お花の先生になりたい人必見!必要なスキルから収入まで徹底解説

お花の先生になりたい女性は多いですね。

とはいっても、もともと華道に携わる人は僧侶や武士で男性でした。僧侶や武士のたしなみとして、武道や書道、茶道と同じように華道を究めていったのです。

女性でも華道に関われるようになったのは、明治時代以降の生け花教育からです。良妻賢母の教育として科目に取り入れられ、花嫁修業として習う女性が急増します。

ですが、お花の先生になりたい女性が増えてきたのは、もっと後の話で、フラワーアレンジメントが日本に輸入された第二次世界大戦後です。生け花の長い歴史と比べると歴史は浅いですね。

まだまだお花の先生になるにはどうしたらいいか、わからない方も多いでしょう。

ここでは、お花の先生になるための方法をいろいろな面からご紹介します。

お花の先生とは?

お花の先生になりたい場合は、最初からビジネスとしてやりたい場合と、趣味の延長として楽しみながらやりたい場合の2つのパターンがあるといえます。

どのようなお花の先生になりたいのかを最初の段階ではっきりさせておきましょう。

働き方

働き方も、どういうお花の先生を目指すのかで違ってきます。

お花の協会の認定校になる

ビジネスとしてお花の先生を考える場合、集客や広告などの問題が少しでもクリアできるのが、お花の協会が開校している学校に入って、じっくり資格取得まで通うことです。

資格取得ができて協会の認定校になれば、協会のホームページに講師として名前を載せてもらえたり、集客のアドバイスがもらえるといったメリットもあります。

個人開業して教室を開く(フリーランス)

趣味の延長にしろ、収入は二の次でいいにしろ、フリーランスの場合は集客や広告をどうするかは問題になります。

<自宅で>

自宅で教室を開く場合は、自分の自由にできる良さはあります。

とはいっても、集客や広告など全部を自分1人で考えてやらなくていけないのは大変です。

<自宅以外の場所を借りて>

自宅以外、例えばカルチャーセンターなどで教室を開く場合は、教室を借りることになるので、カルチャーセンターの方にお金を支払うになります。

支払う割合は、カルチャーセンターによって違うので前もって調べることが必要です。

<副業>

本業をもっていて、年をとった時のためや失業した時のために副業としてお花の教室をやりたい場合もありますね。人に教えるのは、かなり労力がいります。継続して通ってくれるためには、コミュニケーション能力も必要です。

