DIYの基本的な知識や魅力、メリットなど

今話題のDIYをご存知でしょうか。DIYという言葉は聞いたことがあるけど何の略かわからない、意味がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

DIYのことを少しでも知ることで興味を持ち、挑戦したくなるかもしれません。ハンドメイドや日曜大工とは何が違うのか、DIYの歴史やDIYでできることなどを細かく紹介していきます。

DIYとは

正式名称とその意味

DIYの正式名称は「Do It Yourself」であり、日本語に訳すと「自分自身でやってみよう」という意味になります。今まで住空間の修繕や装飾などは、専門家や業者にお願いしてやってもらっていましたが、今では頼ることなく自分自身で行う人が増えています。

理由は様々あり、後ほど詳しく紹介していきますが、今はテレビや本でDIYの内容を紹介していたり、自作の作品が掲載されていたりと興味関心をもつ人が増えていることが現状です。

DIYの魅力やメリット(コスパが良い、自分の思いのまま作れる、作る楽しさや充実感など)

先ほど説明したDIYをする人が増えている理由ですが、魅力やメリットが多いからです。まず「コストパフォーマンスが良いこと」が1番の理由ではないでしょうか。もちろん自分自身でやるのは時間を要しますが、半分以下の値段に抑えることができるのです。

専門家や業者にお願いするのは腕が確実で早いのですが、色や形など想像通りにお願いするのはなかなか難しく伝わらないこともあるので自分自身で材料を探して作ることが1番の近道かもしれませんね。

次の理由がこの「自分の思い通りに作ることができる」です。住空間の形や大きさは、人それぞれなので自分自身の家に合ったものを作ることもできますよ。そして、「趣味の一環として楽しみながら作ることができる」のも理由の1つです。自分自身で苦労して作ったものは徐々に愛着がわいてきますし、使えば使うほど味がでてきます。

1人で作るのではなく、家族で案を出し合って協力して作るのも楽しい思い出の1つになるかもしれませんね。

ハンドメイドとDIYの違い(ハンドメイドはプロも含んだ手作業全体、DIYは趣味としての手作業作品)

ハンドメイドとは、「手作り」という意味なので趣味の人でもプロの人でも手作業で行っているものを全般的にそのように呼びます。

DIYとは、手作りではありますが、専門家や業者の人が行った作業は抜き、趣味として行っている素人が作ったもののことをそのように呼びます。つまり、ハンドメイドは、プロも含まれている手作りのことでDIYは、素人のみの手作りのことを言います。

日曜大工とDIYの違い(日曜大工は木工作業を趣味で行うこと、DIYは木工作業を含めた手作り作業)

日曜大工とは、休日にお父さん(素人)が趣味として木工作業を行うことです。DIYとは、素人が木工作業のみならず、インテリアやファッションなどの用品を作る作業のことも含めてそのように呼びます。

つまり、日曜大工は、素人が木工作業だけを趣味で行うことでDIYは、素人が木工作業やその他の作業を趣味で行うことを言います。

DIYの歴史

戦後イギリスで起きた復興のための国民運動が起源(スローガンがDo It Yourself)

第二次世界大戦後の1945年にイギリスはドイツから激しい攻撃を受け、街が破壊されて灰になりました。その街を復興させるために「Do It Yourself」とスローガンを掲げて国民運動が起こりました。

復興には、時間も労力もお金もかかりましたが、自分達の手で街を復興させていくことは、国民を前向きで明るい気持ちにさせることができたのです。

アメリカで「復興」から「余暇の一つとして楽しむ」へ進化

イギリスからアメリカへDIYが徐々に広がり、「復興」ではなく「趣味」へと概念が変化してきました。趣味や余暇を楽しむための一つ、健康のためなどへと考え方が変わりました。これは、その国の時代背景のみならず、国民の人柄や性格、文化なども関与しているのではないでしょうか。

1970年代初頭に日本へ上陸(島根県ロードサイド型店舗オープンが始まり)

アメリカへ広がったかなりあとの1970年代初頭に日本にDIYが上陸しました。日本の最初は島根県であり、ロードサイド型店舗のDIYのお店がオープンしました。

通行量の多い場所だったことから車や自転車のアクセスが良く集客を得ることができ、DIYが広まりました。現在のホームセンターの基盤となるスタイルは、この店舗が確立しました。

