DIYの基本的な手順と道具

今、DIYが男女問わずに話題になっています。小物や家具などを作ったことがない方にとっては、「DIYは難しい」「手間がかかって大変」などと感じるのは明らかです。しかし、DIYは、意外と簡単であるうえに自分好みのものを安価で作ることができます。

お店で好みの大きさやデザインのものが見つからないときは、自分だけのおしゃれなものをDIYで作れます。世界に1つだけのものを自分で作ることができることは、達成感も得られ、DIY最大の魅力になります。DIYの基本的な手順や道具を詳しく説明していきますのでDIYを始めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

DIYの基本的な手順

DIYを始めるにあたり、手順を順序立てて行っていきます。きちんと順序立てて行っていくことで失敗や見落としをすることなく、作りたいものを想像通りに作ることができるといえます。事前準備がとても大切です。

作りたいものを決める

まずは、DIYを始めるにあたり作りたいものを決めます。収納するものが欲しいのか、小物入れが欲しいのか、壊れてしまったものを作り直したいのかなどなんでも良いです。作りたいものを考えて家のなかにあったらどのような感じになるのかと想像を膨らませてみます。

作りたいものや欲しいものがある際は、自分の意志を優先すれば良いですが、初心者の場合はまず小さくて簡単なものから始めてみると良いでしょう。手順を掴むことができ、自分にも自信がつきます。

作りたいものの寸法出しをする

とても大切なことが寸法です。寸法がズレるだけで想像通りのものができないことや完成した際に形が歪み不安定なものになってしまいます。また棚を作る際には、棚が入らないなどせっかく作っても無駄になってしまうこともあるでしょう。

作るものにもよりますが、棚を作る際には、外側の寸法を測るため置きたい場所を測り棚がきちんと収まるようにします。また、収納を作る際には内側の寸法を測るため本や小物などの収納したいものの寸法を測り収納できるようにします。作るものによって外側と内側の寸法をしっかりと測っておきましょう。寸法をきちんと測っておくことで必然的に使う必要のある木材の大きさや長さが出てきます。

設計図を書く(全体図、部品図)

先ほど測った寸法を基に設計図を書いていきます。まずは、全体図を書いて高さや奥行き、留め具の場所や装飾品も書いておきましょう。正面や左右からなど違う視点から見た図も書いておくとわかりやすいうえに想像がつきやすくなります。

その後、全体図をバラバラにした部品図を書いていきます。この際にも正確な寸法を書き出しておきます。

材料を選ぶ

寸法や設計図が決まったら材料を選びます。ホームセンターには、DIYで必要な木材や金具、塗料やネジなどの材料が多数揃っているので必要なものを1店舗で購入できるのはかなり助かることでしょう。

特に木材は、種類が豊富なうえに板の厚みや幅が様々です。書き出した寸法や設計図とメジャーを持っていくことで必要な材料を確実に購入することができるので全て持っていく必要があります。木材を購入する際には、ひび割れや反り、歪みがないかを確認しておきましょう。

また、ホームセンターでは木材のカットサービスがあるので自分で行う手間が省けてスムーズに作ることができます。それ以外にも真っ直ぐカットもでき、特に初心者の方にはカットサービスの利用をおすすめします。

材料を採寸、カットする

材料を購入したら、木材を採寸してカットします。先ほど説明したようにホームセンターのカットサービスを利用することがいちばん良いです。手間が省けて時間短縮になり、確実に真っ直ぐにカットできます。また、家の中が汚れることや散らかることもありません。

しかし、そのようなサービスがない場合は、自分で採寸してカットする必要があります。自分で木材を採寸しカットする方に対してやり方を説明していきます。

まず、木材の採寸に関しては、メジャーや定規を使用しますが、真っ直ぐに測れるサシガネが良いです。サシガネは、安価でどこでも手に入れることができるので、1つ用意しておきましょう。

次に木材のカットに関しては、のこぎりや糸鋸を使用してカットします。印が書いてあるように真っ直ぐカットすることは難しいと予想されますが、慣れるとスムーズかつ綺麗に切ることができるようになります。

ヤスリをかける、ワックス塗料を塗る

必要な材料を採寸しカットしたらヤスリをかけてささくれを除去します。ささくれがあると完成した際に見栄えが悪くなるだけではなく、引っ掛けて怪我の原因にも繋がるので丁寧に除去しておきましょう。

