ニードルフェルトとは何かについてと基本の作り方

あなたはニードルフェルトを知っていますか?少し前から人気なので、100均や手芸店などでもニードルフェルトのキットを見かけますよね。材料もたくさんいらないので、一度は作ったことがあるという人も多いのではないのでしょうか。

しかし、作ったけど上手くできなかった、針(ニードル)で指を刺してしまって・・・と失敗に終わったという人が多いのも事実です。

でも、ニードルフェルトはコツさえわかれば、誰でも簡単に作ることができるハンドメイドだと言えるでしょう。

まずは、ニードルフェルトとはいったい何なのか?基本の作り方からご紹介しましょう。

ニードルフェルトとは?

ニードルフェルトについて詳しくみていきましょう。

ニードル(特殊な針)でフェルトを刺して作る手芸の一種

ニードルフェルトとは、ニードルと呼ばれる特殊な針で、いろいろな色に染められた羊の毛を刺すことによって作る手芸の1種になります。

また、石鹸水を使って羊毛を丸めたり、平らに伸ばしたりしてコースターやカバンなどを作ることもできます。

ニードルとは

ニードルとは、ニードルフェルトを作るときに使うニードルフェルト専用の針のことを言います。一般的な洋裁の針は、糸を通すための穴がありますがニードルにはそれがありません。

また、洋裁の針の先端は、すっと伸びていて引っかかりがありませんが、ニードルは凹凸があります。

凹凸のあるニードルで刺すことによって、羊毛のキューティクルが剥がれていき形になってきます。ニードルで何度も刺すことによって、最初はフワッとしていたニードルフェルトが段々と固まっていき形になってきます。

ニードルの種類

ニードルは、ニードルフェルトをきれいに仕上げるために「細針」「中針」「太針」と太さが違います。

刺し始めは「太針」で刺すことで早く形が作れます。少し刺さりにくくなってきたら、「中針」を使いその後「細針」できれいに仕上げていくといいでしょう。

ニードルに種類があるのは、ニードルフェルトを作るときに早くきれいに仕上げていけるからです。よく、セットで購入したニードルで作ったが、穴ボコになってきれいに仕上がらなかった・・・という話を聞きます。

セットに入っているニードルは、「太針」の場合が多いと思います。「太針」は、作り始めには適していますが、最後までこれ本で仕上げると、ニードルフェルトに刺さりにくく表面が平らになりにくいです。

そのため、仕上げには「細針」を使った方が、ストレスなくきれいに仕上がるのでおすすめです。

ニードルフェルトに必要な道具

続いて、ニードルフェルトを作る上で、ぜひ揃えたい道具をご紹介します。

羊毛フェルト

羊毛フェルトは、羊の毛が原料でふわふわの毛です。色や質感は羊の種類によって違いがあります。羊毛フェルトのカラーは、バリエーションが豊富で、羊毛そのままのナチュラルな色からカラフルに染められたものまであります。

また、天然毛を使用した物やアクリルの物などがあります。羊毛フェルトの風合いもふんわりとしたもの、直毛、カールのかかったものなどがあり、作りたい作品の用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。

専用ニードル

専用ニードルは、「細針」「中針」「太針」の3種類があり、作成段階に応じて使い分けるのがいいでしょう。

ニードルを指すことで、羊毛フェルトが固まるように作られたものです。大きなものを作るときには、ニードルを1~5本専用の持ち手(フェルトパンチャー)に入れて使うと作業がはかどるのでおすすめです。

芯材

ニードルフェルトで動物を作るときに、芯材として発泡スチロールを使うことがあります。芯材を使うことで、ニードルで刺す時間の削減と羊毛フェルトにかかる価格をおさえることができます。

また、「ニードルわたわた」をベースとして使えば、早く固まるので時間の削減になるのでおすすめです。使用の際は、表面の色に近いものを使う方が、透けたりしないでいい仕上がりに繋がります。

フェルティングマット

フェルティングマットには、発泡スチロールのような見た目のものと、スポンジタイプのものがあります。フェルティングマットは、下敷きの代わりになり、ニードルを刺したときにテーブルやニードルの保護の役目などを果たします。

マットは、使っていくうちにへこみができ固くなっていくので、使いづらくなってきたら反対の面を使いましょう。

また、少し薄めの交換用マットもありますので、へこみの部分にそれを当てて両サイドを固定して使うのもいいでしょう。マットは、消耗品なので使いづらくなってきたら新しいものに交換しましょう。

