編み物を始めるために必要なものは?編み方で違う道具や材料紹介!

素敵なマフラーを見つけたとき、友人が手編みの帽子をかぶっている時、自分も編んでみたいなと思うことありませんか。手編みは簡単なものから複雑なものまで様々です。

手編み初心者にはハードルが高いとあきらめないでください。編み物は、意外と簡単にできるものもあります。

それでも、何を用意すれば良いのか解らないあなたのために、まずは編み物に必要なものをご紹介しましょう。

はじめる編み物の種類

編み物といっても、編み方によって用意するものに違いがあります。何を作りたいのか、どんな編み方で作りたいのかによって、編むための針や毛糸の太さ、用意する小物なども違うことがあります。

大きく3つに分類

編み物には、大きく分けて次の3つの種類に分類されます。

かぎ針編み

初めて編み物に挑戦する人が、一番簡単にできるのがかぎ針編みです。かぎ針編みは、小さいものから作ることができるため、途中で挫折してしまう、ということがないものから取り組めます。

小さなものならコースターや花瓶敷き、モチーフをつなげていくと、ショールやマフラー、テーブルクロス、カーディガンも作ることができます。

棒針編み

初めて棒針編みに挑戦する人に、取り組みやすいのがマフラーです。ひたすら同じことを繰り返すことで、1本の手編みのマフラーが出来上がります。ニット帽なども作りやすい1作品になります。

上達すると、セーターやカーディガンなども作ることができるようになります。

アフガン編み

あまりメジャーな編み方ではないため、ご存知ない方もいますが、始めると病みつきになるのがアフガン編みです。

シンプルな作業の繰り返しで編みあがるので、連続して同じ作業をすることが得意な人向けの編み方です。出来上がると、ショールやセーターなど、他では見られない、独特な仕上がりのニット製品になります。

それぞれ道具が違う

かぎ針編み、棒針編み、アフガン編みはそれぞれ使用する道具「針」が違います。

まずは、何を作るのかを決めて、作品にあった針を探しましょう。

他にも、棒針編みの場合は、鍵針編みでは必要のない、網目リングや棒針キャップ、ほつれ止め用ピン、閉じ針などの小物が必要になることもあります。

アフガン編みでも、網目リング、閉じ針などが必要となります。

最初はかぎ針編みが編みやすい

道具の種類を考えても、かぎ針編みは一番編みやすい手法になります。

小物なら、覚えると数時間で仕上げることもできます。作品が手軽の作れるので、飽きやすい人でも、すぐに仕上げることができます。編み方によっては、比較的簡単に大きなものを編むこともできます。

また、モチーフ編みをつなげて大きくするなど、編んだ数が一番分かりやすいため、初心者にも一番取り組みやすい編み方です。

長編みや円編みにすると、簡単に可愛らしい花のモチーフを作ることができるため、楽しくなります。

編むものを決める

まずは、編むものを決めましょう。編みたいものによって、編み針も毛糸の種類も全く違います。そこで、まずは何を編みたいかを決めましょう。

大きなものは材料も多く必要となり費用もかかる

どうせ編み物をするなら、セーターやカーディガンを、と考えるかもしれませんが、いきなり大物に挑戦するのは大変です。

まず、セーターを編むためには毛糸も10玉以上使うこともあります。アクリル毛糸でも500円くらいしますので、材料費だけで5,000円くらいかかります。

少し良い毛糸を選ぶと、10,000円を超えることもあります。

せっかく5,000円かけて材料をそろえても、挫折してしまったら勿体ないです。他にも正確に作るためには、メジャーやゲージ、閉じ針にほつれ止め用のピンなどの小物も必要になります。

