知りたかった!余った刺繍糸の使い道教えます!

刺繍の図案によって、刺繍糸がたくさん余ってしまうことがあります。次の刺繍で使うというのが一番です。

しかし、刺繍糸は綿素材のものが多く、長く放置しておくと劣化してしまいます。

そこで、新たに刺繍をする時は、改めて刺繍糸を購入するという人もいます。また、刺繍キットを使うと、どうしても中途半端に余る糸も出てきます。

皆さんは、余ってしまった糸をどうしていますか。できれば再利用したいですね。そこで、余った刺繍糸の使い道について考えてみましょう。

刺繍糸を使った手芸作品作り

刺繍糸は、色の種類が多くとてもカラフルです。上手に利用すると他の手工芸品に彩をプラスすることができます。

ここで余った刺繍糸に関して、皆さんのイメージが異なることを想定し、刺繍糸について少し補足をしましょう。

手芸店で市販されている刺繍糸は、1束8mで販売されています。刺繍をした後に余った刺繍糸で作品を作る、といってもさほど大きな作品を作ることはできません。

しかし、刺繍糸にも25mの枷(玉)で売っているものもあります。大きな額に入れる絵の刺繍をした、民族衣装のブラウスやスカートの刺繍をした、という人は枷の糸を使っていることがあります。

どちらの糸が余ったかによっても、作ることができるモチーフの大きさや量は異なります。

そのため「余り」の概念がちがってきますので、両方についてのお話をしたいと思います。

編み物

レース編み用の糸は、白が基調で他にピンクやクリーム色といった淡い色が市販されています。他にもミックスやゴールドといった色がありますが、決してカラーバリエーションが豊富とは言えません。

そこで、モチーフの一部にレース糸を使ってみましょう。

レース編みやかぎ針編みでモチーフ作り

レース糸は色も豊富、刺繍糸とレース糸を使ってモチーフを作ると、いつもの真っ白のレース編みとは違う作品に仕上がります。

まず、束で余った刺繍糸で作れるのは、せいぜい小さな花くらいです。

しかし、真っ白のレースの花モチーフの中心部分の花弁部分を黄色や綠の刺繍糸で編んでみましょう。それだけでも、白いレースのテーブルクロスやカーディガンが華やかなものになります。

枷で購入した刺繍糸が余ってしまった場合は、レース糸のモチーフと同じように、刺繍糸でモチーフを編み、レース糸のモチーフとつなげていきましょう。

作り方

レース糸と同じように、かぎ針編みでモチーフを作る時は、同じように鎖網、長編みを使って花モチーフを作っていきます。同じように、ベースとなる白やピンク色のレース糸でもモチーフを作ります。

たくさんの花モチーフを作って、つなげて一枚のストールやカーディガン、テーブルクロスなどを仕上げることができます。

つなげる時は、白の長編みの中に刺繍糸のモチーフを間に入れるように編んでいきます。それでは基本の花モチーフです。

①花モチーフは、中心に細編みを6つ作ると6枚花弁が、8つ作ると8枚花弁の花ができます。

こちらでは6枚花びらを作ってみます。

②最初の輪に、6回細編みで輪を作ります。さらに、もう一段細編みをします。

③1つの細編みに鎖3目で立ち上がって長編みを3つ、そして鎖網で細編みに戻ると1つの花びらが出来上がります。

④コレを6回繰り返して花びらを作っていきます。6枚花びらの場合は、これを6回繰り返すと一周し花が出来上がります。

大きな花びらを作る時は、作った花びらの外側にさらに細編みや長網を続けていくと、大きくなります。また、パイナップル編みなども利用すると、さらに華やかなモチーフが出来上がります。

最後に、モチーフ通しをつなげると、大きなレース編みの作品になります。

小さなモチーフのまま、手芸用ボンドでピンやバレッタなどに留めると、可愛いレースの花がついたヘアアクセサリーが出来上がります。

カード織り

カード織りとは、穴の開いた四角いカードに糸を通します。この時に余った刺繍糸を好きなように通しましょう。

通し終わったら、糸の先をしっかりと揃えて結わき、くけ台や椅子の足などに固定します。そして、カードを引きながら糸全体をきれいにといて、手前側も結わき、自分の身体(ベルトなど)に固定します。