ホームセンターの誕生(1972年に埼玉で初オープン、2016年の売上約4兆円の巨大市場、最近は30〜60代の女性客が中心)

1972年に埼玉県で日本初のホームセンターがオープンしました。当時は、まだDIYという言葉が浸透していないうえに経済復興に取り組むため皆忙しく働いていた時代でした。その後1992年に週休2日制になったことから少しずつ余暇の楽しみ方が考えられる時代になり、DIYが取り入れられるようになってきました。

ここから少しずつDIYという言葉が浸透し、ホームセンターも増え始め、2016年には売上4兆円にまで達しています。

DIYブームの背景(自分らしさにこだわる消費スタイルやライフスタイルの変化)

人間にとっての幸せが、贅沢をしたり物を買うということから自分が好きなことをやったり好きなように生きることが幸せだと考えるようになってきました。

ありきたりで他人からすすめられた住空間ではなく、「自分や家族にとって必要な住空間」「自分が求めている住みたい空間」を創造できることが人間にとっての幸せであることに気づいたのです。自分らしい幸せな生き方は、自分自身で創造することが大切だと考えることができる人が増えてきたのではないでしょうか。

最近はDIY女子が注目されている

DIYというと男性が作業するイメージが強いと思いますが、現在のDIY市場は30〜60代の女性客が実は最も多いのです。もちろん男性客もいますが、住空間の修繕や装飾だけではなく、インテリアやファッションなどの小物を作ることもDIYと呼ばれているので女性にもやりやすいのでしょう。

工具が取り扱いやすくなったこと、安く簡単に材料が手に入ること、SNSに影響を受けていることなどもあります。自分自身で作ることを趣味として楽しめるのも良いですよね。

DIYでできることの例

材料や道具が100均やホームセンターなどにお手頃価格かつ、豊富な品揃えで置いてあります。初心者はまず、本格的な材料や道具で始めるのではなく、100均やホームセンターで手軽に揃えることをおすすめします。

小物や雑貨を作りたい

種類は様々ありますが、食器類やおもちゃ、キャンドルなど様々なものを作ることができます。必要であるから作ることはもちろんのことインテリアのおしゃれなアイテムの1つとして小物や雑貨を見えるところに置いておくのも良いですね。

初めは難しくて躊躇する方は、まずリメイクから始めても良いかもしれません。リメイクだけでもDIYの楽しさを知ることができます。小さなものからリメイクや作ることに挑戦してみてください。

部屋の不便な部分を改善したい

賃貸である、家族が増えたなど今までと状況が変わると不便だと感じる点は多いですよね。例えば、キッチン周りでは、食器類が増えて置き場所が少ないこともあるかもしれません。小さな棚を組み合わせるだけでも置き場所を増やすことができますよ。

収納スペースを増やしたい

隙間に箱や棚を作ったり、引っ掛ける箇所をつけたりと収納は、一工夫するだけでかなり画期的になります。今は収納の便利さだけではなく、おしゃれな見せる収納も流行っています。カフェのように仕切ることやディスプレイの棚を作ることもおしゃれです。

部屋の模様替えをしたい

床や壁にタイルやパネル、壁紙などを貼るだけで部屋のイメージが変わります。全面に貼っても一部分だけ貼ってもイメージは変わるでしょう。

また、トイレやティッシュのカバーなどを変えるだけでも良いですね。統一感があるイメージも良いですし、一部分だけガラリと雰囲気を変えて異国に来たような雰囲気にするのもおしゃれでおすすめです。

アクセサリーを手作りしたい

針金や糸、布やビーズなどを使用するだけでアクセサリーを作ることができます。一から作ることも既存のものをデコレーションするのも良いでしょう。本やインターネットなどでも様々紹介していますので良かったら参考にしてみてください。

DIYの基本的な知識や魅力、メリットなどまとめ

DIYについて興味を持って頂けましたか。難しいことはなにもなく、まずは挑戦してみたいという気持ちが一番大切です。DIYを大変そう、面倒くさいなどと思わずに楽しいうえに自分自身が望むものを作れる趣味として挑戦してみてはいかがでしょうか。