羊毛フェルトの刺繍について

★10つめ

羊毛フェルトを使った作品には、ぬいぐるみのようなものからアクセサリーなどの小物までたくさんの種類のものがあります。最近では、ブローチ、コースター、バッグなどのように平面状のものにチクチク刺していく刺繍タイプのものがあります。

羊毛フェルトの刺繍だと立体的な作品に比べて、簡単にでき時間も短くて済みます。初めての作品なら、そんな刺繍から始めてみるのも楽しいですね。

今回は、さらに簡単な方法!クッキーの型抜きを使ったやり方も一緒にご紹介していきます。

羊毛刺繍とは?

羊毛刺繍とは、どちらかと言えば布などの平らなものが多いのが特徴です。一般的なニードルフェルトの作品は、芯材などを使い立体的に作り上げますが、羊毛刺繍は、布などの上から、羊毛を刺し固め平面的に仕上げる作品のことを言います。

布の上に羊毛をのせてニードルで刺す刺繍

羊毛の刺繍は、フェルティングマットの上に布を置き、その上に羊毛フェルトを置きニードルでチクチク刺し固めるものです。

一般的なニードルフェルトの作品に比べると、簡単で時間もかかりません。使う羊毛の量も平らな面なので少なくて済みコストがかかりません。

適した生地:フェルト、デニム、キャンバス、ニット、ツイードなど

羊毛刺繍に適した生地は、フェルト、デニム、キャンバス、ニット、ツイードなどになります。薄すぎたり柔らかすぎたりする生地だと、何度も刺し固めていくうちに、穴が開いたり仕上がりにシワがいったりすることもあるでしょう。

また、硬すぎる生地だと、ニードルが刺さりにくく無理に刺しているうちに折れてしまう危険があります。慣れていない始めのうちは、フェルトやデニムなどの方が使いやすいのでおすすめです。

例:バッグ、ティッシュカバー、洋服、ブローチ

羊毛刺繍の作品には、バッグ、ティッシュカバー、洋服、ブローチなどがあります。バッグなどのように布や布以外の素材でも、ニードルが刺さり仕上がりに問題がないものなら刺繍をすることができます。

何に刺繍するかは、あなたのアイデア次第!作品の幅を広げてみましょう。

羊毛刺繍の魅力

羊毛刺繍の魅力とは、ちょっと手を加えるだけで自分オリジナルの作品が作れてしまうことです。一般的なニードルフェルトに比べると、時間がかかりません。もちろん、凝ったデザインだと時間がかかります。

買ってきたものにワンポイント刺繍をすることでオリジナルになる

市販の商品にひと手間加えるだけで、オリジナルの作品に仕上がるのが羊毛刺繍のいいところでしょう。ちょっとしたワンポイントならすぐにできてしまいます。

例えば、100円ショップの布製の商品が、使いやすいけどちょっとシンプル過ぎると思ったなら、かわいいデザインを刺繍してみましょう。

初心者でも簡単にできる

初心者でもとても簡単にできるのが羊毛刺繍です。消えるペンで下書きをして羊毛を刺してもいいですが、市販クッキーの型抜きを利用すると、もっと簡単にできてしまいます。

フェルティングマットの上に布を置き、羊毛刺繍をしたいところにクッキーの型抜きをセットします。好きなカラーの羊毛を選んでほぐして均一になるように型にはめ込みます。

そして、型が動かないようにしながら、ニードルで刺し固めるだけです。

子供の自由研究にもおすすめ

羊毛刺繍は、簡単なので子供の自由研究にもおすすめです。クッキーの型抜きを使用すればニードルも扱いやすいです。

しかし、ニードルを使うことに変わりはありませんので、刺さないように注意する必要はあります。

立体的にも平面的にもできる

羊毛刺繍は、刺し固める羊毛の量を調節することで、立体的にも平面的にもできます。

また、ニードルわたわたなどの芯材を使えば、簡単に厚みを付けることができるので、もっと立体的に仕上げたいときは使用するといいでしょう。

羊毛刺繍のやり方

羊毛刺繍のやり方はとても簡単です。一般的なニードルフェルトの作品を作ったことがある人なら、刺繍の方が簡単だと感じることがあるかもしれません。

用意するもの

羊毛

羊毛フェルトは、作品に必要なカラーを用意します。羊毛刺繍なら、少しの量で作品を仕上げることができます。羊毛フェルトの種類によってフェルト化しやすいものとそうでないものがありますので、自分にとって扱いやすい羊毛をみつけておきましょう。

