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二十四節気文化コーディネーター 二十四節気資格取得で暦のプロを目指そう!おすすめ3資格を徹底解説

「二十四節気(にじゅうしせっき)」は、古代中国で考案された1年の季節を表す暦法のひとつです。

日本では平安時代から使われるようになり、太陽暦が採用されている現代においても、「夏至」や「冬至」といった一部の二十四節気は、私たちの生活に深く浸透しています。

二十四節気資格を取得することで、節気ごとの特徴や暦についての知識が身につき、より季節の変わり目や気候の変化を楽しめるようになります。
また、学んだ知識を季節ごとの旬のものや伝統文化と関わりの深い職種に活かすことも可能です。

本記事では、おすすめの3つの二十四節気資格の詳細や、取得するメリット、資格を活かせる職種について解説します。

二十四節気資格取得で暦のプロを目指そう!おすすめ3資格を徹底解説

目次
二十四節気文化コーディネーター認定試験はこちら
https://www.nihonsupport.org/syumishikaku/nijyushisetki/

二十四節気とは?資格取得に必要な基礎知識を解説

二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽の周期(黄道)を基準に24等分に割り振り、それぞれに季節を当てはめた暦法で、二十四気(にじゅうしき)とも呼ばれます。

日本へは暦とともに飛鳥時代に伝わったとされ、日本の季節に合うよう改訂が重ねられてきました。
世界の気象業界が「中国の5番目の大発明」と称賛する二十四節気は、2016年に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が選定する「ユネスコ無形文化遺産」への登録が決定しています。

二十四節気資格を取得するにあたり、重要となる基礎知識の中から、4つのポイントをピックアップして解説します。

1-1二十四節気一覧

二十四節気は、古代中国の文化の中心であった黄河領域で生まれた暦です。
以下の表は、24の節気の名称と、現代の日本の暦に当てはめた場合のおおよその日付を示したものです。

季節 二十四節気名 新暦の日付
立春(りっしゅん) 2月4日頃
雨水(うすい) 2月19日頃
啓蟄(けいちつ) 3月5日頃
春分(しゅんぶん) 3月21日頃
清明(せいめい) 4月5日頃
穀雨(こくう) 4月20日頃
立夏(りっか) 5月5日頃
小満(しょうまん) 5月21日頃
芒種(ぼうしゅ) 6月6日頃
夏至(げし) 6月21日頃
小暑(しょうしょ) 7月7日頃
大暑(たいしょ) 7月23日頃
立秋(りっしゅう) 8月8日頃
処暑(しょしょ) 8月23日頃
白露(はくろ) 9月8日頃
秋分(しゅうぶん) 9月23日頃
寒露(かんろ) 10月8日頃
霜降(そうこう) 10月24日頃
立冬(りっとう) 11月7日頃
小雪(しょうせつ) 11月22日頃
大雪(たいせつ) 12月7日頃
冬至(とうじ) 12月21日頃
小寒(しょうかん) 1月5日頃
大寒(だいかん) 1月21日頃
参照:国立国会図書館「日本の暦」

中国大陸と島国日本の気候の違いや、気温の変化と太陽の動きの時間差などから、二十四節気と実際の日本の季節感との間にずれが生じることがあります。
しかし、新暦を採用している現代の日本においても、作業日程を組む目安として、天候に左右されやすい農業の指針となっています。

また、「春分」「秋分」「夏至」「冬至」の二至二分がニュースで取り上げられるなど、日本人にとって季節を感じる身近な言葉といえるでしょう。

1-2七十二候

七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気で24分割された季節を、さらに3つずつに細かく分けたものです。
1つの節気に対し、初候・次候・末候に区分されます。

四季の始まりである立春・立夏・立秋・立冬を例に見ていきましょう。

二十四節気 七十二候 読み方
立春 東風解凍 こちこおりをとく
黄鶯睍睆 うぐいすなく
魚上氷 うおこおりをいずる
立夏 蛙始鳴 かわずはじめてなく
蚯蚓出 みみずいずる
竹笋生 たけのこしょうず
立秋 涼風至 すずかぜいたる
寒蝉鳴 ひぐらしなく
蒙霧升降 ふかききりまとう
立冬 山茶始開 つばきはじめてひらく
地始凍 ちはじめこおる
金盞香 きんせんかさく

