですので、プランターなどを用意する必要がなく、低コストになります。

使用後はリサイクルできる

使用後はペットボトルゴミとして廃棄しますが、その後ポリエステル生地などにリサイクルすることもできる、リサイクル容器です。

ペットボトルで育てられる植物

それでは、家庭のペットボトルで育てることができる植物をご紹介しましょう。

葉もの野菜

葉物野菜ではレタスやカイワレ・水菜・みつば・シソなど葉野菜を育てることができます。中には、豆苗など使った後の苗を再利用できるものもあります。

種類によっては、水だけでも育つものがあります。

ハーブ

ハーブの中でも、イタリアンパセリ・バジル・クレソン・ミント・オレガノ・セージ・ローズマリーなどは、水耕栽培で育てることができます。

このほかにも、レモンパームやチャイブなども栽培できます。

手軽に育つハーブはちょっと身近にあると、お料理のアクセントに便利です。

ニンニク、ネギ

ニンニクやネギは、ペットボトルにハイドロボールとロックウールを入れて発芽させて栽培します。

発芽まで土で栽培する、半水耕栽培もあります。

ニンニクやネギは、種から育てるのが一番ですが、そのためにも半水耕栽培がおすすめです。

はつか大根

はつか大根も、ある程度培養土やスポンジを使って種から芽が出るまで育てる半水耕栽培になります。

ミニトマト

ミニトマトは、スポンジやハイドロボールを使って育てます。育てる時は、ただの水だけでなく肥料を入れた培養液にします。実がなると上が重くなるため、しっかりとした容器を用意しましょう。

イチゴ

イチゴは元々水耕栽培しやすい植物ですので、スポンジやエアポンプが必要ですが、家庭で簡単に作ることもできます。

ペットボトル水耕栽培で準備するもの

ペットボトルの水耕栽培で準備するものは、「ペットボトル・種・培地用の発芽スポンジ、ハイドロボールなど・液体肥料・フェルト」になります。

ペットボトル

家庭で用意できるペットボトルは350ml入りから2リットル入りまで様々です。形も丸から真四角、長方形まであります。柔らかい容器もあれば、炭酸飲料用のしっかりしたものもあります。

植物のサイズに合ったもの

ペットボトルのサイズや形・素材は、栽培する植物にあったものを用意しましょう。ペットボトルをカットするための専用ハサミやカッターがあるとさらに便利です。

また、カットする時はペットボトルに線を書きますので、定規と油性マジックも使います。

自分で作りたい野菜やハーブの種を用意しましょう。

間引きするので多めに準備する

種は芽が出たら良い苗を育てるために、間引きをすることもあります。そのため、種は多めに準備をしましょう。

市販されている種は、1袋にたくさん入っているものもあります。

しかし、数個しか入っていないものもありますので、数が少ない場合は複数購入しておきます。

培地

苗から育てられるものもありますが、種から育てるものは培地が必要になります。培地には培養土が必要となることもあります。

発芽用スポンジ

培地に良く利用されるのは発芽用スポンジですが、家庭用の台所用スポンジが利用できます。

ハイドロボール、ロックウール、パーム用土など

水耕栽培用のハイドロボール・ロックウール・パーム用土などがあります。

いずれも大型ホームセンターや園芸店などで取り扱っています。必要なものを用意しましょう。

水耕栽培用の液体肥料

水耕栽培用の液体肥料があると、病気の予防や良い物を育てるために必要です。特に病気に弱い野菜を育てる時は、適切なものを用意し正しく利用しましょう。

フェルト

フェルトは、スポンジの保湿用に使います。吸水のために必要になりますので、撥水性のものではなく、水で洗うことができるフェルトを用意します。

スポンジ保湿用

フェルトはスポンジへの保湿用に使います。根に充分水が行きわたるようにします。フェルトは普通のフェルトを利用することができます。

ペットボトル水耕栽培の方法

それでは、ペットボトル水耕栽培の方法をご紹介しましょう。

ペットボトル栽培容器を作る

育てる植物にあったペットボトルを用意したら栽培容器を作ります。

ペットボトルは、2つの利用方法があります。豆苗など簡単に育つものの場合は、スクエア型のペットボトルを横置きにして、上を1/3ほど窓型にカットして植えることもあります。

こちらでは縦置きのまま、利用する方法の説明になります。

きれいに洗う

飲んだままのペットボトルを使ってしまうと、カビなどの原因になります。そこで、きれいに洗ってから使いましょう。

時間があれば、干してから使うと良いですね。

節の部分で水平にカットする

節の部分で水平にカットします。この時に必要になるのが、ペットボトルやプラスチックを切ることができるカッターやハサミです。

水平にしっかりと節が入っていないペットボトルの場合は、定規や油性ペンで、カットする線を引きます。

上部をさかさまにして差し込む

ペットボトルの上部の口の方を逆さまにして、下の部分に差し込みます。上の部分には培養土やスポンジと種が、下の部分に水が入るようになります。

培養液を2/3~3/4まで注ぎ入れる

カットしたペットボトルの下部分に、液体肥料を水で適量に薄めた培養液を注ぎ入れます。注ぎ入れるのは、下から2/3~3/4の高さまでにします。

培養液は濃すぎると、植物の根を傷めてしまいます。必ず、肥料の容器に書いてある量を守りましょう。

根がつく位の植物もあれば、根がつかない方が良いものもあります。植物によって入れる量は加減しましょう。

培地に種を置く、または発芽させた植物を培地ごと置く

カットして逆さまにしたペットボトルの上部分に、培地を入れ種を蒔きます。培地が土の場合は、下に溶け出してしまうこともあります。培養土での発芽が必要ない植物はハイドロボールが便利です。

他の容器で発芽させた植物の場合は、培地ごと置きましょう。発芽させるための培地がスポンジの場合は、そのままで大丈夫です。

飲み口からフエルトを通してスポンジと水面をつなぐ

培地(スポンジ)の下のペットボトルの飲み口からフェルトを通して、下部分に入っている培養液の水面とスポンジをつなぎます。スポンジは厚さ2cmくらいがおすすめです。

培養土を使う時も、口の部分にスポンジを入れておくと、土が下部分に混ざるのを防ぐことができます。

直接根が水に浸らない方が良い植物は、根が見ずに浸ることなく、自然と吸水ができるようにします。

陽当たりのよいところに置いて育てる

陽当りが良いところに置いて、育てます。室内で育てると日光が不足してしまいます。できるだけ窓辺に置いたり、中にはLED電球を使って育てる人もいます。

培養液が減ったら追加したり、定期的に交換

培養液をそのまま放置しておくと培養液が減ったり、中の水が濁ったり腐ることもあります。減ったときには、同じ濃度の培養液を追加したり、時々培養液を交換しましょう。

植物にもよりますが、数日に1回は交換をおすすめします。

手軽で簡単!ペットボトルを用いた水耕栽培の方法ご紹介のまとめ

プランターがなくてもペットボトルと台所用スポンジ、余ったフエルトがあるとできる家庭菜園の方法でした。

身近なものでも簡単にできる水耕栽培の家庭菜園は、場所も取らずにインテリアにもなると人気です。

料理に使った余りを、苗や種として使うこともできます。子どもの自由研究にもなります。

ぜひ、自宅のキッチンや窓辺でペットボトルを使った水耕栽培をしてみましょう。