オリジナルで作るもの難しいため、手編みの本も必要です。初めて挑戦する人は、道具や材料だけで10,000円を超えてしまうこともあります。

はじめは小さいもの、複雑でないものがよい

まず、はじめは小さいものから始めてみましょう。できれば、数時間で出来上がるものが良いですね。

四角いコースターなど

実用性を考えると、四角いコースターや花のモチーフのコースター、鍋敷きや鍋つかみなども良いですね。以前流行していたアクリルたわしなどもおすすめです。

花のモチーフで作った、アクセサリーやヘアアクセサリーもあります。小さいので、簡単に数時間で作ることができます。

編み物に最低限必要な材料

編み物をするために絶対に必要なものは、毛糸です。

毛糸

編み物の材料でなくてはならないものが毛糸です。編み物には指編みという方法もあり、針がなくても簡単なマフラーなどを作ることもできます。

しかし、その時でも必要なものは、作るための毛糸です。

選び方

毛糸は、細いものから太いものまであります。毛糸はたくさんの糸をより合わせて1本の糸にしますので、色も単色のものから複数の色が混ざっているもの、素材が違うものを撚り合わせたものもあります。

<編むものに合わせた太さ・量>

まず、編むものに合わせた太さと、必要な量を決めましょう。

太さには、極細や極太といった区別もありますが、一番分かりやすいのは「番手」というところを見ることです。

糸は1kg当たり何メートルの長さがあるか、という比率が番手といいます。

例えば、1kg当たりの4000メートルなら4番手となります。そして、毛糸の場合は、さらに100gあたりの長さが100メートル以下なら極太、700メートル以上の7番手以上なら極細になります。番手の数字が高ければ高いほど、毛糸は細くなります。

ざっくり編むセーターなどは、少し太めの糸を、5本指の手袋など細い毛糸が必要なものや薄手のカーディガンなどは、極細や合細になります。

<難しい毛糸は避ける(でこぼこがある、滑らない素材、毛足が長いなど)>

ファーのマフラーや途中にビーズが入った毛糸は、おしゃれな作品が出来上がります。

しかし、それだけ絡まりやすく、編むのも難しくなります。編み物初心者の方は、イライラしてしまいますので、慣れるまでは避けるようにしましょう。

編み物に最低限必要な道具

編み物は編むための針が必要です。他にも色々な小物があることで、毛糸のほつれを防ぐ、どこまで編み物がすすんだのかが分かるといった小物もあります。

編み針

鍵編みは1本の編み針で編むことができます。

しかし、棒針編みやアフガン編みは1本の針が必要になります。

編み棒(2本使用)

棒針編みの場合、編み棒は2本必要ですが、棒針編み用の針にも色々な種類があります。

<玉つきだとはずれにくい>

棒針には、ストレートのものと玉つきのものがあります。素材も、竹製のものとプラスチック素材のものがあります。玉つきの針は毛糸のはずれを防止ししますが、ストレートのものしかない時は、棒針用のキャップもあります。

元々、棒針用キャップは編みかけの編み物が外れないために利用します。

かぎ針

かぎ針にも、色々な種類があります。太さだけでなく素材も、金属・竹・プラスチックのものがあります。

また、ペンのようになっていて、ペン先がかぎ針になっているものもあります。

<金属、竹、プラスチックなどの素材>

かぎ針は金属、竹、プラスチックがあります。滑りやすさや持ちやすさ、編みやすさで自分に合った素材の針を選びましょう。

<持ち手つきなど、持ちやすいものがよい>

かぎ針は、棒針編みやアフガン編みと違い、ペンを持つような感じで編むことになります。そのため、慣れないと疲れてしまうことがあります。

そこで、ペンのような持ち手つきや、自分で持ちやすい鍵針を探してみましょう。

<アフガン針(かぎ針と棒針のミックスのような針)>

アフガン編み針は、かぎ針と棒針のミックスのような形をした針です。長い棒針の先に、かぎ針のような鍵がついています。編む時は、棒針のように編みながら、毛糸をひっかけて編み込んでいきます。