カッティングマット

カッティングマットの上でニードルフェルトを作ることで、サイズや形をそろえたり、整えたりすることができます。

また、テーブルの保護にもなりニードルフェルトを作るときに便利です。

はさみ

はさみは、動物の顔周りや植毛をして不要な箇所を整えるのに使います。プラスチックアイやグラスアイを埋め込むときに目打ちの代わりとして使うこともできます。

また、不要な箇所をきれいに整えるときにも使います。

木工用ボンド

目や手足を顔や胴体に接着するときに使います。羊毛同士は、ニードルで刺すことでくっつきますが、それ以外のプラスチック素材などをくっつけるときに使うことが多いです。ボンドは、乾いたときに透明になるものがおすすめです。

ニードルフェルトの基本の作り方

ニードルフェルトの道具が揃ったら、早速作りましょう。作り方をわかりやすく解説します。

フェルトボールの作り方

ニードルフェルトを作るとき、まず初めにフェルトボールを作ります。フェルトボールは簡単にできるのでこれを作ってニードルの使い方をマスターするのがいいでしょう。

羊毛フェルトを適量取る

まず初めに、羊毛フェルトと適量取りましょう。羊毛フェルトを取るときは、左右の手は少し間隔を取って取りましょう。両手がくっつき過ぎていると羊毛フェルトは上手く裂くことができません。

羊毛フェルトを丸くまとめる

適量の羊毛フェルトを両手で転がすように丸めると、ある程度の丸みがつくのでまとめやすいです。その後、丸めた羊毛フェルトをマットの上に置きます。

ニードルで刺し固める

羊毛フェルトをニードルで刺し固めるときに注意したいのが、指を刺さないようにすること、針を折らないようにすることです。

また、表面だけでなく中心付近まで刺すことで、しっかりとした形づくりができるでしょう。

板状のパーツの作り方

板状のパーツを作るときのポイントは、初めに広い面をニードルで刺し固め、指先や爪を上手く使い側面の形を整えていきます。その後、厚みのある部分をサイドから丁寧にゆっくり刺し固めていくと作りやすいです。

パーツ同士を繋げる方法

パーツ同士を繋げるには、ニードルで固くなるまで刺してしまうとよくありません。固くなったニードルフェルト同士はニードルをいくら刺してもくっつきにくいからです。初めからその部分だけ柔らかめに作るのがおすすめです。

ニードルフェルトの失敗しないコツ

ニードルフェルトを作り始めて最後まできれいに仕上げるためには、失敗しないコツがあります。

最初はアクリル素材を使う

アクリル素材は天然素材よりも固まりやすくできています。初めて羊毛フェルトで作品を作る場合は、アクリル素材を使う方が扱いやすいのでおすすめです。

ニードルを刺しすぎない

ニードルの刺し過ぎには注意が必要です。ニードルに無理な力がかかるとすぐに折れてしまうということになります。先端がとがっているので折れてなくなると危険です。

パーツをしっかり繋げる

パーツ同士をしっかりと繋げないと、せっかくかわいい動物ができたのに、耳が取れてしまったということになるかもしれません。そうならないためにも、ニードルでしっかりと刺し固め、パーツが取れないかを確認しておきましょう。

楽しみ方いろいろ!ニードルフェルトのアイデア集

ニードルフェルトの扱い方、作り方がわかったら、いろいろと作ってみましょう。

アクセサリー

フェルトボールだけでもイヤリングやピアスにできます。シンプルにヘアピンにしてもおしゃれです。アクセサリーパーツや刺繍糸のタッセルなどを使って、オリジナルのアクセサリー作りに挑戦してみるのもいいですね。

コースター

フェルトボールを円状につなげてコースターも作れます。石鹸水を使ってのオリジナルカラーのコースター作りも楽しめます。布のコースターにワンポイントとして羊毛フェルトをプラスすると自分だけのコースターが完成します。

リース

市販のリースにニードルフェルトをポイント付けしてもいいですし、トナカイさんやサンタさんのフェルトボールを丸くリース上に繋げると、かわいいクリスマスリースの完成です。

ぬいぐるみ

羊毛フェルトを使って大好きな動物を作ったり、飼っているペットに似せて仕上げたりするのも楽しいでしょう。

簡単に作れます!ニードルフェルトとは何かについてと基本の作り方のまとめ

ニードルフェルトを始めるのはとても簡単です。作品作りには、羊毛フェルトとニードル、マットがあればいいだけです。ニードルでチクチク刺すだけで、羊の毛が固まってかわいい動物たちになっていきます。

繰り返し作っていくことで、すぐにコツがつかめます。あなたも大好きな動物を羊毛フェルトで作ってみませんか。ふんわりとしたやさしい風合いが癒される秘密ですね。

羊の毛がニードルを使うだけで形となっていく!そんな不思議と楽しさを感じてみてください。