知りたかった!手編み作品を販売する方法は?

手編みが得意な皆さんの中には、せっかく作った作品を他の誰かにも使ってもらいたい、と思うことがあります。そんな時、手編み作品が販売できれば良いですね。

しかし、手編み作品を販売したい、と思ってもどうやって販売するかわからない、という人もいるのではないでしょうか。

それでは、手編み作品を販売する方法についてご紹介しましょう。

手編み作品は販売できる?

自作の手編み作品を販売するためには、どんなスキルが必要でしょうか。何を知っておくことが大切でしょうか。

著作権に抵触していなければ販売できる

まず、デザイナーズニットのように、著作権というものが発生する場合があります。

また、キャラクターブランド、例えばディズニーやサンリオの絵をニットで表現し、販売する時には著作権というものが発生します。

こういったものは、しっかりとメーカーなどに属して著作権法に抵触しないようにします。

しかし、そうでない場合は、自作のものを販売することができます。イラストが得意なら、自作の絵をニットにしても良いですね。

販売するための免許や資格は不要

基本的に自作の手編み作品を販売するための免許や資格は必要ありません。

しかし、お店を構えて販売するためには、別の資格が発生することもありますので、しっかりと調べて下さい。お店は認可・届出という問題があるため、行政書士などに相談することになります。

手編み作品を販売する方法

手編みを販売するためには、オフラインの販売とオンラインの販売があります。

オフライン

オフラインでの販売は、お店やフリーマーケット、委託などで販売する方法があります。オフラインの販売でイベントやフリーマーケットに参加する時は、出店手数料が取られます。開催されている時に売り上げがないと、収入には結び付かないのでよく考えて、出店しましょう。

手売り

手売りの方法としては、口コミによるものがあります。自分でおしゃれなニットを身につけて、個人的に手編みの作品の注文を受けて販売すると、手売りが成立します。

イベント出展

手作りの作品を販売するイベントは、一年中全国で開催されています。代表的なものではお盆と暮れに開催される東京ビッグサイトの「コミックマーケット」通称コミケですが、こちらでは、同人誌といったアニメや漫画関連だけでなく、手芸小物を販売しているサークルもたくさんあります。

同じようなものでは、年に4~5回開催されるコミティアというイベントもあります。他にも、小規模なハンドメイドのワークショップで販売することもできます。

フリーマーケット出展

全国では、大小様々なフリーマーケットが開催されています。中古の衣類や本、家財道具や食器など様々なものを販売しています。フリーマーケットは、最も身近で簡単に参加できるイベントです。

素敵な手編みの作品を飾って、参加者の注目を集めてみましょう。

委託販売

最近、カフェやパン屋さん、美容院などの2階の空き室などをつかって、ワークショップを開催するお店があります。こういったお店では、ワークショップの一環としてハンドメイドの商品を販売することができます。

2階で編み物の講師をし、1階のお店で手編みの作品を委託販売しているというところもあります。一石二鳥で、仕事ができますので、ぜひ調べてみましょう。

オンライン

最近は、素人がオンラインで自分のものを販売することができるようになりました。オンラインは自宅にいながら出店ができるのでとても手軽です。

しかし、サイズなどを相手の人が確認できない、色や風合いを手に取れない、返品返金などお金のトラブルなどもあります。しっかりとデメリットを知ったうえで、出品をしましょう。

それでは、どんなオンラインの販売があるのでしょうか。

ハンドメイド販売サイトへ出品

オンラインの販売サイトには、ハンドメイドを専門に扱っているところがあります。

「クリマ」や「iichi」では、自慢の手作り作品を主に販売しています。手芸品はもちろん、家具や人形、おもちゃなどもあります。

ただし、皆さんかなりスキルが高い人が多く出品していますので、しっかりとスキルを磨いてから販売をしましょう。

また、見た目も大切です。どれほど正確でも地味な作品は目に留まりにくいので注意しましょう。

フリマアプリへ出品

フリマアプリと言えば、「メルカリ」ですね。皆さんご存知のメルカリは、簡単に自分が販売したいものを写真にとってアップするだけです。

ただし、写真のイメージが大切になりますので、少しでも良いものに見えるようにすることと、正確さに自信がある人は、それが解るような画像を付けてアップしてみましょう。

また、フリマアプリでは、価格の設定が難しい点があります。販売する前に市場の価格を良く調べてから出品しましょう。

ネットオークションサイトへ出品

ニッターとしてある程度のスキルがみについたら、ネットオークションサイトへ出品してみましょう。手編みのニットが高級なものであることを知っている人なら、皆さんが作った手編みの作品にも目を止めてくれるはずです。

ネットオークションの一番の問題は、売買の時に相手が解らないことです。振り込まれた金額を確認してから発送するようにしましょう。

ネットショップを開設

ある程度資金と知名度が上がったら、ネットショップを開設してみましょう。イベントやフリーマーケット、ニッターとして知名度が高くなると、それだけでもお客様がつくことがあります。