編む毛糸に合ったもの

編む毛糸によって、針の太さが違います。太い毛糸には太い針を、細い毛糸には細い針を使いましょう。

毛糸の帯に針のサイズが記載されている

適切な針のサイズは、毛糸の帯に記載されています。

ただし、人によって編み方が違い、きつく編む人、ゆるめに編む人がいます。そのため、帯には7号~9号といった複数の針の太さが記載されています。

家にある毛糸などで試しに編んでみて、ご自身がきつめに編むタイプか、ゆるめに編むタイプかを知っておくことも大切です。

レシピを参考にする場合はサイズも記載されている

編み物の本やレシピを参考にする場合は、サイズも記載されています。こちらも、作る人によって針のサイズが異なりますので、まずはご自身の手の使い方を知ってみましょう。

とじ針(糸始末に使用)

編み物は、最後に切った毛糸を隠す作業が必要になります。その時、使うのが毛糸用の縫い針です。これを『とじ針』といいます。

ハサミ

鍵編みでモチーフをする時、1つ1つのモチーフで糸を切って新しい糸で編むことがあります。

また、棒針編みやアフガン編みでも、色を変えることがあります。その時は、糸切ばさみなど、手芸用のハサミがあると便利です。

あると便利な道具

いきなり何もないところから編み物を始めるのは、難しいものです。そこで、何を編むのかを決めたら、編み図などを用意しましょう。

レシピ本、編み図

編み物の本や雑誌には、編み物のレシピや編み図が乗っています。レシピ通り、編み図通りに作ることができますので、初めての人は利用してみましょう。

また、手芸店では見本のニットと同じ毛糸を購入すると、レシピをもらうことができるサービスもあります。気に入ったものがあれば、こういったサービスも利用してみましょう。

メジャー・ものさし

セーターやカーディガンなどを作る時は。着る人のサイズに合ったものを編むことになります。その時は、必ずメジャーで身体の大きさを測り、出来上がった身頃や袖などをものさしで、測るようにしましょう。

ニットゲージ

レシピや編み図では、何目で何cmといった、理想のゲージが記載されています。

しかし、きつく編みすぎたりゆるく編みすぎると、仕上がりの大きさも違ってしまいます。できる限り、レシピや編み図通りに仕上げるために、ゲージがすぐにわかる「ニットゲージ」といったものがあると便利です。

棒針のキャップ

棒針編みは、マフラ1本でも、数日かかることがあります。編みかけのまま放置してしまうと、せっかく編んだ毛糸がほつれてしまいます。

編み物はほつれると、ストッキングのように、一部が縦にほつれます。ほつれてしまうと、ほつれていない場所から目を拾って編み直しになってしまいます。

そこで、針の先が抜けないように留めるのが、棒針のキャップです。

ほつれ止め

セーターやカーディガンを編んでいると、袖や襟ぐりなど、途中で針を外す場所があります。そのまま外すと、棒針のキャップの時にお話したように、毛糸がどんどんほつれてしまいます。

そこで、大きな安全ピンのようなほつれ止めのためのピンを用意しましょう。

目数リング・段数マーカー

レシピ通りに編んでいても、どこまで編んだのかわからなくなることがあります。

また、袖のように、他のパーツと合わせる時に、目安となる場所を明確にすると仕上げやすくなります。洋裁や和裁をする人はご存知かもしれませんが、「合い印」です。こういった場所には、目数リングといったものを利用します。

レシピ通り編んでいても、いったい何段目まで編み物をしたのかわからなくなることがあります。そこで、目数リングや段数マーカーを利用しましょう。

編み物を始めるために必要なものは?編み方で違う道具や材料紹介!のまとめ

編み物は編む種類によって、針を変えたり利用する小物が違うこともあります。出来上がりの作品も異なります。

編み物をしてみたい、という人はまず近所の手芸店に行ってみましょう。毛糸だけでなく、見本を編んだ人の作り方のレシピをもらうことができます。

今までハードルが高いと既製品ばかりを購入していた皆さんは、まずは簡単な鍵編みから挑戦してみましょう。

そしていつかは、自分だけのオリジナルニットを編んでみてはいかがでしょうか。