ヤスリには、番号があり、番号が大きくなるほど目が細かくなります。まずは、番号が小さい粗めのヤスリでささくれを除去し、番号が大きい細かめのヤスリで綺麗に整え、つるつるにしておきましょう。そしてワックスを塗って木材を綺麗にします。

ツヤと光沢が出るように、ワックスを塗って拭いてと繰り返し、自分好みのツヤと色にしましょう。ワックスにも種類があるので、自分が好みの風合いになるようにワックスを組み合わせてください。簡単にアンティーク調にすることもできます。またワックスだけではなく、塗装したい際もこの時点で塗っておきます。色をつけることで自分好みにすることかできます。

金具、木ネジ、ビスで固定する

ワックスや塗料がきちんと乾いたのを確認してから、金具やネジを取り付けます。金具は、組立てる前に設計図と同様の場所に事前につけておきましょうそしてネジやビスを用いて木材同士を固定します。

小物であれば構いませんが、家具や大型収納、重いものを乗せるものや使用頻度が高いものはきちんと固定する必要があるので緩みにくい木ネジを使用します。見た目だけではなく、耐久性もきちんと確認してから完成になりますので確認しておいてください。

最初に用意したい道具(電動ドライバー、サシガネ、水平器、やすり、のこぎり、金槌、カッター、キリなど)

DIYの手順を説明したところで次に必要な道具も説明していきます。材料だけではなく、道具もいくつか必要になります。もちろん道具が揃っていたに越したことはありませんが、全て揃える必要はありません。道具を揃えることにもお金がかかり、置き場所も取ります。一度DIYに挑戦して飽きてしまう可能性も考えられますので、まずは必要最低限の道具のみ揃えます。

今は、100均やホームセンターで安価で売っているので、まずは安価で必要最低限の道具を揃え、本格的に始めたいと思ったら新たに道具を揃えることが確実です。

概ね必要な材料は、「サシガネ、のこぎり、カッター、ヤスリ、キリ、電動ドライバー、金槌、クランプ、水平器」です。この道具が揃っていれば最低限の作業はできるので問題ありません。先ほど説明した手順に沿って1つずつ説明していきます。

まず、木材の寸法を測って採寸する際には、「サシガネ」を使用します。サシガネは、垂直や直角を測る際に便利な道具です。そして、木材をカットする際には、「のこぎり」を使用します。簡易的なダンボールや紙などを切る際には「カッター」で十分です。

のこぎりで十分ですが、本格的にDIYを始める方の場合には電動のこぎりのジグソーもあります。厚めの木材を切れるうえに直線も曲線も好きなようにカットできます。

その後のささくれを除去する際には、「ヤスリ」が必要です。広範囲かつスピーディーにヤスリをかけたい際にはサンダーが良いです。最後に金具やネジを固定する際には多くのものが必要になります。「キリ」は釘やネジを打ち込む際に事前に穴を開けておくと真っ直ぐ打ち込めるうえに木割れを防ぎます。

そして「電動ドライバー」は、穴あけやネジを固定する働きがあります。また「金槌」は釘を打つ道具です。金槌には種類があり、両面タイプでは平らな面で軽く打ち、仕上げに丸い面で打ち込みます。一方釘抜き付きタイプもあり、失敗した際に釘を抜くことができます。

そして、「クランプ」と言い、ボンドを固着する際や木材同士を固定する際に必要な道具があります。これは必ず必要ではありませんが、1人で作業する際に木材が固定されているとカットやネジと釘を打ち込みやすいです。

最後に「水平器」は、仕上げに棚を取り付けた際やレンガやブロックを乗せたとき、地面と水平かどうかを調べます。見栄えや安全性目的で使用します。

DIYの基本的な手順と道具のまとめ

DIYの手順と道具を書き出してみると複雑かつ難しく感じがしますが、それほど複雑で難しいものはありません。手順においては、全て自分自身で行うのではなく、例えばカットはホームセンターや専門職の方にお願いすることも必要です。少しでも手間や時間を省くことでスムーズにDIYができます。

また、道具においては、今はホームセンターのみならず100均でも道具や材料を販売しています。小ぶりな道具も多く女性にも使用しやすいです。まずは、安価かつ小ぶりな道具で始めてみましょう。必要であれば買い足しや買い直しをすれば良いのです。

1つ1つの作業を丁寧に行っていくことで、自分が満足できる素敵なものが完成します。作品によっては1日で作業が終わらないものもありますが、最後まで楽しくDIYに挑戦してみてください。