羊毛フェルトのテクニックを使った虫食いセーターの直し方

季節の変わり目の衣替えで、虫食いのセーターを発見してしまったことはありませんか。そのセーターがお気に入りだったらあなたはどうしますか。手芸屋さんに走って、近い色の毛糸を購入して繕っていたという方もいらっしゃるかと思います。

でもあまりきれいな出来とは言えず、結構目立つので残念な思いをしましたね。

実はそんなことをしなくても、羊毛フェルトできれいに復活させることができるんです。虫食いが羊毛で直るなんて本当なの?そう疑っているあなたも、虫食いを見つけたらぜひ試してみてください。

今回は、羊毛フェルトを使って虫食いを直してしまう!そんな素晴らしいテクニックをご紹介しましょう。

羊毛フェルトによるニットの補修とは

羊毛フェルトとニードルを使うだけで、ニットの穴の補修ができてしまいます。虫食いにあったからもう着られない・・・なんて諦める必要はまったくないのです。本当に目立たないように穴を埋めてしまうことができるのです。

羊毛フェルトのテクニックを応用して穴を補修

セーターに穴が開いてしまったら、残念だけど捨てるしかないと思う人も多いはずです。

しかし、羊毛フェルトのテクニックを応用して、虫食いにあった穴を目立たなく補修することができますよ。

お気に入りのセーターを捨てずに着られるようになる

お気に入りのセーターに穴が開いてしまうとショックですが、ちゃんと修理ができるので捨てないでくださいね。修理の仕方も簡単なので不器用な人も安心してください。お気に入りのセーターがすぐに着られるようになります。

ニットと同じ色を使用するとほとんど穴がわからなくなる

羊毛フェルトで穴の補修をする時に、ニットと同じ色を使うことでほとんど目立つことなく穴が埋まります。

ニットと同じ色がない場合は、その色に近くなるように羊毛フェルトの色を混ぜることもできます。

ニットと違う色ならアップリケ風や模様にする

穴の補修だからと言って、目立たないようにする必要はありません。ニットと違う色をあえて選ぶことで、アップリケ風や模様などにしてもかわいいですね。

センスよく目立たせたら、世界に1つしかないニットが出来上がります。

羊毛フェルトによるニットの補修に必要な道具

羊毛フェルトを使って、穴の開いたニットを補修するのに必要な道具は、たったの3点だけです。普段から羊毛フェルトをするという人は、同じような色を用意するだけで特別な準備は不要です。

羊毛

補修するニットと同じ色または、近い色を用意しましょう。同じ色がない場合は、複数の色を混ぜて近い色にしてもいいでしょう。

また、逆に模様にして目立たせたいなら、その色を準備しましょう。

例えば、穴が何か所か空いてしまっていたら、色や大きさを変えて、チクチクと水玉模様などをニードルで刺し固めて模様にするのもかわいいでしょう。ワンポイントの模様を入れてもおしゃれに仕上がります。

フェルティングマットか、スポンジ

羊毛をニードルで刺すときの台になるように、フェルティングマットかスポンジなどを用意しましょう。発泡スチロールやタワシなどでも代用が可能です。もちろんフェルティングマットは手芸店に置いていますが、100円ショップで購入することも可能です。

フェルティングニードル

羊毛フェルト用のニードルは、100円ショップでも取り扱っていますが、できれば手芸店においてある極細ニードルを使いましょう。きれいに仕上げるには、仕上げ用の極細などがおすすめです。

ニットの補修の場合は、太いニードルだと上手く刺さらず、きれいな仕上がりにならないこともあります。細いニードルでやさしく刺し固めていくのがいいでしょう。

羊毛フェルトによるニットの補修方法

ニットに空いた虫食いの穴などは羊毛で補修することができます。誰でもできるので簡単でおすすめです。道具さえそろえることができたら、すぐに穴をふさぐことができます。

ほぐした羊毛を円盤状にまとめる

ニットの補修に使う羊毛をしっかりとほぐし、円盤状の形にまとめておきましょう。羊毛の量は適量ですが、多いより少なめの方がいいでしょう。

少ない場合は羊毛を途中で足すことができますが、多いと取り除くときにニットを傷めてしまう可能性が出てしまいます。

穴の開いた部分の下にマットを敷く

穴の開いた部分のすぐ下にマットを置きましょう。ニットがしわになったり、たるんだりしていないかを確認しましょう。

無理に引っ張ると穴が大きくなってしまいますので、取り扱いには気を付けましょう。

また、腕の部分の補修だとマットが入らないことがあるかもしれません。その場合は、入るサイズにカットして必ず穴の下に敷くようにしてください。マットを下に敷かないと、ニットを着るときに腕が入らないということになってしまいます。

穴の上に羊毛を置く

穴の上にほぐして円盤状にした羊毛を置いてみましょう。羊毛フェルトは、ニードルで刺し固めることで段々と小さくなっていきます。それをイメージして、羊毛の量が適量であるかを判断しましょう。

このときに量の調整をしてもいいし、少し刺し固めてからでも大丈夫です。

また、穴が小さい場合は、羊毛フェルトを使わず、ニットの裏側から飛び出している毛や毛玉を少しずつ全体にわたって集めたものでも大丈夫です。そのとき無理に引っ張ったり、一か所を集中的にむしったりすることがないように気を付けてください。

手で押さえたり馴染ませながら、まんべんなく針を刺していく

利き手と逆の手で羊毛を軽く抑え、ニットに馴染ませるように浅めにニードルを指していきましょう。一部分だけを指し続けるとそこだけへこんでしまうことがあります。穴が開いている付近をまんべんなく刺すことで、表面を均一にしていきましょう。

きれいに仕上げるコツは、周りのニットとの差が出ないように、同じくらいの厚みが出るようにすることでしょう。模様などにする場合は別ですが、目立たないようにするには厚みや手触りが近い方が、より自然な仕上がりになるでしょう。

片面ができたら、マットからニットを剥がして裏返し、逆の面もニードルで刺していきましょう。やさしく刺し固めるときれいに目立たなくなります。

ニットにしっかり張り付いたら完成

ニットに羊毛がしっかりと付いたら完成です。指で触って厚みなどを確認し、きれいに仕上がっているのかどうか確認します。引っ張っても簡単には取れないようになっています。洗濯やクリーニングをしても大丈夫でしょう。

無地で平織りのセーターなら、この方法で目立たなくすることができます。

しかし、網模様や柄などの場合は、補修したところが少し目立つ場合もあるので、確認しながら行いましょう。

簡単に直せる!羊毛フェルトのテクニックを使った虫食いセーターの直し方のまとめ

お気に入りのセーターなどが虫食いにあってしまったら、羊毛フェルトを使って補修することができます。使う道具も少なくて、簡単にできてしまうのでとてもおすすめです。

同じ色の羊毛で目立たないように穴を隠すのはもちろんですが、逆に違う色を使ってアップリケ風や模様などにしたりすることもできます。

羊毛フェルトは、かわいい動物などの作品作りに使われるだけでなく、ニットなどを補修することにも使えます。ニードルを指すだけでたくさんの作品ができるのが、不思議ですよね。

心を込めて羊毛フェルトの作品作りに取り組むことで、素敵な作品と多くの人との出会いに恵まれます。あなたが将来において、素敵な作品を生み出すプロの羊毛フェルト作家になることを心から願っています。