色々なネットサイトに所属することもできますが、自分でネットショップを開設すると、中間手数料などが発生しないため、その分価格を抑えて販売することができます。

ただし、セキュリティー面などを、自分でしっかりと管理することになります。ネット管理ができる共同経営者などがいると良いですね。

オンラインで手編み作品を販売するステップ

同じオンライン販売にも、複数の選択肢があります。どの方法が自分にとって一番適しているか、しっかりと把握して利用してください。

販売方法を決める

まず、ネット販売の中でもハンドメイド販売サイトへ出品・フリマアプリの利用・ネットオークションサイトへの出品・ネットショップの開設の中で、最も自分に合った方法を探します。

売れやすい作品や価格をリサーチ

いくら自分が気に入った作品でも、お金を出してまで欲しいと思わない、というものもあります。

そこで、販売のためには自分だけの好みではなく、売れやすい作品はどういったものかをリサーチします。

材料費や手間賃をかけてできれば高額に設定したいところですが、あまり高額に設定されると、見向きもされないことがあります。どれくらいの価格がふさわしいのかもしっかり調べましょう。

作品を作る

まずは、販売するための作品を作ります。できれば、複数の作品を作ってから販売を始めてみましょう。もちろん、正確にきれいに作品を編んでください。

公開準備(写真撮影・作品説明文)

どれほど満足な作品ができても、写真撮影が上手でないと良い物に見られないかもしれません。上手に写真を撮ることは大切です。

特に、正確に編むことができる人は、自分のスキルの高さが解るような説明や撮影の仕方も大切です。

公開

撮影ができたらいよいよ公開します。サイズなども解りやすく表記してあげて下さい。支払い方法なども明確にします。

売れたら梱包・発送

売れたら梱包と発送をします。衣類ですから濡れたり汚れたら大変です。しっかりと防水のシートなどで包み、作品がきれいな形で購入してくれた人に届くようにしましょう。

手編み作品を販売するときの注意点

キャラクターやデザインニットは、販売できないこともあります。法的に問題がないように注意します。

著作権に気を付ける

作品は手作りでも誰かが作って権利を持っている場合があります。著作権法に触れないか、しっかりと調べてから作品とし、販売をしましょう。

できるだけ著作権フリーというものがおすすめです。

キャラクターならオリジナルの作品をイラストにして、編んでみましょう。

作家のデザインをまるっきり模倣

作家のデザインをまるっきり模倣したものは、著作権法に触れます。糸を変えたり色の組み合わせを工夫する、二次創作のものを学んで作品を作って下さい。

編み方は色々あります。自分ならではのオリジナル作品を作ってみて下さい。

既成の編み図には著作権がついている場合も

本や手芸店にある編み図には、著作権がついていることもあります。本通りに編むのはやめましょう。ビーズや刺繍、模様を入れる場所を変えるなど工夫してみて下さい。

必ず売れるとは限らない

手編みのニットは必ず売れるとは限りません。特に季節によっては見向きもされません。暑い季節に編み物作品を出しても、ほとんどの人はあまり見向きをしません。

手編みを販売するなら、夏ごろから編み始めて、10月くらいから販売する、編み物が好きな人が集まるお店に出品する、ハンドメイドの人が集まるお店でワークショップをするなど工夫をしてみましょう。

採算

編み物は材料費や手間を考えると、決して楽に儲かるものではありません。

材料費のほかラッピング・梱包費・送料も考慮する

個人で材料を購入する場合、定価やお店の会員割引価格で購入することがほとんどです。その場合は、材料費だけでも大きなものなら数千円から1万円くらいかかってしまうこともあります。

さらに、梱包材や送料を含めると、1点数千円程度かかってしまいます。

販売サイトやフリマアプリの場合、販売手数料も(販売代金の8~20%)

オフラインの時はもちろんですが、オンラインの時も販売手数料や参加料といったものが発生します。

イベントやフリーマーケットでは、売り上げに関係なく3000円から10000円、オンラインの場合は、販売代金の8から20%が発生します。

問い合わせ対応も必要

オンラインで販売した場合は、発送した後の宅配状況など、問い合わせとの対応も必要となります。発送したら終わりというわけではありません。もちろん、代金の受け取りと商品の受け渡しが終了し、初めて販売終了となります。

知りたかった!手編み作品を販売する方法は?のまとめ

手編み作品を販売するというのは、決して簡単なことではありません。

テレビなどではとても簡単に見えるかもしれませんが、実際には思うようにいかないことばかりです。

手編み作品の販売で生計を成り立たせるということまでは難しいかもしれませんが、自分が使った手編み作品が売れることもありますので、少しずつ趣味の延長で頑張ってみましょう。