カッティングマット

ニードルによって机が傷ついたり、ニードルが折れたりするのを防いでくれます。フェルティングマットの下に敷きます。厚紙や古新聞などを代用してもいいでしょう。

フェルティングマット

市販のフェルティング専用のマット、または台所用スポンジやメラミンスポンジでも代用は可能です。

フェルティングニードル

フェルティングニードルは、好みの太さで大丈夫ですが、刺さりが悪いと感じたら違うタイプのものを使用しましょう。仕上げは、極細ニードルがおすすめです。

チャコペン

チャコペンは、水で消えるものと時間がたつと消えるものがあります。1日で仕上げないで何日か経って仕上げると、チャコペンで書いたところが消えてわからなくなることがあるので気を付けましょう。

また、生地と違う色のチャコペンを使うことで見やすくなりますよ。

裁ちばさみ、糸きりばさみ

裁ちばさみや糸きりばさみは、図案を切り取ったり、不要な箇所や糸を切ったりするのに使います。できれば、切れ味の良いはさみをおすすめします。

刺繍をする対象となる布やバッグなど

羊毛刺繍をするための布やバッグなどを用意します。柔らかすぎ、硬すぎる布地は使わない方がいいでしょう。

手順

図案を用意する

始めに羊毛刺繍にしたい図案を用意します。手書きでも印刷したものでも大丈夫です。初心者なら簡単な図案がいいでしょう。図案をハサミで切り取っておきましょう。

刺繍をしたい場所にチャコペンで図案を型取り

刺繍をしたい場所に、できれば消えるチャコペンで図案を型取りです。

もし、消えないペンを使用する場合には、少し小さめに描いて羊毛で隠れるように工夫しましょう。

ベースになる部分に羊毛を置いてニードルで刺す

ベースになる部分に羊毛を置いてニードルで刺し固めます。羊毛を置く順番は、特に決まっていませんが、少し立体的にするなどの場合は、奥にあった方がいい部分から順番に刺していくようにします。

細かいパーツ部分に羊毛を置いて刺していく

メインの部分がさせたら、細かいパーツ部分に羊毛を置いてニードルでしっかり刺していきましょう。

羊毛刺繍のコツ

羊毛刺繍は、とても簡単にできオリジナリティが出せる作品です。ちょっとしたコツがわかれば、さらにきれいな仕上がりになり楽しくなることでしょう。

布がマットに絡んでくるので時々剥がす

羊毛マットの上に布を置いて、羊毛フェルトをニードルで刺し固めていくだけです。とても簡単なので、夢中になって刺しているとマットからなかなか剥がれないということがあります。作成途中に時々マットから剥がしてあげるといいでしょう。

裏から見て絵柄がわかるぐらいしっかり刺す

布の裏面から見て、刺した絵柄がわかるくらい刺しておきましょう。イードルの刺し方が足りないとその部分から剥がれてしまいます。裏面も忘れずチェックしておきましょうね。

仕上げに石鹸水でこすり、アイロンをあてると定着する

絵柄の羊毛がしっかり刺せたら、裏面の仕上げに5分くらい石鹸水でこすりましょう。その後水で流してから、アイロンをかけるとさらにしっかりと羊毛が定着します。

かわいく簡単に仕上がる!羊毛フェルトの刺繍についてのまとめ

羊毛刺繍は、一般的なニードルフェルトの作品より簡単にでき、オリジナリティもしっかりでるのでおすすめです。時間もかからず、ニードルが刺さりやすい布なら何でも大丈夫なので、作品作りが楽しくいなるでしょう。

羊毛刺繍のコツさえわかれば、しっかりとしたきれいな作品ができますよ。

ひとつひとつ作品を仕上げていくことで、ドンドンと上達していくことでしょう。羊毛フェルトの作品作りの参考になれば幸いです。