七十二候では、それぞれの季節が気候や動物・植物の様子であらわされています。
立春を迎え東風が厚い氷を溶かし始める「東風解凍」、秋になり涼しい風が吹き始める「涼風至」など、季節ごとの情景が目に浮かぶような美しい名称が印象的です。

1-3雑節

雑節(ざっせつ)とは、日本の季節にあわせて二十四節気に追加された日本独自の暦のことです。
中国の気候とは異なる日本の1年間の季節の推移を的確に把握するため、以下の雑節が生まれました。

雑節 解説
社日(しゃにち) 春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日
春には豊作を祈り、秋には成熟を祝う行事が行われる
節分(せつぶん) 立春の前日
邪気を払う行事が行われる
彼岸(ひがん) 春分・秋分の前後3日ずつ、計7日のこと
初日を彼岸の入り、当日を中日、終日を明けと呼ぶ
土用(どよう) 立春・立夏・立秋・立冬の前18日間
土公神(どくじん)が支配する期間とされ、土を犯すことは已むべきこととされた
八十八夜(はちじゅうはちや) 立春から数えて88日目
種まきの目安の日
入梅(にゅうばい) 芒種の後の壬(みずのえ)の日
梅雨はそれから31日間とされる
半夏生(はんげしょう) 天より毒気を下す日
夏至より10日後とされる
二百十日(にひゃくとおか) 立春から数えて210日目
必ず暴風雨があるとされる
二百二十日(にひゃくはつか) 立春から数えて220日目
必ず暴風雨があるとされる
参照:国立国会図書館「日本の暦」

「節分」や「彼岸」、「土用」などは現代の日本人にとってもなじみが深く、元来の二十四節気より身近に感じる方も多いでしょう。

1-4日本の暦の変遷

日本では現在、太陽の運行をもとに作られた太陽暦(グレゴリオ暦)を採用した「新暦」が使われています。

明治5年(1872年)以前は、月の満ち欠けを基準とした太陰暦に二十四節気を加えた太陰太陽暦が使用されていました。
新暦に対し、改暦前の暦は「旧暦」と呼ばれます。

旧暦に二十四節気が採用されていたことから、新暦に移行し約150年経過した現代の日本においても、その風習が色濃く残っているのです。

二十四節気文化コーディネーター認定試験はこちら
https://www.nihonsupport.org/syumishikaku/nijyushisetki/

【おすすめ】二十四節気資格・講座はこちらの3つ!

【おすすめ】二十四節気資格・講座はこちらの3つ!

二十四節気に関する知識を習得できるおすすめの資格・講座は、以下の3つです。

・二十四節気文化コーディネーター
・四季ソムリエ
・風水心理2級講座

それぞれの資格・講座で問われる知識と受験方法などの基本情報について、詳しく解説します。

2-1二十四節気文化コーディネーター|日本生活環境支援協会(JLESA)

二十四節気文化コーディネーターは、二十四節気と七十二候に関して十分に理解しているものに与えられる資格です。
資格取得には、季節の移り変わりや自然の変化を暦から読み解く知識が必要とされます。

認定試験合格者からは、「老人福祉の仕事で利用者様との会話に役立った」「知識が深まり、外国人に対し二十四節気について説明できるようになった」などの声が寄せられています。

問われる知識

二十四節気文化コーディネーター認定試験では、以下の知識が問われます。

・旧暦と新暦について
・二十四節の成り立ち
・それぞれの節気について
・七十二候の名称と意味
・旬の果物・野菜・魚・花
・四季区分の違い
・暦の役割・歴史 など

暦の歴史や旬の食材についてなど、二十四節気に関する幅広い知識が必要とされます。

試験の基本情報

受験資格 特になし
受験料 1万円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み(5日間の試験期間内に解答し、協会宛に解答用紙を送付)
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価

試験期間は、偶数月の20日〜25日の5日間です。

2-2四季ソムリエ|日本インストラクター技術協会 (JIA)

四季ソムリエは、春夏秋冬の季節に関する知識を十分に身につけ、二十四節気や七十七候の各季節がどのような時期かを細かく、より正確に伝えることができるものに与えられる資格です。