本業と副業の時間配分や労力配分など考えることは多いです。

お花の先生になるには

自分がお花の先生としてやっていけると自信があるなら、明日からでもお花の先生になれます。

このような点が、医者や弁護士のように資格も必要がない、決まったスキルも必要ない、お花の先生独自なところです。

資格は必要ない

資格がなくてもお花の先生にはなれますが、少しでも資格があると信頼感や安心感につながり、集客に役立つこともあります。

自分がお花の先生と名乗ればなれる

自分がお花の先生として名乗れるほどの自信があればいつでもなれますが、経験者のアドバイスを聞いてからの方がいいでしょう。

現実には資格や所属流派、または経歴がないと生徒が集まりにくい

教室を開いて生徒が集まるには、信頼感や安心感を生徒にもってもらえることが必要です。

どんな花を教えてくれるのか、どういうスタイルで教えてくれるのか、具体的に生徒にわかってもらうには、所属流派や経歴がわかる資格があると便利です。

個人で開業する場合は、自己営業や集客が必要となる

個人で開業する場合、集客をどうするか、広告をどうするかまで自分で考えなくてはならないことです。

最初から開業するまで1人でやる覚悟が必要ですね。

自宅以外での開業であれば、多少の資金も必要

自宅以外の場合、部屋を借りるわけですから、資金が必要になってきます。細かく決めているところもあるので、最初に確認しておくことが必要です。

お花の先生に必要なスキル

先生からみれば、生徒はみな同じかもしれませんが、生徒からすると先生を細かくチェックして相性を見きわめたいと思っているものです。

慕われる先生になるにはどうしたらいいか、必要なスキルをチェックしてみましょう。

生け花の技術だけでなく、教えるスキルも必要

生け花の技術はもちろん必要ですが、人に教える技術も必要です。学校の先生の経験者であれば、生け花の技術が万全でなくても大丈夫といえます。

テキスト以外の部分を教えられるだけの経験も必要

いつもテキスト通りだと生徒は納得しません。経験から身につけた実体験を聞きたいのです。テキスト以外の部分でも解説や知識を教えることができるような準備が必要です。

生徒が魅力を感じるような個性やセンス、レッスン内容でないと続かない

オリジナリティーがあるかどうかも生徒はみています。教室が多数あるので、一般的な基礎的な内容の教室では、魅力を感じられない生徒が多くなっています。

お花の資格はなくても運転免許はあったほうが良い

たくさんの花材や資材を運ぶのはたいへん

意外に役に立つのが運転免許です。自宅で教室を開くにしても、他の場所を借りて教室を開くにしても花屋さんから花をそこまで運んでこなくてはいけません。たくさんの花材や資材を運ぶのは大変です。車は必需品ともいえます。

お花の先生に向いている人

誰でもお花の先生になれますが、お花の先生としてずっと継続していけるには向き不向きが関係してきます。

花やフラワーデザインが好き

毎日、花と向き合っていてもいいぐらい花が好きな人が向きます。

人に教えるのが好き、得意

自分の技法を磨くだけではなく、人に教えることが苦ではない人、慣れている人がいいでしょう。

コミュニケーションが好き

いろいろな生徒がいます。おしゃべり好きな人もいれば、無口な人もいます。どんな人ともコミュニケーションがとれて、基本的に人と交わって話をするのが好きな人の方が向きます。

コンテスト受賞歴がある

広告や集客に生かせるのがコンテスト受賞歴です。看板としても使うことができます。

性格がいい

相手に共感できるタイプの、性格がいい人の方がお花の先生に向いています。事務的で能率重視だったり、プライドが高かったりする人は敬遠されることも少なくありません。

お花の先生の仕事内容

お花の先生の仕事内容は多岐にわたります。

教室の運営

一番大事なのが教室の運営。費用の管理もあります。

レッスン内容の計画

毎回のレッスン内容の計画をおおまかに立てておくのも必要です。

花材・資材の調達

レッスンに応じた花材や資材を花屋さんなどから調達します。生徒の人数のチェックは必須です。

営業・集客活動

生徒募集の広告や板を作ったりすることも、集客のために必要です。

自己スキルの向上、情報収集

公募の発表会へ出品や、他の展示会を見ることでセンスを磨くことも必要です。

展示会や発表会のセッティングや進行係

1年に1回程度、発表会や展示会を開いて、そのセッティングや進行係をします。

お花の先生の収入

有名な先生になると、入会金をとったり月謝も高くなりますが、それはほんの少数です。

多くの場合は、主婦の方でも続けやすいように、入会金もとらずに月謝も低めに設定されています。

このような理由から、お花の先生の収入は低めといえます。

生徒1人あたりの月謝

5000円~15000円(地域差もある)

生徒1人あたりの月謝は流派によっても違います。5000円~15000円程度が多く、地域差もあります。華道の場合は花代が月謝に加わるので、払うお金は他の習い事より多く感じる人もいます。

年収

月謝の金額設定、生徒数、場所代がかかるかなどによって変わる

年収は、月謝の金額設定、生徒数、場所代がかかるかなどによって変わります。有名な人になると、年収何億ということもありますが、大方の人は年収も低めです。

お花の先生になりたい人必見!必要なスキルから収入まで徹底解説のまとめ

協会などの組織に属していると、サポートやアドバイスをその組織からしてもらえるので、個人だけで教室を開くよりもかなり楽といえます。協会の先生の知名度も利用できるので、集客や広告も独立開業より楽にできます。

お花の先生をめざすなら、組織に属してそこで免状をもらって教室を開くのが一般的です。

4,5年から10年近くかかることもありますが、その間は勉強期間としていろいろな刺激を受けて成長する期間と思ってください。

教室運営は一度、軌道にのればずっと年をとってもできる、非常にやりがいのあるものです。

ぜひ目標にして能力や技量を磨いてください。