後は、機織りの容量でカードを回しながら、上下に分かれる縦糸に横糸を通していくだけです。

簡単できれいな幾何学模様のベルトやミサンガ、リボンテープを編み上げることができます。

カードと糸があれば作れるカード織り

カード織りは、織りあげるための専用の図案が入ったカードと、縦糸横糸にする糸があれば作ることができます。刺繍糸やレース糸、といったいろんな糸を使ってカード織りしてみましょう。

ベルト、ブレスレット、ストラップなどに

カード織りで出来上がった作品は、幅広く作るとベルトに、狭いものならブレスレットやストラップになります。カードを使うことで、ミサンガよりもしっかりしたものに仕上がります。

作り方

作り方はとても簡単です。

①まず、図案のカードを用意します。図案によって糸を通す位置が違いますので、専門のデザイナーが作ったカードがあると便利です。

②図案のカードに添って糸を通して、束ねて先を結び、固定します。

③糸をきれいにそろえて手前も結び、自分(ベルトなど)に固定します。

④カードを引くと、糸が上下に分かれるので、その間に横糸を通しながら、カードをひっくり返していきます。

⑤これを何度も繰り返すと、幾何学模様が出来上がっていきます。

カードを使った「機織り機」になります。

刺繍糸でアクセサリー作り

刺繍糸のカード織りやモチーフを使うと、色々なアクセサリーを作ることができます。

ミサンガやブレスレット

カード織りを利用すると、簡単にミサンガやブレスレットを編みことができます。

刺繍糸を編んでミサンガにしたり、革紐やチェーンと一緒に編んでブレスレットに

小さい子どもでも、カードに糸を通すときに手伝ってあげると、細いミサンガなら簡単に作ることもできます。また、革ひもやチェーンと一緒に編み込むことで、おしゃれなブレスレットを作ることもできます。

作り方

それでは、比較的簡単な「四つ組」ミサンガの作り方をご紹介します。

<材料>

刺繍糸 55cm 4本(6本で1束になったものを1本とします)

クリップ

セロハンテープ

定規

ハサミ

①まずは、刺繍糸の長さを揃えます。

②先を束ねて結び、クリップで留めて、さらにセロハンテープで机などに固定します。

③4本の糸をしっかりと分けます。

④まず、一番左端の糸を右隣の糸1本の上に、乗せて交差します。

次に、一番右端の糸を、左隣の糸2本の上に乗せて交差します。

また、一番左になった糸を右隣の糸1本の上に交差し、一番右端の糸は、左隣2本の上に交差します。

左・右と1回終わったら、全体を引いて糸を整えます。

これを繰り返していきます。

三つ編みのちょっと応用になりますので、それほど難しくなく、初心者でも30分ほどで作ることができます。

⑤最後は、4本の糸を結びます。

アクセサリーをアレンジする

ミサンガやカード織りでできたリボンをアクセサリーにしましょう。

ブレスレット、ヘアアクセなど手持ちのアクセサリーをアレンジ

シンプルなウッドタイプやメタルブレスレットにミサンガを結びつけてアクセサリーをアレンジします。

他にも、細いチェーンのブレスレットに、小さな花モチーフを編んで通していきます。シンプルなブレスレットが、いつもとは違う華やかなものに変わります。

無地のバレッタやクリップに花モチーフを留め付けると、おしゃれ着や着物にも合う、ヘアアクセサリーにアレンジすることもできます。

サークル状のメタルパーツなどに巻きつけて、ネックレスやピアスのパーツにする

ビーズ手芸のお店には、様々なメタルパーツがあります。シンプルなサークル状のメタルパーツは、ビーズやレース1つで色々なアレンジをすることができます。

作り方

メタルパーツに刺繍糸でカード織りをしたリボンで、チョーカーを作ってみましょう。

①同系色の刺繍糸を使って、1cm幅くらいのリボンを作ります。

②リボンの先にメタルパーツを左右同じ数ずつ通し、最後に左右の先を同じパーツに通してリボン結びをします。

長めにすると、ネックレスにもなります。

巻き玉

巻き玉は、布で巻いたプラスティックやウッドビーズです。

そこで、余った刺繍糸を使い,オリジナルの巻き玉を作ってみましょう。

ウッドビーズなどに巻き付けて作る巻き玉

シンプルなウッドビーズを用意します。

作り方

<材料>

1cmくらいのウッドビーズ(滑りにくい物)