資格取得後は、四季ソムリエとして自宅やカルチャースクールで講師活動をすることもできます。

問われる知識

四季ソムリエ資格認定試験では、以下の知識が問われます。

・旧暦と新暦とは
・二十四節気と七十二気候
・太陰暦
・四季の区分の違いや暦の大切な役割
・暦の歴史
・月や日、曜日だけでは分からない季節のこと
・月の形を見て日付を知ること
・五節句、雑節
・その時期の旬な果物や野菜を使った料理、花や鳥 など

二十四節気に関する知識以外にも、月の形から日付を知る方法などの暦と関連性の高い内容が出題されます。

試験の基本情報

受験資格 特になし
受験料 1万円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み(試験期間内に解答し、協会宛に解答用紙を送付)
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価

試験の実施期間は、二十四節気文化コーディネーター認定試験と同じく偶数月の20〜25日の5日間です。

2-3風水心理2級講座| 株式会社スターデーリー「谷口令オフィス」

谷口令氏は、風水心理カウンセラーや出版プロデューサーとしてマルチに活躍している実業家です。
株式会社スターデーリー「谷口令オフィス」では、風水の基礎を学ぶ入門講座や、谷口氏が代表理事を務める「一般社団法人風水心理カウンセリング協会」が認定する風水カウンセラー資格取得のための養成講座など、全4講座が開講されています。

ここでは、二十四節気や暦に関する内容を含む風水心理2級講座について、詳しくご紹介します。

問われる知識

風水心理2級講座は、以下の内容で構成されています。

・風水心理学とは
・陰陽五行
・暦・二十四節気とは
・九星の意味を知る
・自分を知る
・夢が叶う法則 など

自分や家族などの生年月日を、風水・九星気学・心理学を使って徹底的に分析する方法を学びます。

こちらは、あくまで風水心理学についての知識を身につけるための講座です。
二十四節気や暦について学ぶことを目的とするより、得た知識を風水に活かしたい方に向いています。

講座の基本情報

受講資格 風水心理カウンセラー協会(FSCA)への入会
※入会手続き無料
受講料 11万8,600円
※教材費・ディプロマ代・協会登録料を含む
受講申請 インターネットからの申し込み
受講方法 会場(銀座オフィス)/オンライン

講座は2日間、それぞれ5時間ずつ行われます。

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二十四節気資格を取得する3つのメリット

二十四節気資格を取得するメリットは、主に3つあります。

・季節ごとの特徴・気候・行事などを把握できる
・旬の食材に詳しくなれる
・教養が深まる

それぞれ、活かし方も含めて詳しく解説します。

3-1季節ごとの特徴・気候・行事などを把握できる

二十四節気資格を取得することで、24の節気ごとの特徴や気候、行事などの専門的な知識を身につけられます。

季節の花を使った生け花を趣味とされる方や、古くから伝わる季節ごとの風習を大切にされる方にとって、学んだ知識はそれらをより深く楽しむことに役立つでしょう。

3-2旬の食材に詳しくなれる

食卓に並ぶ野菜や魚などの食材は、それぞれの旬にもっとも栄養価が高くなるといわれています。

二十四節気資格取得に必要な知識の中には、季節ごとの旬の食材やそれを活かしたレシピも含まれます。
身につけた食材や調理法に関する知識は、旬のものを使用したレシピ作成が欠かせない料理人や料理教室の講師の職にも活かせるでしょう。

3-3教養が深まる

私たちの生活に浸透している「春分」「秋分」「夏至」「冬至」などを除く二十四節気について、名称や季節の特徴を詳しく説明できる人はそれほど多くないでしょう。

季節に関する話題は、多くの方が共通認識を持つ事柄のひとつです。
二十四節気資格を取得するために身につけた知識は、教養として、目上の方と会話する際や大勢の前に立って挨拶する場面などでも大いに役立つはずです。

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二十四節気資格を活かせる職種4選

二十四節気資格を活かせる職種として、以下の4つが挙げられます。

・カルチャースクール講師
・旬の食材を取り扱う仕事
・ガーデニング・園芸関係の仕事
・観光ガイド

日本文化を伝える講師や、季節感を取り入れることが重要な仕事など、学んだ知識を活かせる職種についてそれぞれ解説します。

4-1カルチャースクール講師

二十四節気資格を取得した方は、「二十四節気文化コーディネーター」や「四季ソムリエ」として、自宅やカルチャースクールで講師活動ができます。

自身が興味を持って学んだ知識を多くの方に伝える仕事は、やりがいのあるものとなるでしょう。

4-2旬の食材を取り扱う仕事

季節ごとの旬の食材についての知識は、旬の食べ物を扱う料理人の仕事や、加工食品の企画・開発にも役立てられます。

季節感のある料理やその時期にしか食べられない食材は、多くの人の心を掴みます。
二十四節気資格は、飲食関連会社への就職・転職や、その道でキャリアアップを目指す方にもおすすめです。