刺繍糸

Tピン

刺繍針

①まずは、刺繍糸をほぐして針に通します。

②刺繍糸を5cmくらい残して、ウッドビーズの穴に通し、巻き付けていきます。

③ウッドビーズの表面が見えなくなるまでしっかりと巻き付けていきます。

④糸がねじれていないように、平らにしながら巻き付けて、ウッドビーズの表面が見えなくなったら、終わりにします。

最後に、Tピンを通して手芸用ボンドで固定します。Tピンの先を丸めて、丸カンなどに通します。

ピアス、ブレスレット、イヤリングなどのアクセサリーに

巻き玉は、丸カンをつけておくと、ピアスやブレスレット、イヤリング、ペンダントトップなど色々なアクセサリーのトップとして利用できます。

ピアスやイヤリングように、小さめの巻き玉を作ってみても良いですね。

かんざしなど和風のアクセサリーに

和調の色を使って巻き玉を作っておくと、かんざしなど和風のアクセサリーにもできます。

かんざしにする時は、花モチーフも一緒に付けると、浴衣にもちょっとしたお出かけの着物でも利用できます。華やかなかんざしにすれば、成人式でも利用できますね。

作り方

それではかんざしを作ってみましょう。

<材料>

ヘア金具(かんざし用 カン付き)

ウッドビーズで作った巻き玉

9ピン

チャーム(和風のもの)

丸カン

ヤットコ

手芸用ボンド

花モチーフ

カード織りのリボン(金糸) 3本

①ウッドビーズで作った巻き玉は9ピンを通して、先を丸くし、丸カンを通しておきます。

②丸カンでかんざしと繋げます。

③かんざし部分に、花モチーフや和風チャームを付けます。

④巻き玉の先に、カード織りのリボン3本を垂らすようにつけます。

小さめの巻き玉を複数作って、垂らしてもかわいいです。

タッセル

タッセルは簡単に言うと「ふさ」ですね。

刺繍糸で作ったタッセルをピアスなどにアレンジ

刺繍糸をきれいにほぐして、小さめのタッセルを作ります。可愛いタッセルを大き目のビーズと合わせて、ピアスやストライプにしてみましょう。

他にはないオリジナルのアクセサリーが出来上がります。

巻玉と組み合わせるのもおすすめ

タッセルを束ねる時、大き目のアクリルビーズやメタルパーツなどで束ねますが、せっかく刺繍糸を使った巻き玉があれば、それを利用しましょう。

束ねた刺繍糸を、しっかりと結び金具で固定したら、巻き玉の穴に通した9ピンと丸カンで繋げてもいいです。

作り方

それでは、金具を使わず、刺繍糸とウッドビーズだけで出来上がり5cmのタッセルを作ってみましょう。

<材料>

刺繍糸

刺繍糸で作った巻き玉

厚紙

薄い紙

刺繍針

手芸用ボンド

①タッセルの長さよりも少し長め(幅7cm)の四角の厚紙を用意します。

②刺繍糸を巻き付けます。

③巻き付けた糸を、厚紙の真ん中当たりで、他の刺繍糸を使ってしっかりと結びます。

ボンボンを作る時と同じ要領です。

④厚紙を外して、結び目を上にして、下の糸を切ります。

⑤10cmくらいに切った他の刺繍糸で、結び目の5㎜くらい下をしっかりとかた結びします。

⑥薄い紙(幅5cm)でタッセル部分の刺繍糸を巻き、はみ出した糸を切りそろえます。

⑦初めに結んだ糸をそろえて、刺繍針に通し、巻き玉の穴に通します。

しっかりと結び目が隠れるまで上に引きます。はずれないように、手芸用ボンドで留めます。

刺繍糸で作るタッセルの出来上がりです。

知りたかった!余った刺繍糸の使い道教えます!のまとめ

余った刺繍糸の使い道でした。いかがでしょうか。

たくさんの糸が余っていれば、大きなものもできますが、それほど余っていなくても、巻き玉やアクセサリーを簡単に作ることができます。

刺繍糸を使って身近なものを作ることができます。今まで捨ててしまった残りの糸も、次回からは再利用して、アクセサリーや小物作りに活かしてみましょう。