4-3ガーデニング・園芸関係の仕事

二十四節気資格の取得を通じて習得できる季節ごとの花に関する知識は、それぞれの花がもっとも美しく咲く時期を熟知する必要のあるガーデニング・園芸関係の仕事に役立ちます。

フラワーアレンジメントにさり気なく季節の花を添えれば、季節感あふれる仕上がりにお客様の満足度も高まるでしょう。

4-4観光ガイド

二十四節気資格を取得することで、観光ガイドとして歴史ある街を案内する際、季節ごとの催しについて二十四節気の知識を交えて解説できるようになります。

日本には、古くから受け継がれる二十四節気に関する行事が数多くあります。

例えば、京都「吉田神社」の節分祭は、毎年50万人規模の参拝者が訪れることで有名です。
東京・浅草の「浅草寺」の節分会には多くの著名人が参加し、ニュースにも毎年取り上げられています。

なぜその時期に行われるのか、どのような意味があるのかなどを説明できれば、日本の文化に初めて触れる外国人観光客からも喜ばれるでしょう。

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二十四節気資格取得のおすすめ学習法とは

二十四節気資格を取得する知識の身につけ方として、以下の3つの方法があります。

・書籍やインターネット上の情報から学ぶ
・セミナーやイベントに参加する
・通信講座を受講する

メリット・デメリットや、それぞれの方法が向いている方の特徴について解説します。

5-1書籍やインターネット上の情報から学ぶ

書籍やインターネットを使った独学での勉強は、もっとも手軽に始められる方法です。

二十四節気に関する書籍はそれほど多くありませんが、暦に関する本などと一緒に書店に並べられています。
インターネット上でも二十四節気に関する情報は手に入れられるため、これらを利用して学ぶことは可能です。

ただ、膨大な情報量の中から自分で資格取得に必要なポイントを絞り込み、効率的に学ぶことは容易ではありません。
初めて二十四節気について学ぶ方には、ややハードルが高いでしょう。

独学での勉強は、二十四節気に関してある程度知識がある方や、これまで学んできた内容を再確認したい方におすすめです。

5-2セミナーやイベントに参加する

二十四節気に関するセミナーやイベントで学ぶ方法もあります。
初心者向けのセミナーなら、これから勉強を始める方でも気軽に参加できます。

ただ、日程・会場が決められているため、スケジュール調整が難しい方には向いていません。
また単発開催であることが多く、1回の受講で資格取得に必要なすべての知識を習得するのは難しいでしょう。

5-3通信講座を受講する

二十四節気資格を在宅で気軽に取得したい方、自分のスケジュールに合わせて学習を進めたい方には、通信講座の受講がおすすめです。

「SARAスクールジャパン」と「諒設計アーキテクトラーニング」では、ご紹介した「二十四節気文化コーディネーター」と「四季ソムリエ」2資格の学習を同時に進められる講座が開講されています。

さらに、「SARAスクールジャパン・プラチナコース」「諒設計アーキテクトラーニング・スペシャル講座」では、講座修了と課題提出のみで2資格の取得が可能です。
講座修了後、認定試験を受ける必要もありません。

資格取得に必要な知識を効率よく身につけられるため、二十四節気について初めて学ぶ方も安心して受講できます。

二十四節気文化コーディネーター認定試験はこちら
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まとめ

二十四節気資格を取得することで、現代の私たちの生活にも浸透している中国発祥の暦法「二十四節気」について、深い知識を身につけられます。
「旬」に敏感であることが求められる飲食や園芸関係の仕事では、習得した知識を実際に活かせる機会も多いでしょう。

おすすめの二十四節気資格「二十四節気文化コーディネーター」「四季ソムリエ」の両方の取得を目指すなら、「SARAスクールジャパン」「諒設計アーキテクトラーニング」の通信講座がおすすめです。

1日30分ずつ、自分のペースで楽しく学びながら、古くから伝わる季節に関する知識を身につけていきましょう。